人生の電源を切りたい。
昨日は床で目覚めて、あとは泣いて一日が終わった。何もできなかった。死ぬことだけ考えていた。傷付いた。パニックになった。薬を規定の範囲で最大量飲んだが、あまり効かなかった。あんなもんラムネである。
頭が働かない。何も考えたくない。救われたい。愛されたい。私が唯一だって人に守られたい。全肯定されたい。子供みたいに甘やかされたい。心に穴が空いていて満たされない。
私は賢くない。簡単なことも分からないし覚えていられない。でも愛嬌のあるポンコツとして振る舞うこともできない。かわいげがない。理解もされない。普通にしてるだけで否定される。
人から着物をもらって「これは夏に着る着物であろう。夏まで生きていようと思った」と太宰が書いたような、生き延びるための取っ掛かりが必要なのかもしれない。
とりあえず、死ぬ前に来月と夏にあるライブに行かなくちゃ。3回ある。あとお茶の試飲会のイベントに行きたい。その後はどうでもよい。
でも正直、ライブ行きたいより、お茶飲みに行きたいより、人生の電源切りたいの方が勝っている。もう辛い。耐えたくない。ずっとずっと辛い。いつまで辛いんだろう。もうやだなあ。そろそろ誰か助けてくれ。
見聞きする何もかもが自分の傷口を抉るものに思えて、先回りして否定する心の中の言葉の方が余程安らぎに思えることがある。
自分を否定する。世界を否定する。暗い森の中に閉じこもる。
否定は盾でバリアみたいなものだ。私が作り出す否定だけが私を守ってくれるなら、どうしたらいいんだろう。
私には価値がない。誰も私に興味がない。必要とされていない。対価やメリットを与えられないなら捨てられるだけ。そんな言葉を繰り返す。
最初から全てが私に興味がないとすっかり決め付けた方が安心なのかもしれない。初めから興味を持たれていないなら、見捨てられもしないから……。
結局元から弱すぎるメンタルで生まれてしまった時点でいろいろと詰んでいる。鍛えれば強くなるなんて嘘だぞ。ゴミとか死ねとか言われたり陰口叩かれたりいじめたりされてたけど強くなんてなんなかった。今だって傷ついてる。私は7歳からずっと自分の電源を切りたい。
7歳で鬱になった。
14でやっと一人で外に出られるようになった。
20歳超えてようやく初めてまともに人と話すようになった(ただしネットだが)
でもなんか、もう疲れた。
もういいので終わりたい。私がいなくなって心底困る人なんていないだろ。私は誰の一番でもないんだから。
こんな時人は自傷とかするんだろうが、生憎私はその手段を持っていない。ワンクッションも挟まず一直線に終わることを考える。自分の電源を切ることを。
死ぬ前にやることリストを前に作った。
でも内容はもう思い出せない。どうでもいいことしか書いてなかったのかもしれない。死ぬ前になにをしなかったら後悔するか。真面目に考える時が来ているんだろうか。
私は死に幻想を抱いている。
結婚したらそれだけで幸せになれると信じている人みたいに。
人がお酒やタバコやギャンブルや異性に逃げるように、死に逃げたがっている。死をオアシスか何かだと思っている……。
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