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階級・金

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金持ちvs貧乏

金持ちvs貧乏

持ちつ持たれつのはずなのに、金持ちの方がでかい顔をしている。
君たちの代わりはいくらでもいるんだと半ば脅しのような決め文句と共に労働者をいいように利用している。

まぁ、確かに代わりはいくらでもいるんだろうけど、とはいえ自分は自分だ。自分という存在の代わりは存在しない。唯一無二である。

だけど、それを混同してしまって自分自身の存在そのものの代わりがいくらでもいると思ってしまってひどく落ち込んだり

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いかにも資本主義的・・・

いかにも資本主義的・・・

なのかどうかはわからないけど、お金にならないような活動は意味がないと思っているようだ。

ある意味そういう思考の人が多いから表立って芸術系のことをやっていると口にする人が少ないのかもしれない。

もしかしたら、潜在的にそういう活動をしている人はいるのか。

馬鹿にされたとか、ネガティブな言葉を突きつけられたというようなことは回復するのに時間がかかる。

だからなるべく雑音は入ってほしくない。
その

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あの世にお金は持っていけない

あの世にお金は持っていけない

そう、あの世にまでお金なんて持っていけないのになぜか死ぬ直前まで自分の手元にお金を残してしまう。

不安だから溜め込んでおくという気持ちはわからなくもない。
でもいつになったら死ぬのかもわからないのに、いつまでも溜め込んでおくという行為は一体誰に何のためになるものなのか?

不安だから新たに何かを始めるためにお金を使うのはちょっと・・・と思ってみたり、大した金額じゃないのにあるかどうかわからない将

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働くということの主人が自分自身ではなくなっている

働くということの主人が自分自身ではなくなっている

そう、誰かのために働いているこの現状がそう。

自分で何かを作って、その価値を評価してもらって、結果として自分自身が潤うという循環こそが実は一番綺麗な循環なのではないかということ。

自分でそれを作ることができないから、それを作れる人にお願いして作ってもらおう!そしてその報酬の一部を作ってくれた人に還元する。

ある意味で逆転現象みたいなことが起きている。

いや、でもそれが今の常識みたいになって

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作られたものが全て悪いとも限らない

作られたものが全て悪いとも限らない

誰かが自分の思う通りに、世の中が動いて欲しいと思って、作り上げてきたものがあるんだなと感じる。

そして所詮それを作り上げたのは自分たちと同じ人間であること。

どんな人間にだって欠陥はある。
見えてなかった部分だってある。
ずっと昔に作られたものがベースになって、それをマイナーチェンジくらいの感じで小さく小さく変更していったりしたのかもしれない。

その今の社会が作ったルールが合わなくて、生きづ

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今あるものは、いつの日かに誰かによって作られたもの

今あるものは、いつの日かに誰かによって作られたもの

例えば女性とか。

最初から『女性』として生まれるのではなく、女性になっていく。
これはボーヴォワールという哲学者が提唱したもの。

男性が理想とする女性像というものに当てはめられていく。
だから女性として生きるというより、女性として、女性らしく生きるべきだと教えられてその望み通りに生きていく。

女はこうあるべきだとか、男はこう生きるべきだとかそういうステレオタイプに嵌め込まれていた。

今では

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何のためにお金儲けをするのか

何のためにお金儲けをするのか

例えば自分の夢がカフェを経営することだとしたら、その夢を叶えるために資金が必要なのでお金を貯めたり、あるいは借りたりする。

そのカフェが軌道に乗って、もしお金儲けができたら、そのお金は何に使うんだろう?

さらにお店が大きくなったり、有名になるように投資する?
それで仮にもっともっと大きくなっていったとしたら・・・
さらにお金が入ってくる。そしたらさらに事業を拡大していこう。

・・・
・・・

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回るということ

回るということ

よく記事の中で、社会の歯車になりたくないとか、社会の歯車から離脱しようとか書いたりしているけど、それじゃ、歯車とは一体なんなのか。

そこまでしっかりと表現したことがないから、まだ自分の中でもそれが一体どういうことなのかというのがまとまっていない状態ではあった。

歯車とか言って、それはすべてどこかにバチっとハマってぐるぐる回っているかのように話していたけど、実はその辺に乱雑に置かれた歯車というも

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金に呪われてる?

金に呪われてる?

将来の不安から逃れるためにお金を稼ぐ。

いい生活をするために、お金を稼ぐ。

お金を稼げる人とじゃないと、自分も苦労してしまう。

そういう風潮があるから少しでも給料の高いところに就職しようとしたり、今よりも稼げるところに転職したりする。

副業とかで、時間を削って、休める日を削ってでもお金を稼ぐ。
でも少しでも楽したい・・・
という時に、『1日5分!たったこれだけでこんなに稼げる!』みたいな広

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