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中国終わった

10/22 秋の党大会にて初となる同じトップが3期目突入が決定しました。
きな臭いこともあり中国の先行きは曇りどころか嵐のような状態となることがほぼ確定した形になります。

まず今回の流れをまとめると

中国では2期までしか党首(トップ)を継続できない決まりだったけど習近平首席は2期目に強権で勝手にこの制度を取っ払ってしまった。
どうみてもトップの権力集中。
そして結局 22.10.22の党首が決まる会で習近平氏が続投することになった。

習近平氏の前の首相である胡錦涛こきんとう前主席をみんなで決議をしようというタイミングで会場から追い出してしまう。
トップの下の7人の側近も習近平のイエスマンのみで構成。

………

これが中国が終わった理由です。
めちゃくちゃ分かりやすい独裁政党が誕生しました。

ちなみにトップ絵の困り顔で立ってるのが胡錦涛前首相です。
右下が習近平首席。

動画で党大会の様子を観てみると一目瞭然なのですが、追い出された胡錦涛氏はスタッフの退室指示に対してとても怪訝な表情で拒んでいました。
世間では完全な締め出しと見なされていましたが、中国当局は「体調不良で隣りの部屋に退室した、今は回復している」と発表。
体調不良ならなんで自分のマネージャーやらは行動制限させられて会場スタッフが強制的に移動させたんですかね?

更に経済に強いNo.2だった李克強りこっきょう首相も7人の側近から外されました。
胡錦涛こきんとう氏も李克強りこっきょう氏も経済発展を望みつつも世界との協力体制を進めて中国人民の生活を守りたい派の人たちです。

もう完全に習近平首席の独裁が始まります。
中国版プーチンみたいな存在になってきました。

彼は台湾には武力は惜しまないと断言していて、ゼロコロナも続けると言っています。

       ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

こんな記事もあります。

中国はロシアから大量の小麦を買い取り全世界の5割は保有していると言われています。
いくら中国人口が多いからといっても異常な食料の量です。
ロシアは戦争のせいで売れる場所も限られているので中国は安く買い叩きまくっています。

そして中国国内におけるコンビニの急増
中国人口がいくら多いからと言ってもなんでそんなに必要…?
コンビニは生活物資や食料を揃えやすくオペレーションに使いやすいので、物資保管の駐屯地…もしくは詰め所?兵士の一時的な宿泊施設?それらに活用する算段でもあるのでしょうか?
…ということはなにか食料が大量に必要になる事態を想定しているということです。

コンビニの数はこれから更に増やしていく予定と中国当局は言っています。
もちろん住民の為とか生活インフレの向上とかそれっぽい理由も足しています。

自国で完結できる状態を整えている…つまり制裁を食らっても自国で食料や生活物資の生産も補える状況を着々と進めているとも言えます。

3-5月の北京のロックダウンも世界から孤立してしまった時の状況を想定した模擬訓練だったのではないかとの見方もあります。

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なんかもう常人の思考では理解不能な境地に至っている気がしますよね。

ただアメリカによる対中戦略により中国の経済はガタガタです。
アメリカからしてみれば、中途半端にゴマすりされても逆に制裁しづらいので経済に弱く変な政策も平気で進めてしまう習近平首席がトップのままの方が相手しやすいので歓迎しているのではないかと皮肉られたりもします。

それがアメリカが全て中国の方向を誘導しているという陰謀論に繋がっていて、それを信じている人も一定数いる気がします。

絶対にないとも言えませんが…どうなんでしょうね。
自分程度の頭で結論を出すのは難しいです。

なので憶測でなく事実ベースで考えてみましょう。

党大会により習近平体制が確立したのは確かです。
そして彼はゼロコロナ政策を継続するという中国市民にとって地獄のようなことを言っています。
外国は中国に進出するとロックダウンされて工場が止められるリスクがあるから中国に入りづらいし中国の人は外国に逃げていっています。
中国語が通じるシンガポールや、治安の良い日本も逃げ場の対象の1つです。

中国の14億の市民の為ではなく自分の為に政策を決定しているのは明らかです。

自分を守りたい。
毛沢東のようになりたい。
台湾を統一したい。
自分の言う通りに中国を動かしたい。
アメリカを抑えて中国中心の世界にしたい。

すでに習近平首席がどれだけ優秀な指導者なのかを教える教育プログラムが開始しています。
兵士を増強する為の訓練も急増しています。
そうして訓練された貧しくて戦争に行くしかない10代後半~50代の人たちがロシア同様 戦場に送られるのでしょうか。

どう考えてもどこかで武力行使を実施しようとしているとしか思えない違和感だらけの動きがあまりにも多すぎます。
「中国は終わった」と見なしても言い過ぎではない気がします。

ロシアとウクライナの二の舞にならないように上記のような未来になる前に未然に防ぐ流れになることを祈っています。

今回はこんなところでノシ

メルカ

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