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Webライティング│Web-Writing

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Webライティングに役立つ情報、Webツールや書き方を紹介します。
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記事一覧

Webライティングの世界的名著が衝撃的だった話

Webライティングの世界的名著が衝撃的だった話

「えっ、1979年から?!Webが誕生したのは1991年なのに!」

今回は、1979年から活躍されているジニー・レディッシュ氏のご著書、Webライティングの世界的名著である『言葉を手放せ』をご紹介します。

実際のタイトル『Letting Go of the Words』。
残念ながら日本語版はありません。

■ この記事を書いている人
Webコンサルタントで、大学の非常勤講師。
大学ではWeb

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Webの文章はなぜ字下げしないのか?デザインの観点から考えてみた

Webの文章はなぜ字下げしないのか?デザインの観点から考えてみた

Webの文章って字下げしないことが多いですよね!
字下げとは、段落の頭に1文字分の空白を入れて文章を下げることです。

質問「Webの文章はなぜ字下げしないのか?」

答え「デザインの法則に反するからです」

そもそも「日本語ではなぜ字下げするのか」について述べてから、「デザインの法則に反する」の意味を解説します。

最後に、新聞社のニュースサイトが字下げする傾向にある理由についても新聞記者さんに

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許可なく公開?著作権を侵害しないWebライティングQ&A

許可なく公開?著作権を侵害しないWebライティングQ&A

[2024/2/5追記] 一箇所誤解を招く表現の箇所がありましたので、訂正しています(該当箇所に記載)。

AIは人間の著作物の集まり。
AI時代、著作権への関心が高まっています。

いただく質問のなかで一番多いのは著作権関係です。

著作権を侵害しないWebライティング、この堅い話題を明るく語りたい!

私はWebコンサルタントで、大学の非常勤講師をしています。
大学ではWebライティングの講義

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【専門家が解説】ChatGPTの安全なWebライティング活用法(2023年7月)

【専門家が解説】ChatGPTの安全なWebライティング活用法(2023年7月)

「ChatGPTの使用で機密情報が漏れたってニュースあったよね」

「ChatGPTはネット上の文章や画像がベースだけど、著作権は大丈夫なのかな?」

「ChatGPTって間違った情報も言うことあるよね」

「うーん、ChatGPTを安全に使う方法ってないのかな?」

あります!!

■ この記事を書いている人
Webコンサルタントで、大学の非常勤講師。
大学ではWebライティングの講義を受け持っ

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Notion AIで文章力を上げる3つの方法

Notion AIで文章力を上げる3つの方法

前回の「AI時代の文章、誰が書いているかが重要になる」に多くのマガジン登録、Twitterシェアをいただき、ありがとうございました!
励みになります!

今回は後半編です。

私はWebコンサルタントで、大学の非常勤講師をしています。
大学ではWebライティングの講義を受け持っています。

前回、ライティングは人間が担当した方がよいと述べましたが、AIツールを否定しているわけではありません。

A

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AI時代の文章、誰が書いているかが重要になる

AI時代の文章、誰が書いているかが重要になる

前回ChatGPTの記事を公開したところ、多くのマガジン登録、Twitterシェアをいただき、ありがとうございました!

きつね0号@あおさんにはnoteで取り上げていただき、ありがとうございます!

ChatGPTなどのAIツールによる文章作成が世間をにぎわせている今。

アメリカの学校ではすでにChatGPTの使用が禁止されています。
国際会議ではChatGPTなどのAIツールで科学論文を書く

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接続詞の使い方3つのポイント!Webと紙の違い

接続詞の使い方3つのポイント!Webと紙の違い

「Webでは接続詞をどう扱ったらいいの?」

「紙の文章を書くときは文章のつながりがわかるように接続詞を入れるようにしているけど、Webの文章には接続詞があまりない」

「Web文章の接続詞の使い方を教えて」

接続詞について、いただいたご質問に回答します!

■ この記事を書いている人
Webコンサルタントで、大学の非常勤講師。
大学ではWebライティングの講義を受け持っています。

1. 結論

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官公庁でWebライティングの研修をしてきました

官公庁でWebライティングの研修をしてきました

ほとんどの官公庁がWebサイトを持つ時代、noteを使って情報発信するところも増えています。

各部署の担当者がnoteを書く風潮も広まりつつある今。
情報発信力、表現力が個人に委ねられる時代になったともいえるでしょう。

■ この記事を書いている人
Webコンサルタントで、大学の非常勤講師。
大学ではWebライティングの講義を受け持っています。

プロフィール(2023年2月更新)>

公務員一

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話題の人工知能「ChatGPT」は文章力が高いってホント?

話題の人工知能「ChatGPT」は文章力が高いってホント?

2022年11月30日、アメリカのOpenAI社が人工知能「Chat(チャット)GPT」をリリース。
ユーザ数は2カ月間で1億人に達し、日本でも話題になっています。

ChatGPTに対抗し、2月6日、GoogleのCEOが類似サービス「Bard(バード)」を数週間以内にリリースすると公表しました。

使用した感想をレビューしている人、多いですよね。
私も実際に文章を書いてもらってみたので、文字が

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なぜWebの文章は「改行・空白行」が多いと読みやすいとされているのか?

なぜWebの文章は「改行・空白行」が多いと読みやすいとされているのか?

空白について書いた過去記事に、たくさんのスキ、コメントをいただき、ありがとうございました!
今年一番スキをいただいた記事です。

▼「なぜWebの文章は空白が多いのに、紙の文章は空白が少ないのか?」(2022年3月公開)

現在に至るまでお問い合わせをいただくことが多いので、今回、いただいたお問い合わせにお答えします。

なぜWebの文章は空白が多いと読みやすいとされているのか?

読みやすいと感

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一文の長さは平均「30~40文字」、では読みやすい文字数は?

一文の長さは平均「30~40文字」、では読みやすい文字数は?

今年5月に「 一文の長さはなぜ「40~60文字」が読みやすいとされているのか?心理学者が提唱」を公開したところ、note公式さんに紹介いただき、大変読まれる記事になりました。

<前回までのまとめ>

読みやすい文の長さについて、多くの書籍で「一文40~60文字」と記されている。

なぜそう言えるのか根拠を調べてみたところ、1960年代、心理学者が導き出した数字と判明。

現在に即した文字数は不明

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文章力を上げる意外な本1選!知らないと損する至極の一冊

文章力を上げる意外な本1選!知らないと損する至極の一冊

文章力を上げる至極の一冊。

みんなが「そりゃそうだ」と思う本。

でも、すすめられても誰も読まない本。

それは、「中学国語」の教科書です。

「大人で国語の教科書を読む人なんているのかな?」
はい、ここにいます!

国語教育やIT教育に興味のある方と、このnoteを通じてつながれたらうれしいです。

この半年間、私が国語の教科書を使って勉強して気づいたことを紹介しましょう。

■ この記事を書

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Google検索で上位表示させる3つのポイント

Google検索で上位表示させる3つのポイント

「Webライティングと紙媒体の書き方の違いって何だろう?」

Webと紙の違いとして、真っ先に思い浮かぶこと、それはWebには「検索エンジン」があることです。

紙媒体は、レポート、新聞、雑誌等、手渡しで渡すことができます。

Webは紙のように手渡しできず、Webページまで来てもらう必要があります。

いまこうしているうちにも多くの情報がWebに公開されていっています。
情報過多のなかで、まず記

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【2022年】無料文字起こしツール第1位「YouTube」の簡単な使い方を解説

【2022年】無料文字起こしツール第1位「YouTube」の簡単な使い方を解説

「インタビューするときに、音声をリアルタイムで文字起こしして保存する方法はないだろうか?」

過去に、文字起こしツールであるGoogleアプリ「レコーダー」を紹介したところ、最も読まれる記事の一つになりました。

レコーダーは最強文字起こしツールですが、GooglePixel以外のスマートフォンでは使えないのが難点です。

【2022年】Google文字起こしアプリ「レコーダー」の使い方>

そこ

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