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男となんか結婚するつもり無かった。でも子供は欲しかったし更年期でしんどかったから仕方なくその辺の高学歴キモオタと籍入れて子供の1頭くらい立派に育て上げて箔付けたかったけど生まれた子供は障害児でマジ最悪。もういい加減にしてよ!!

 こんにちは、もし美人に生まれてたら絶対AV女優になりたいとまよこ りゃんシーです。究極の女装(笑)

 さて、障害者用グループホームを探しているのですが、なんだか急に怖くなってきました。だって副腎疲労とトランスジェンダーと発達障害と愛着障害と全般性不安障害ぞ? 僕だったら理解できないし受け入れたくない。だから、どうしようか悩み中。賭けに出れるほどもう若くないから、このままでいいのかな…。最悪の環境ではないから。あ、「親から虐待されて潰瘍性大腸炎になった発達障害」という説明なら伝わるかな?

 それに、最近母と話していたときに、「いや~最近体調すっかり良くなったな~たくさん勉強したからな~」と口を滑らせたんです。そしたら母はこう言ったんですよ
「すべて私の祈りのお陰でしょ」と。
 その時僕はハッとなったんですよ。今まで心のどこかで、なんだかんだ言って母は僕を愛してくれているんじゃないか、大切に思ってくれているんじゃないかと信じたかったのかもしれません。だから、母に否定されると傷ついていたのでしょう。期待が外れてしまうから悲しかった。
 でも、気付いてしまった。
 母は僕を愛しているのではないと。
「愛する」と言うことそのものが出来ない。
 母には自分自身と、自分を保つ宗教しかないだと。
 母の中には「前世で犯罪を犯した娘」と、「祈りでそれを浄化させる使命を受けた自分」と、「祈りの力を証明すること」以外にないのだと。
 だから母から離れれば良いのだと、期待しなければいいのだと気付いたら、なんだかすっとラクになった。
 それと同時に、母を否定する気持ちもなくなったと言いますか。
「あれを否定するだけ時間の無駄」と言うか、否定したら母と同じ生き物になってしまう気がしたから、もう関わらないのが一番なんだろうなって本当の意味で気付いた。母を否定させる言動をする僕が悪いのだと。
 18歳の時家を出た時は「このままじゃ母に人生を壊される」という自己防衛だった。それはある意味では僕が未熟だから、他者からの支えを求めて外に飛び出したようなもので。でも結局支えてくれる人なんかいなかったけれど(変な奴に捕まって身ぐるみ剥がされなくて幸運だったとも言える)。
 今はもうそんなものは要らないと言うか、実家にいてもそこまで苦ではなくなってしまったなと。
 なぜなら我が家はそれなりに広いから、顔を合わせないように過ごすこともできなくないですし。それにグループホームに移ったら日中活動が必須だけどこの家にいればお腹や頭が痛い時はボンヤリしていてもいいわけだし。
 そうなるとやはりこの「広い家」のために実家に住み続けるのもアリだよな、なんて思ってしまった自分がいる。
 子供の頃はこの家から出なければ一人前になれないと思っていたけど、結局外に出ても障害で居場所はなかったし。実際、僕は外に居場所はないし。ガスライティングとかじゃなく、現実に。ならもうこの家にいても変わらないのかな?って。

 問題は母のほうなんだよね。カサンドラだか何だか知らないけど、母のメンタルがめちゃくちゃになってヒステリーや解離を起こすときがある。
 このままだと母は病気になるか、僕が殺されるかの二択。問題はそうなると母が施設に入るタイミングが早まるってこと。そうなると出費が嵩んでしまいワンチャン残る可能性のある遺産が全部なくなってしまう…ということ。僕が早めにグループホームに引っ越せば、恐らく母は細く長く穏やかに暮らすに違いない(全部浪費する可能性もあるけど)。そうすれば貯蓄もそこまで減らず後から僕に回ってくる可能性もある。そこが悩み所だ。残るか分からない遺産のために今より狭い部屋に引っ越すか、このまま広い家でストレスを我慢して暮らすか。
 もちろん部屋が狭くても僕をありのままで受け入れてくれる(或いは一切他人と交流しなくて済む)居心地の良いグループホームならそっちに入りたいけれど、そんなのはほぼ無謀かなと思い始めたわけよね~。
 庇護の少ない無関心と庇護の多いモラハラならどちらが幸せか?
 その二択しかないのが悲しいが、それが僕の人生なんだろうな。あ、あと優しいお嫁さんと結婚して専業主夫になれたら最高(笑)

不明が多すぎる。怖い。

 あと最近グループホームの関係でトランスジェンダーをカミングアウトする機会が多いのですが、その時の反応をまとめておこうかな。
 とりあえず3人にカミングアウト。みんな福祉関係の人です。

①男性・中年
「2016年にそんな事言うなんて勇気あるね」
 はい。正確には2013年なんですが上手く伝わらなかった。まだLGBTについて有名でない時期に僕がジェンダー外来に行った事を「勇気がある」と言った事に違和感を覚えました。なるべく良い所を褒めてくれようとしたんだろうなとは思ったんですが、「勇気が無かったら言えない」というレベルのものではなく、「言わなければ生きていけない」というレベルの苦痛だという事が分かっていないと思いました。LGBTと言う言葉が有名になる前にはそんな人達はいなかったとでも言いたげだなと。水面下でみんなずっと苦しんでいたんだよと。流行りに乗って感化されてるだけだとでも?
 いや、て言うかこれは僕が空気読めなかったからなだけかもね。「浮く」ことが理解できないということが分からないと言う部分では発達障害のことが分かってないともいえる。

②(メールだったので性別不明)
「利用者の意思や考えは尊重する方針です」
 これはちょっとひどいかなと思いました。なんだかまるで「もうちょっと食事の味付けを濃くして欲しい」みたいな要望を出したかのよう。苦しんでいる障害だという事がまるで理解できていないなと言う印象ですね。尊重しなかったらそれもう虐待だろ。

③女性・中年
「それでそれはどの程度の……あれなの?」
 この人は別に否定したという感じではなかったんですが、「あ~、『えるじいびいてぃ』ね…」みたいな感じで言われて、戸惑っている感じでしたね。言葉をすご~く濁してくるので、何があれなのかよく分からなかったです。「性自認としてはどのくらい強いの?」って事だったのか…?程度を聞くにもやはり知識がないと分からないですからね。あとこの人疑り深い上に遠回しに言ってきてメチャクチャ発達障害と相性悪い。

 全体的にやはり「苦しんでいる」と言う事が認知されていないと言う印象が強くて残念な感覚です。3人にカミングアウトしただけなのにもう疲れている。もうカミングアウトしたくねぇよお……いっそ戸籍まで変えてからグループホームに引っ越し、という手もあるかなあと思ってる。同居している母さんは大騒ぎするかも知れんが、もう知らん(笑)その方が母さんをびっくりさせなくて済むから良いのかなと思わなくもないような。
 MtFとFtMってかなり感覚として違うなって言うのがあると思うんだよなぁ。同じ「トランスジェンダー」で一括りに出来ないくらい心理的には違う感じがする。L,G,B,MtFとFtMで分けて欲しいくらい。MtFは身体疾患でFtMは脳疾患だと思ってるから(笑)
 前にも書いたかもしれないんですけど、よく「LGBTは仕事に関係ない」とか言いますけど関係大ありだなって。仕事をしている時、本当に性別を全く区別せずに振る舞えていますか?異性とは不必要に馴れ馴れしくしないだとか、逆に同性ならご飯に誘ったり、質問したり話し掛けやすかったり。そんな些細なやりとりが仕事のモチベーションや働きやすさに繋がったりするでしょう? それが全部真逆になったりしてたら、働きづらいに決まってるじゃないですか。ジョークにも笑えないし。連帯感ってあるでしょ?

 カミングアウトしないでまず人となりを見てもらうのが一番良いんだけど、入居中に性別変わったらみんなびっくりするからあらかじめ言っておかないといけなくて。まあ、年金で生かしてもらってる身で贅沢言うなって事は分かってるんですけどね。母親のことを考えたら家を出てあげるのが親孝行ってことも分かるよ。それでもなるべく無理しなくて済む環境に居たいもんです。それとは別に今の社会の様子を知る為にも飛び込んでいきたいなという気持ちもなくはない。そろそろ社会参加したい半面、もう苦しい事はイヤだというジレンマ。でもまあトータルグループホームの方が安心できるからやっぱり引っ越すと思うよ。もう母さんの癇癪に付き合いたくない。ちなみに、発達障害とモラハラ男って同じのものみたいなデマがよくあるけど、案外バカにできないと思った。だって母がそうだもん。やはりASDを隠して渡り合うためにはある程度虚勢を張ることがクセになっていくところはある。だから僕は母を完全に悪人だとは思ってないんだ。それに、モラハラではなく事実って事も実際あるしね(泣)その違いが分からないから社会に出るのが怖いって言うのもあるんだよなー。

 そう言えば最近はすっかり眠れるようになって体調も良くなりました。偏頭痛はあったりなかったりだけど、夜食もジュースでこと足りるようになったし。まあ、ちょっと負荷が掛かるとすぐ元に戻っちゃうんですけどね。最近の入浴剤はこれです。SAVASやはちみつ飴やSOYJOYも効果あるのかな。少~しずつ筋トレも復活しました。あ~早く男性ホルモン打ちたい!ホルモン治療すれば副腎疲労もトランスジェンダーも治るわけだからかなり楽になるはず。でも、だからって社会問題が解決したわけではないから手放しに喜べないよなっていつも思いますよ。どうしたら防げたのかはずっと考えていく必要はあるのかなって…。

 カバー写真は結婚当時の母です。いや、いい加減にしろはこっちの台詞だよ。

 それでは、株式会社バーグハンバーグバーグと面白法人カヤックをつい最近まで混同していたとまよこ りゃんシーでした。

発達障害なりに色々考えて生きてます。応援していただけると嬉しいです。