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満員電車に揉まれた日は、朝淹れたコーヒーが気持ちを軽くしてくれる


金曜日の朝、山手線が遅れていた。

電車の遅延によって、渋谷駅の構内は人で溢れかえり、電車から吐き出された人の波と、電車になだれ込んでいく人の波が交錯していた。


私は、満員電車が苦手だ。和歌山の田舎町で育った私は、18年間満員電車とは無縁の生活をしてきた。高校までは約10km、自転車で50分くらいかけて毎日通学していたが、心が荒むことはなかった。

そんな私も社会人になり東京に出てきて、満員電車に乗らざるを得ない生活をすることになった。9:30始業の会社で働いているため、普段はぎゅうぎゅうの満員になることは少ないが、電車が遅れた日は別物。そんな日は、朝から心が疲弊する。先週の金曜日もそうだった。


そんな私の心を軽くしてくれたのが、マイボトルに入れて持って行っていくことが習慣になりつつあるコーヒー。ガツンと苦いコーヒーではなく、マイルドでフルーティーな浅煎りのコーヒー。席についてひとまず、コーヒーを飲んで一息つくと、人ごみでやつれた心が不思議とふわっと軽くなった。

飲み物一つで、こんなにもメンタルヘルスを回復できるんだとびっくりした。

そういえば、仕事がうまくいかないときも、いい方法がわからなくてモヤモヤしたときも、美味しいコーヒーを飲んで一息ついてたっけ。


朝起きて朝ごはんを食べたあと、豆を挽いてドリップして、コーヒーを淹れる。そんな簡単なことで、東京の電車で消耗した心は洗われるし、仕事に向き合う前向きな気持ちは戻ってくる。

だから私は明日も、コーヒーを淹れる。

心がどんより曇らないように、そして、曇ってしまったときでも回復できるように。

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Asuka Sakata

好きなものをつらつら書き連ねるnote。カルチャー全般や旅、ライフスタイルから、CXや移民問題など興味は広がる一方。 コーヒー、紅茶、音楽、映画、古着、食、本、インテリア、アウトドア、ゆるいイラスト、手書き文字、写真、旅、ゲストハウス、言語、デザイン、CX、移民、多文化というやつ
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