高咲まみ┆元管理職な駐妻

大手ITでプロダクトマネージャーや組織づくりをしていました。時短で管理職を経験┆24年…

高咲まみ┆元管理職な駐妻

大手ITでプロダクトマネージャーや組織づくりをしていました。時短で管理職を経験┆24年4月駐在帯同でタイへ🇹🇭┆単身赴任のため6y2yワンオペ育児をしながらキャリアコンサルタント合格🌸┆「家族全員が自分の人生を生きる」を考えるひと┆夢は自分の本を出版💐┆23年10月note開始

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    元大手勤務な駐妻のわたしが考える、しあわせなキャリアについて。

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    35歳・限界ワーママの、キラキラもしなければ参考にもならない、それでもわたしにとっては愛おしい日々の記録を集めました。

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固定された記事

ワーママ、会社を辞める

仕事を辞めた。子どもを産んでも「続けたい」と思った仕事を。 わたしの仕事を辞めるまでの逡巡は、いくつかnoteに残している。 わたしは仕事がしたかった。けれど、それ…

(辛口)発信の「かろやかに」「しなやかに」のその先は?

※最初に謝っておきます、すみません。今日の記事はかなりエッジが立ってます。 「かろやかに」「しなやかに」 昨今よく耳にする言葉である。 その先に続く動詞は「生き…

成功者でなくていいから、優しい人でありたい

フリーランス全盛期だ。 会社員として時間を捧げる生活に疲れ、自分の時間を自分でアレンジできるフリーランスに挑戦する人も増えてきた。 みな、「自分らしく生きる」た…

フジコ・ヘミングさんとわたしの夢の残骸と

最初にお話ししておくと、この記事は誰の役にも立たない、わたしの憧れの残骸を昇華するためにあります。それでもよろしければ、ぜひにお付き合い いただけますと幸いです…

【有料noteへの道①】どんな内容にする?

3月のキャリアコンサルタント試験に合格したので、それにまつわる記事を書こうと思っている。 というのも、資格取得を志すにあたり、 ワーママ ワンオペ育児 という立…

ワンオペワーママ、キャリアコンサルタント試験に合格しました

本人が1番驚いているのだけど、表題の通り、キャリアコンサルタント試験に合格しました。 キャリアコンサルタントは国家資格であり、名称独占業務であるため、「キャリア…

会社を辞めると知って声を掛けてくれた人たち

会社を辞める、引っ越しをすると聞いて声をかけてくれるひとは、3種類に分類できる。 ひとつめは、ただの退屈しのぎなだけのひと。 うすら笑いの裏で隠しきれぬ好奇心を…

【卒園】成長が寂しい、なんて失礼だと思っていたけれど

子が、0歳から通った保育園を卒園した。 わたしは捻くれた子供だったので、多感な頃は、世のオトナたちがこの成長を「寂しい」と言うのは、なんて失礼なことだろうと思っ…

辞めた大企業への未練を捨てるためのステップ

「誰もがうらやむ大企業! やめちゃうなんて、もったいない。」 今日も言われた。会社を辞めると報告すると、必ずそう言われる。そのたびわたしは傷つく。そしてちょっと…

「寝かしつけ後に仕事する」とか「子どもが一人で遊び進められる」とか、それがいいのかい?

35歳、総合職、2児のワーママという属性からか、いろんな企業から、いろんな媒体でターゲティングされる。 たとえば、転職サイト。「フルリモート・フルフレックスの企業…

管理職まで経験したのに。仕事を辞めたくない、

退職まで3週間を切った。走り抜けてきた社会人生活に、一区切りをつける。 わたしは一時期、ワーママ管理職だったことがあった。 その時のことは、思い出したくもない。…

変化を強いられるべきは子どもじゃなくて大人の方だろう

今日、流れてきたEテレの「あおきいろ」の歌を聴いてビックリした。 内容はうろ覚えなのだけど、 (小学生の男の子の視点) なぜあの子はいつもだらしないのだろう 宿…

自分の首を絞めようが、真面目で責任感あるわたしが好き

知人が、勤めている会社の商品を安く買えると案内をくれた。バラ売りではなくセット売りだ。 それぞれが、自分の欲しい個数を連絡する。知人は、これを集計して、セット売…

【京アニ事件】なんのために生まれてきたのだろう。「普通の人」を生きる権利を考える

お昼過ぎだった。わたしはスマホで、子どもに買い与える絵本を血眼になって探していた。新聞アプリの通知が飛び込んでくる。「京アニ事件 青葉被告に死刑判決」。 わたし…

「キャリア=投入可能な時間」という呪縛から逃れられない話と、早起きの話

妻がキャリアを積んでてすごい、という記事を見た。 わたしは最初、かっこいいなと思ったが、途中から「妻」を「夫」に読み替えてみた。アレ? まんま、自分のキャリアを…

【ワーママ資格取得】社会に出てから学ぶ楽しさ

ワンオペ育児をしている2児のワーママですが、秋口から、国家資格キャリアコンサルタントを取得すべく、資格学校に通いました。 これが、すごく楽しかったのです。 今まで…

ワーママ、会社を辞める

ワーママ、会社を辞める

仕事を辞めた。子どもを産んでも「続けたい」と思った仕事を。

わたしの仕事を辞めるまでの逡巡は、いくつかnoteに残している。

わたしは仕事がしたかった。けれど、それについては、もういい。

自分の中で整理がついたし、わたしのこの気持ちを「わかってもらいたいひと」たちには、十分に伝わって、労ってもらえたから。

「仕事を辞めたくない」と思っている限りは、前に進めないのが理解できたというのも大きい

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(辛口)発信の「かろやかに」「しなやかに」のその先は?

(辛口)発信の「かろやかに」「しなやかに」のその先は?

※最初に謝っておきます、すみません。今日の記事はかなりエッジが立ってます。

「かろやかに」「しなやかに」 昨今よく耳にする言葉である。
その先に続く動詞は「生きる」が多い。生きるためにはお金が必要なので、「かろやかに」「しなやかに」生きる、と「挑戦」や「副業」は相性が良い。

ここに、またしてもわたしのひねくれアンテナが立ってしまった(毎度スミマセン…)。

「かろやかに」「しなやかに」という言

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成功者でなくていいから、優しい人でありたい

成功者でなくていいから、優しい人でありたい

フリーランス全盛期だ。

会社員として時間を捧げる生活に疲れ、自分の時間を自分でアレンジできるフリーランスに挑戦する人も増えてきた。
みな、「自分らしく生きる」ために必死なのだ。

そして、一億総発信時代でもあるので、昔なら成功者の思考に触れることがなかった一般庶民のわたしのような者にさえ、彼らの発信が届くようになった。

多くのフォロワーを擁するような並外れた成功者は、どちらかというと「強い」方

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フジコ・ヘミングさんとわたしの夢の残骸と

フジコ・ヘミングさんとわたしの夢の残骸と

最初にお話ししておくと、この記事は誰の役にも立たない、わたしの憧れの残骸を昇華するためにあります。それでもよろしければ、ぜひにお付き合い
いただけますと幸いです。

下北沢を、謎の布切れがたくさんついたお洋服を来て歩くおばあさん。わたしの目に映った、テレビ越しのフジコ・ヘミングさんの姿だ。

わたしが見たのは、人気に火がつくきっかけとなったドキュメンタリー。ピアニストの母を持ち、藝大に進学するも不

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【有料noteへの道①】どんな内容にする?

【有料noteへの道①】どんな内容にする?

3月のキャリアコンサルタント試験に合格したので、それにまつわる記事を書こうと思っている。

というのも、資格取得を志すにあたり、

ワーママ

ワンオペ育児

という立場でこの資格(ないし、この資格に限定せずとも)を目指そうとしているロールモデルが少なすぎたからだ。

わたしは「本当にやりきれるのか?」「合格できず、お金の無駄になるのでは?」と不安だった。

だから、ちゃんと自分がやり切れると自信

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ワンオペワーママ、キャリアコンサルタント試験に合格しました

ワンオペワーママ、キャリアコンサルタント試験に合格しました

本人が1番驚いているのだけど、表題の通り、キャリアコンサルタント試験に合格しました。

キャリアコンサルタントは国家資格であり、名称独占業務であるため、「キャリアコンサルタント名簿」に登録されなければ名乗ることができません。

そのため、まだ合格しただけのわたしは厳密にいえば現時点ではキャリアコンサルタントではないのですが、今から身の引き締まる思いです。

実技試験がボロボロすぎて「絶対落ちてるわ

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会社を辞めると知って声を掛けてくれた人たち

会社を辞めると知って声を掛けてくれた人たち

会社を辞める、引っ越しをすると聞いて声をかけてくれるひとは、3種類に分類できる。

ひとつめは、ただの退屈しのぎなだけのひと。

うすら笑いの裏で隠しきれぬ好奇心をむくむくとさせて、「次,どうするの?」と聞いてくる。

こういう人は、わたしのことをただのコンテンツだと思っている。つまらない会社生活のスパイスのひとつ。そうしてきっと噂になるだけだし、そもそも消費されるのはまっぴらごめんだから、わたし

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【卒園】成長が寂しい、なんて失礼だと思っていたけれど

【卒園】成長が寂しい、なんて失礼だと思っていたけれど

子が、0歳から通った保育園を卒園した。

わたしは捻くれた子供だったので、多感な頃は、世のオトナたちがこの成長を「寂しい」と言うのは、なんて失礼なことだろうと思っていた。

それって、これからのわたしたちを否定することだし、幼い方がかわいい、もっと言うと、御し易いという大人のずるく幼稚な考えが透けて見えるような気がして。

だからわたしは、自分の子どもにはそう言わぬように育ててきたつもり。

だけ

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辞めた大企業への未練を捨てるためのステップ

辞めた大企業への未練を捨てるためのステップ

「誰もがうらやむ大企業! やめちゃうなんて、もったいない。」

今日も言われた。会社を辞めると報告すると、必ずそう言われる。そのたびわたしは傷つく。そしてちょっと苛立って、でもそれは悟られないようにして、「そうなんです、でも、家族がそろう方を選びました」と笑う。

声をかける方は、純粋に残念がる気持ちと、そんな会社に勤めてきたわたしのことを褒めてくださっているのだと思う。だから苛立ちたくないし、そ

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「寝かしつけ後に仕事する」とか「子どもが一人で遊び進められる」とか、それがいいのかい?

「寝かしつけ後に仕事する」とか「子どもが一人で遊び進められる」とか、それがいいのかい?

35歳、総合職、2児のワーママという属性からか、いろんな企業から、いろんな媒体でターゲティングされる。

たとえば、転職サイト。「フルリモート・フルフレックスの企業に転職。子どもを寝かしつけた後に1時間仕事をすることで、時短勤務ではなくフルタイム勤務を実現」というストーリー。

わたしは、これを読んで「んんっ?」と思ってしまった。これは、実は、5年前のわたしと同じである。

次に、子ども向け通信教

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管理職まで経験したのに。仕事を辞めたくない、

管理職まで経験したのに。仕事を辞めたくない、

退職まで3週間を切った。走り抜けてきた社会人生活に、一区切りをつける。

わたしは一時期、ワーママ管理職だったことがあった。 その時のことは、思い出したくもない。今はまだわたしの「黒歴史」だ。

このままだとわたしの家庭が壊れてしまうと思い、自らダウングレードを願い出た。そしてそれからは、ヒッソリと過ごした。夢を見なかった。

第二子出産後、部の顔ぶれや仕事の進め方がまるっきり変わってしまい、別の

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変化を強いられるべきは子どもじゃなくて大人の方だろう

変化を強いられるべきは子どもじゃなくて大人の方だろう

今日、流れてきたEテレの「あおきいろ」の歌を聴いてビックリした。

内容はうろ覚えなのだけど、

(小学生の男の子の視点)

なぜあの子はいつもだらしないのだろう

宿題はしてこないし

授業中は寝ているし

(指摘された女の子の視点)

今日も宿題ができなかった

家に帰ったら料理に洗濯

弟のお世話もしなくちゃいけない

授業を受けたいのに、眠気が……

(俯瞰して)

見えるだけがすべてじゃ

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自分の首を絞めようが、真面目で責任感あるわたしが好き

自分の首を絞めようが、真面目で責任感あるわたしが好き

知人が、勤めている会社の商品を安く買えると案内をくれた。バラ売りではなくセット売りだ。

それぞれが、自分の欲しい個数を連絡する。知人は、これを集計して、セット売りの個数に当てはまるか計算し、セットにならなければ調整する必要がある。

せっかく善意で案内をしてくれたのに、そんな雑務までさせるのは申し訳ない。わたしは、集計・調整・購入の指示までを買って出た。

週末の夫とのテレビ電話。わたしは集計す

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【京アニ事件】なんのために生まれてきたのだろう。「普通の人」を生きる権利を考える

【京アニ事件】なんのために生まれてきたのだろう。「普通の人」を生きる権利を考える

お昼過ぎだった。わたしはスマホで、子どもに買い与える絵本を血眼になって探していた。新聞アプリの通知が飛び込んでくる。「京アニ事件 青葉被告に死刑判決」。

わたしは、裁判が始まるにあたり企画された、朝日新聞の連載「螺旋 ルポ青葉真司被告」を読んでいた。
第1部では被告の生い立ちから、なぜ事件に至ったかが詳細に書かれ、第2部では、「無敵の人」を生み出さないために社会ができることを有識者に取材していた

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「キャリア=投入可能な時間」という呪縛から逃れられない話と、早起きの話

「キャリア=投入可能な時間」という呪縛から逃れられない話と、早起きの話

妻がキャリアを積んでてすごい、という記事を見た。
わたしは最初、かっこいいなと思ったが、途中から「妻」を「夫」に読み替えてみた。アレ? まんま、自分のキャリアを犠牲にする平成の妻と同じやんけ。

わたしがモヤモヤしたのは、キャリアを積むことは仕事を通してのみ達成せらると言わんばかりの記事だったからだ。

わたしは、「キャリア」とは、本人が満足する生き方のことを指しており、肩書や職業のことではないと

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【ワーママ資格取得】社会に出てから学ぶ楽しさ

【ワーママ資格取得】社会に出てから学ぶ楽しさ

ワンオペ育児をしている2児のワーママですが、秋口から、国家資格キャリアコンサルタントを取得すべく、資格学校に通いました。
これが、すごく楽しかったのです。

今まで、なんとなく「大人のまなび」に興味があったものの、色々と理由をつけて一歩踏み出せずにいました。

今回、夫の転勤がきっかけとなって、ようやく資格取得への門扉を開いてみたのですが、これがとても楽しく、わたしの生活の張り合いになりました。

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