唯乃なない

小説家になろうに時々変な小説を投稿している人。

唯乃なない

小説家になろうに時々変な小説を投稿している人。

最近の記事

小説家になろうの作品をKindle Unlimitedで出版しようとして挫折した話

なんでもいいからKindleで出版してみたくなって、手っ取り早く自分の小説を出版しようとした。 無料で公開している作品だからKindle上でも無料で読めるように、Kindle Unlimitedを設定しようとした。そうすればUnlimited会員なら無料で読める。 そうすることによって、なろうと同じ作品を「綺麗な縦書き」で金銭負担無くスマホで読めるので作者にとても読者にとってもWIN-WINだ! でも、無理だった・・・ Kindle Unlimitedを設定するための条件K

    • 文章を書くということ

      ものすごく久しぶりにnoteからの通知メールがあり、noteというものの存在を思い出した。 以前はちょこちょこ小説についてnoteに書いていたのだが、書くネタが無くなってしまってすっかり忘れていた。 ちょうどもやもやする気分であり、文章を書くことでちょっとすっきりする気がして記事を書いてみることにする。 小説に限らず、書くことを仕事にしていない人にとって書き物というのはいわば暇つぶしである。 暇つぶしであるからして、書かなくて良さそうな物だが、どうもそうでもないらしい

      • なない的人工知能論 「心の社会」

        本を片付けようとして目を通していると、マーヴィンミンスキーの「心の社会」に目がとまった。 捨てる前にもう一度目を通そうとしたら、いろいろとアイディアが浮かんだのでここに書いておく。 エージェント→パラメータ拘束 そもそもこの本の内容を知らない人が読んでもわけわからめ、だと思うので簡単に本の内容を書いておきたい。 といっても、それを1から書いていくと本を全部説明することになってしまうので、ものすごく簡単に書く。 この本では「心」はエージェントの塊だと考えている。 「紅

        • 主人公の設計について

          ものすごく変な作品を書いている状態なのだが、ついにスランプがやってきた。 そこで、ちょっと小説ネタの論理的な面について考えたことを書いてみる。 主人公の外見や生い立ちはご自由に 実は今回はここについてはなにも言う気はない。 どんな外見でもいいし、どんな年齢でもいいし、どんな生い立ちでもいいと思う。 というか、ここは作者としては譲れないところだと思うので、あれこれ言う気はない。 主人公の目的について物語を書くのであれば、主人公の目的はあった方がいい。 主人公の目的が

        小説家になろうの作品をKindle Unlimitedで出版しようとして挫折した話

          小説家になろうでPV数を稼ぐ方法 その1

          せっかく掲載しているなら、PVを稼ぎたいのは作者として当たり前。 そこで意外とみんなが書いていないPV稼ぎについて書いていこうと思う。 といっても、別に不正でもなんでもない。 大前提 無名な作者の場合、自分のメディアで作品を宣伝しても見ている人が居ないので効果はほとんど期待できない。 つまり、アクセスの流入元は、なろう内の「新着」と「ランキング」しか期待できない。 その前提で書いていく。 長期連載しよう まずはこれ! 意外とやっていない人が居る。 というか、自

          小説家になろうでPV数を稼ぐ方法 その1

          読者は主人公に関係ないことには興味が無い

          ふと前に書いた自分の作品を見てみようと思って、久しぶりに開いてみた。 「この転生系クソラノベにはヒロインが居ません」という1-2ヶ月前に書き終えた作品なのだが、読んでみると普通に忘れている。 忘れていると言うことは他人の視点で読めると言うことであり、あらたな発見があるはずだ。 そして、読んでみて、細かいところには気がつく物の基本的にはすらすらと読めた。 ところが、だ。 あるところに来て、突然、物語を追えなくなった。 それはなにかというと、じいさんが突然変な昔話を始

          読者は主人公に関係ないことには興味が無い

          小説の「雰囲気」を伝えることは大変難しい

          ここのところnoteを書けていなかったので、これが2020年最初の投稿である。 今回書きたいのは、小説の雰囲気を伝えること。 これは技術論や抽象論ではなく、『読者に読んでもらう』ために必要なことだ。 小説の「雰囲気」とは?小説の雰囲気というのは造語なので、最初に説明しておく。 ものすごく簡単に言ってしまえば、「ジャンル」のような物だ。 でも、『SF』『歴史物』『コメディ』のような分類ではなくもっともっと細かい分類だ。 『学園のような同年代のキャラがたくさんいる空間

          小説の「雰囲気」を伝えることは大変難しい

          マンガの1ページって小説の何文字?

          という疑問に突き当たった。 マンガは一冊一瞬で読み終わり、小説は一冊読むのにそれなりに時間がかかる。 体感的にはマンガの密度は小説の1/4から1/6程度だと感じている。 もちろん、作品によって書き込みも全然違うので一概には言えないだろう。 しかし、実験してみたくなったのでやってみた。 漫画の冒頭6ページをテキスト化してみた「マンガワン」で「魔女は死にたがり」という作品を読んだ直後だったで、ちょうどその漫画の冒頭6ページ分をテキストにしてみた。 といっても、セリフだ

          マンガの1ページって小説の何文字?

          どうも私は「発見者」らしい

          人生の停滞感について書こうとして、つらつらと考えていたところ、私は発見者タイプであることに思い至った。 こう書いても何を言っているか分からないと思うが、順を追って書いていきたいと思う。 人生の充実感を感じるとき生きていて充実感を感じるのはどんなときだろうか。 それは人によって違うだろう。 ゆったりと雰囲気のいい場所で雰囲気を楽しんでいるときという人も居るだろう。 バリバリ仕事をしているときという人も居るだろう。 あるいは、子供の世話をしているときと言う人も居るだろ

          どうも私は「発見者」らしい

          小説を書くにはテーピングをしよう

          小説を書く皆さん、あるいは大量の文章を書かないと行けない皆さん、キーボードを大量に打つのはつらくないだろうか。 自分としても非常につらく、これまで様々な対策を取ってきたので、それをちょっとまとめよう。 というか、昨日は小説を書いていたためnoteを書けずに、今日もあまり余裕がないので長文を書けないのだ。 複雑な論を語れないので、こういう話でお茶を濁すことにした。 しかし、役にたつはず。 キーボードは良い物を使えまずはここからである。 指の弱い人が動きが渋くていちい

          小説を書くにはテーピングをしよう

          「飽きる」ことは「継続」の敵であり「新規」の味方である

          漢字変換がやたら馬鹿に働いて、タイトルを記入するだけで随分と手間取った変な小説書きの「なない」です。 えー、早速本題。 飽きています。 なにに飽きているか。 いろいろです。 小説に飽きたなんということでしょう。 TS系の小説をがぼがぼっと一気に書いてやるぜと息巻いていた数日前の気概がなくなり、昨日などは1文字も書いていませんでした。 プロットでも考えるかーと書きかけた紙もそのままです。 なんと小説を書くことに飽きているのです。 これは困った。 数日後にまた

          「飽きる」ことは「継続」の敵であり「新規」の味方である

          小説の「ネタを思いつくこと」と「書くこと」は違う

          これは困った物である。 今までネタを思いつけば小説を書けると思っていた。 しかし、それは短編の世界だけだったようだ。 長編を書くときは、ネタを思いついてもそれだけで小説が書けるわけではない。ということに気がついた。 ここにはいくつかの難しさがある。 「思いついたネタをメモとして記録しておくことの難しさ」 「活用できるネタは少ない」 「ネタを小説に変換するのは難しい」 それについて軽く書いてみたいと思う。 ネタを思いつくときところで、あなたはどんなときに小説の

          小説の「ネタを思いつくこと」と「書くこと」は違う

          「「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本」がめちゃくちゃ面白い

          「「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本」 長いが本当にこういうタイトルの本だ。 嘘だと思ったらamazonで検索してみるといい。 明治時代のエンタメ小説を紹介する本なのだが、これが非常に面白い! さぁ、買って読むんだ! 終了! というのも素っ気ないので、途中まで読んだ内容を紹介する。 ちなみに、まだ舞姫の主人公をボコボコにする作品までは到達してない。 斜め上過ぎる明治のエンタメ作

          「「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本」がめちゃくちゃ面白い

          TS転生モノを書こうとして、プロット段階でおののいている件

          どうも、変な小説ばかり書いているアマチュア小説家です。 前回、異世界転生テンプレの要素を全部削って、ついには女の子まで出てこないという極限の作品を書きました。 「この転生系クソラノベにはヒロインが居ません ~異世界転生モノの面白い要素を全部削ってみました~」 っていう変なタイトルの作品です。 コンセプトからして分かるように、極限のひねくれ作品です。 初めて完結させた長編がこれだけひねくれているのも珍しいかと。 とにかく、これだけひねくれた後なので、一度くらいストレ

          TS転生モノを書こうとして、プロット段階でおののいている件

          「お金を使わなきゃ」という奇妙な感覚

          みなさんは「お金を使わなきゃ! しかも今すぐに!」ということになったことがあるだろうか。 「そんなことありえない! むしろ、お金を使わないように努力しているのにどんどん出て行くんだ」 と突っ込まれるだろうが、今私はいまその状況にある。 「なぜだ!?」 難しいことではない。 楽天の買い回りマラソンの際に、PCのパーツを複数ショップに分けて買って、ついにポイント10倍を実現したのだ。 ご存じでない方はわからないだろうが、楽天はたまにそういうセールをやる。 1000円

          「お金を使わなきゃ」という奇妙な感覚

          小説を書ける「瞬間」は短い

          昨日は夜に記事を書いたため、ずいぶんと遅くなってしまった。 それに懲りたので、今日は朝から記事を書いてしまおう。 そこで困ったのがなにを書くべきか。 悩んだのでまた小説ネタを書くことにした。 私は変な作品ばかり書いている、アマチュア小説家である。 プロだろうとアマチュアだろうと、作品数そこそこ書いていればいろいろと気づくし、いろいろと世間に向かって主張したくなる物である。 そこで、今回は小説が書ける時は短いということを説明する。 小説というのはいつでもどこでもど

          小説を書ける「瞬間」は短い