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この記事はノーチのしっぽ研究所ホームページ掲載の情報を抜粋したものです。
PROFILE二人一組のいきもの絵本作家、イラストレーター。
F.しっぽによる世界観を、¥0sukeヨースケが描く
、というスタイルで活動しています。
詳細は以下の記事もご覧ください。
ORIGINAL WORKsIllustrations and Stories/イラストと物語
不思議な島々「ノーチラス諸島」で暮ら
(29)独り言のカスをかき集めてエッセイと言い張る
わざわざ記録しておかなくていい思考を、忘れるために書く
・思考から溢れた感情の動きを記したいと思うことが多いが、X(未だにTwitterって言っちゃう)だとすぐに直接反応がくるせいか、皆に向けて公開している側面が強く、140字にまとめあげるのも面倒で、下書きに書き始めても投稿する気が起きない。かといって、noteで記事にするほどでもないと放置しておくと、脳内で延々と考え続けてしまい、体に良くない
(28)感受性コンプレックスとハズビン・ホテル
今年も繁忙期を乗り切った。僕は偉かった。
崩れゆく橋を駆け抜けるような、ギリギリの毎日だったが、喉元過ぎればなんとやら。4月に入ってからは残業もなく、まだ明るい空にいちいち感謝しながら退社している。
時間に余裕もできたので、またnoteアプリを開いてみた。珍しく前回の日記を読み返して、おうおう、やってるねえと、対岸の火事を眺めるような気持ちになった。人の記憶とはそんなもの。1ヶ月ちょっとしか経
(27)久しぶりに本当にただ思ったことを書くだけ。それを日記という。
そういえば、27歳になった。
本当に「そういえば」くらいの感覚で、ぬるっと歳を重ねてしまった。
1年の重みが年々希釈されていく。
27歳の自分は、26歳の自分が容易に想像できたくらいの範囲の暮らしをしている。
もとより、突然一大イベントが起こって、自他ともに認める成功者になれるような幸運を期待していた訳では無いが、相変わらずそこそこな1年を過ごしてしまったなぁ、という感情の動きはある。
まあ
(26)近況とディズニーシー
最近、真面目にしっかり働いている。
会社や人のためにたくさん頭を使って企画し、デザインし、イラストを描き、モノを作っている。
自意識ギンギンのティーンの頃に、膿を吐き出すために始めた創作。そこから、クリエイティブな能力が育ち、今では飯を食う唯一の手段になっている。思えば幸運なこった。
しかしあんまり真面目に働いているので、頭でっかちになってきているような気もする。
忙しくなってくると、理屈を考
挿絵のお仕事!『大迫力!異常存在SCP大百科』
制作に携わらせていただいた本が、本日2023/11/6(月)に発売されました。
タイトルは『大迫力!異常存在SCP大百科』。
恒例の朝里樹さま監修、えいとえふさま編、西東社さま出版のチームです。
同チームによる大迫力シリーズには、過去2回携わらせていただきましたが(詳細は以下の記事)、今回も声をかけていただきました。
ありがたい限りです。
大迫力シリーズは、小学校中学年〜中学生くらいを対象年
色鉛筆画ワークショップ@鳥海アートフェス
ノーチのしっぽ研究所 ¥0sukeです。
(↑所属名がノーチのしっぽ研究所で個人名が¥0suke(読みはヨースケ)。本名の時もあるので名前が多くて面倒になってきている)
2023年10月14日、ふなばし三番瀬環境学習館で行われた「鳥と海の生きものアートフェスティバル」にて、色鉛筆アートのワークショップ講師を務めました。
鳥海アートフェスは過去2回参加させていただきましたが、どちらも物販ブース出
お仕事メイキング「マンガでわかるシスチノーシス」
ノーチのしっぽ研究所の¥0sukeです。
お久しぶりの更新となってしまいました。
今回は、マンガを描くお仕事の制作過程を綴った記事です。
経緯某日。
国立国際医療研究センター研究所のO先生より、一通のメールをいただきました。
以前、Twitter(現X)経由で獣医師の先生にご依頼いただき、実験動物について4ページの解説マンガを制作しました。
その獣医師の先生から学会を通じてO先生にご紹介い
マンガでわかるシスチノーシス
第1話 シスチノーシスって何なんだ…?第2話 羞明(しゅうめい)と点眼薬※この作品はクリエイティブ・コモンズ表示4.0国際ライセンスのもとに提供されています。
関連リンク(2023.10.14追記)
「シスチノーシス患者と家族の会」ホームページにて、漫画の全文を公開していただきました。
あとがきこのマンガは、国立国際医療研究センター(NCGM)様ご監修のもと、希少疾患「シスチノーシス」の周知
(25)ノーチのしっぽ研究所3周年!
2023/5/23にノーチのしっぽ研究所は結成3周年を迎えた。
個人の展示活動自体は学生時代からやっているので、ノーチのしっぽ研究所を名乗り始めてからはまだ3年かという気もする。しかし、中1が高校生になるくらい続けているわけだし、3年あれば人は変わる。
実際ぼくたちも、3年でいろいろあったし、いろいろやった。
せっかくのお祝いだから何か記念イラストでも書こうかと思っていたが、何だかんだで忙しい
(連載)『ドードーをめぐる堂々めぐり』を読んでドードーを描く③(終)
前回までの記事
今回は、ドードーの絵を描きあげるまでの話がメインです。
コラム:ドードーについて今分かっていること第1章の終わりに、出版年の2021年時点でのドードー情報がまとめられていた。
ざっくり言うと、わからないことだらけらしい。
科学的な研究がなされる前に絶滅してしまったため、現存する標本も少なく、知名度の割にはわかっていることが驚く程に少ない。
言われてみれば、そりゃそうだ。
(連載)『ドードーをめぐる堂々めぐり』を読んでドードーを描く②
ドードーを描こうと思ってから本に出会うまでの経緯はこちら↓の記事
今回は、「イメージの中のドードー」を描いてみた話と、本を読み終えた感想です。
序章 堂々めぐりのはじまりドードーは半分空想生物
本が届いた。
なんて素敵な装丁画。
商品紹介文にもあったとおり、本書の主テーマは「(生きた)ドードーは日本に来たことがあるのか?」だ。
生きたドードーと出逢えたのは、長い人類史のうちのたった83年間
(連載)『ドードーをめぐる堂々めぐり』を読んでドードーを描く①
長いので数回にわけて連載します。
今回は、本に出会った経緯のお話。
長い前置きドードー画、それはチャレンジ
ドードーの絵を描こうと思った。
ドードーといえば、でっぷり太ったフォルムに、小さな翼。
ミッキーマウスの靴のように、先が膨らんだフォルムのクチバシ。
ちょろんと申し訳程度にくっついている尾羽。
のろまでよちよち歩く。
絶滅してしまった生き物代表。
天敵のいないモーリシャス島で穏やかに暮
(24)画力とデザインスキルは似て非なるが、やっぱり似ている
絵が描いていると、「絵上手だね!今度のイベントでポスター作るからデザインしてよ!」と言われる。
デザインをしていると、「へぇ、絵が描けるっていいね」と言われる。
絵やデザインを少しでも齧ったことがある人はだれでも、こういった「絵とデザインのスキルの違い」まわりのモヤモヤに覚えがあるだろう。
プロでさえ、画家やイラストレーターが全員グラフィックデザインに長けているわけではないし、デザイナーが全員絵
初めてのシャドーボックス作り(F.しっぽ)
ノーチのしっぽ研究所の片方のF.しっぽです。
WBCをチラ見しながらnoteを書き始めます。
初めてシャドーボックスを作った記録をささっと書いておくです。
シャドーボックス(シャドーアート)作りたい!
前々から作ってみたかったものに、ようやく手を出しました。アートになる素材と若干の道具は揃っていたので、やろうと思えばやれるのです。
その前に、立体的な過去の作品を振り返る(ハクセンシオマネキ編
(23)ぼくはいまつよくなっている
繁忙期を討ち取ったり忙しくてたまったもんじゃない。
印刷業界は、年度末が書き入れ時だ。
僕が勤める会社も御多分に洩れず、正月休み明けから、週6の13時間勤務が3ヶ月ほど続く。
たいへん分かりやすい繁忙期だ。
社会人経験の長い会社の猛者達の中には、「このくらい忙しい方がテキパキ動けてちょうど良い」という人もいるが、こちとら社会人3歳の赤ん坊だ。
体感的には「目が回るほど」というレベルではない。