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やっぱり楽観的な人が好き

楽観的な人は心地がいいし、何よりラクだ。



なんでかというと、個人的には楽観思考の人がリカバリーを促進してくれると思っているからだ。



じゃあ、楽観的な人とはどういった人なのか。



・過去に捉われすぎない

楽観的な人は失敗やミスに対して反省はするが、過剰に捉われすぎることはは少ない。過去のできごとや体験から、未来に対して不安をあまり抱いたりはしない性格している。

・前向きに今を楽しむ

過去にとらわれることなく、未来に対する明るい見通しを持っているので、今を楽しもうという姿勢が強い。これは、楽観的な人のとてもいいところでだ。未来は今の積み重ね、それを直感的に理解して、今を優先して行動できるところが楽観的な人の特徴と言えるだろう。

・自分らしく生きることを大切にしている

楽観的な人は、自分らしくのびのびと生きることを大切にしている
そのため、他人にも自分にも完璧を求めすぎない。仕事においては「目標が達成できればOK」という姿勢を持ち、細かいことよりも、大局的に物を見る傾向があると言える。

・悪いところより、よいところを見る

楽観的な人は、短所やミスに対して寛容。人の悪いところを変に探そうとせず、よいところを見つけるのが上手い。人には得手・不得手が少なからずある。仕事においてそれぞれの長所を活かすことは、チームで働く上でとても重要。お互いの長所に目が向けられると、お互いに敬意を持ったよいチームワークが生まれやすい。楽観的な人がいると、チームが明るい雰囲気で回るようになる。

・何事にも素直

楽観的な人は何事にも素直である。誰かが評価されたり、成功したりした時にその人のことを妬んだり、羨ましがることはない。素直に「おめでとう」「やったね」などと相手のことを褒めることができる。そして、誰かの頑張りを糧にして、自分も頑張ろうと思える人が多い。

・周囲の目を気にしない

楽観的な人は周囲の目をあまり気にせずに生きている。誰かと比較しても意味がないと思っているため「自分は自分、他人は他人」というスタンスだ。そのため、自分にとって楽しいと思えることがあれば周囲にどう思われようが、実行をする。「どう思われるかな」「失敗したら笑われるかも」などという余計な心配はしない。

・感情的にならない

感情的にならないのも楽観的な人の特徴である。嫌なことや不愉快なことがあったとしても「ま、こういうこともあるか」と割り切って考えることができる。さらに、不愉快なことを言われた時に「この人はきっと辛いことがあったからこんな発言をするんだ」などと相手の理解に徹して言葉を受け取ろうとするだろう。そのため、感情が表に出ることがほとんどない。








このような特徴を持つ人である(全て当てはまる必要なし)



私は音楽家という特殊な仕事をしていたので、精神障害の当事者にはなかなか共感や理解を得られない。まあぶっちゃけた話、一般的に非常識なことが、常識としてまかり通っている世界なので、表面的なことしか話せないというのが本音だ。そう思うと腹割って話せる当事者は果たしているのだろうか、という気さえしてくる。



しかも、家族間のトラブルで捕まった武闘派(?)な過去もあるので、話せる内容が限られてくるため、スッキリしない。



最近になって気づいたことだが、クリエイターは意外と精神疾患について理解のある人が多い。
彼らは多様な経験や、多様な価値観を持ち、毎日のように飲み歩き(?)、常識にとらわれない活動をしているため振り幅の広い人が多い。
それでいて素直で自分らしく生きている(感覚派が多いので感情的にはなりやすい)



精神を蝕まれることが珍しくない世界なので、カミングアウトしたところで「多いよね」「俺も」と言われるだけで、特別なにも思われないからラクである。

例えば、以下のような言葉に救われたことがある。

「そんな突き抜けた経験してるんだから、一般的な周りの人が理解できるわけないじゃん。友達なんてできなくない?」

「乱闘したり、捕まったり武闘派やん、ウケる(笑)」

「タダの親子喧嘩じゃん。大袈裟な(笑)」



「あんだけ登ったら、一般的な感覚ではいられなくないか」

生みの苦しみや制作プロセスの大変さ、結果が人生をどう左右するか、デザインであれ、写真であれ、音楽であれ、ジャンルは違えど元クリエイターとして話が嚙み合うことが多い。
そこで葛藤や苦しみを分かち合うことも出来る。
すると、ナチュラルなカミングアウトができているのだ。

今まで何十回とカミングアウトをしてきた経験上、みんなが深刻に考えている問題は、意外と普通の人は笑ってくれたり、受け止めてくれたりする場合も多いんじゃないか、と感じている。



当事者間だけでなく「健常者にカミングアウトをする」なんてあまり重苦しく考えず、フランクに話してみてもいいんじゃないか、と思えるようになった。そのきっかけはクリエイターという同業種からの話だが、このご時世誰しも闇を抱えている可能性は高いこと、構えずともナチュラルに会話の中に取り入れることもアリだ、ということである。


よく福祉従事者風な人から深刻風に「大変だったよね」とか「苦しかったね」「そうなんだ」とか取り繕った言葉や「別に大丈夫でしょ」など興味のない発言に対しては「何がわかる」と思ってきたので、逆に福祉風な人に話してもムダという考えに行き着く。何が足りないのか、恐らくあらゆる面で経験値が足りてない、相手に対して興味を持っていないことだろう。





結果、やっぱり楽観的な人がいいよねと言うのは、カミングアウトしても悲観的には思われないということ、冒頭に書いたようにリカバリー促進を期待できること。そして、なにより一緒にいてラクであるということだ。



頑張りすぎる、神経質、考えすぎ、思い込みが強いなど、そんなことは、笑いながらふっとばしてくれる。



「考え過ぎじゃない、バカじゃないの?(笑)」



なんて言われたら最高じゃないか。


肩の荷が降りる、ラクになる。

悲観的同士もいいという人もいるが、「きっとうまくいくだろう」と物事を捉え、未来に対して明るい見通しや考えを持つことがこれから大事になってくる。そうすると、個人的には楽観的な人が必要であるし、一番合うのではないか、と思っている。



楽観的な人万歳。







最後に、たまに質問を受けるトピックで、音楽の作り方に関することを聞かれますが、まずはヤマハ教室やネットなどで学ばれた方がいいと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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