野澤比日樹

株式会社ZENKIGENの代表取締役CEOです。

野澤比日樹

株式会社ZENKIGENの代表取締役CEOです。

記事一覧

2023年の振返りとZENKIGENの2024年

明けましておめでとうございます。 2024年は、元旦に地震で幕が明けました。私は、妻の実家がある新潟にコロナ以降4年ぶりに帰省し家族で過ごしておりましたが、震度5の強…

野澤比日樹
4か月前
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事業の社会的意義|追求のためには「組織の中に自己否定できる組織を持つ」こと 〜ZENKIGEN.Lab〜

当社のビジョンは『テクノロジーを通じて人と企業が全機現できる社会の創出に貢献する』です。 ビジョン実現に向け、社会的意義と新たな価値創造を追及するZENKIGEN.Labと…

野澤比日樹
5か月前
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「自分の人生を生きよう」という話

先日、立命館大学大学院の守屋貴司教授よりお声がけいただき、 立命館大学大学院経営学研究科の「特殊講義 人財系スペシャリスト養成講座」にて、履修されている学生に「…

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世界に挑む|ZENKIGENの価値創造の仕組み

『テクノロジーを通じて人と企業が全機現できる社会の創出に貢献する』 当社のビジョンであり、創業よりここからブレずに事業を推進してきました。 前回の記事では、今年も…

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2022年の振り返りとZENKIGENの2023年

明けましておめでとうございます。 2021年末にシリーズBの資金調達が終わり、アクセル全開で前進しようと思っていたところに戦争が始まり、それに端を発した原油価格高騰…

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人によるな、コトによれ

『人によるな、コトによれ。』 これは、私が組織運営をする上において、とても大切にしていることです。 そもそも組織というものはなぜ存在するのでしょうか。 到底一人…

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ZENKIGEN 創業5年の歩み

本日てZENKIGENを創業して5年が経ちました。 会社の公式noteにこの5年の歩みがアップされたので、そのまま転記しますw 目次5周年を迎えるにあたって 数字で見るZENKIGEN…

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スタートアップワールドカップ日本代表決定戦に出てみた話

スタートアップワールドカップ日本代表決定戦が7月21日に行われ、ファイナリストとして参加しました。 VCなどから推薦があった200数十社のスタートアップの中で予選があり…

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感動の2022年度新卒一期生の入社式

4月1日は2022年度の新卒一期生の入社式を実施しました。 去年入社したカイトや創業6ヶ月で当時大学4年生で入社したヨシキもいますが、本格的に新卒採用を開始した新卒一…

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経営にはデザインが大事という話

株式会社ZENKIGENは、11月に新サービス「revii(リービー)」をリリースしました。 「revii」は動画解析AIにより1on1におけるマネージャーとメンバーの関係性を定量化し、…

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2021年の振り返りとZENKIGENの2022年

明けましておめでとうございます。 あっとういうまに一年を駆け抜けたという感覚で新年を迎えています。2021年はZENKIGENにとって大きな変化のあった一年となりました。そ…

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朝日地球会議に登壇

朝日新聞が主催する国際シンポジウムである朝日地球会議に、DeNA会長兼経団連副会長の南場さんとYOUTRUSTの岩崎社長と共に【日本経済に真の新陳代謝を】をテーマに登壇しま…

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ビジョンマッチが必須という話

株式会社ZENKIGENは、動画×AIの自社開発プロダクトを通じて社会変革を担おうとしているHRtechの会社です。 設立4年未満、社員が50数名で、これまで2度の資金調達を行っ…

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ZENKIGEN Valueを策定しました

8ヶ月に亘り協議していたZENKIGENのValueが完成しました。    先ずは全社員でValue策定合宿を行い、皆で意見を出し合い、その後プロジェクトメンバーで集まり喧々諤々…

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新卒採用

ZENKIGENでは、創業1年目から新卒採用をしています。 新卒一号のよしきは、大学4年生の時に会って3日後には入社しました。決断力が秀逸すぎます。 https://recruit.zenkig

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狂え!

ZENKIGENは3月決算のため2020年度が本日で終了しました。 2020年度は契約社数も売上も、あらゆる指標で大幅に成長した1年となりました。 コロナに始まりコロナが収束しな…

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2023年の振返りとZENKIGENの2024年

2023年の振返りとZENKIGENの2024年

明けましておめでとうございます。

2024年は、元旦に地震で幕が明けました。私は、妻の実家がある新潟にコロナ以降4年ぶりに帰省し家族で過ごしておりましたが、震度5の強い揺れを体験し震撼するところから1年がスタートしました。妻の実家は海からも近いため、人生で初めて高台に避難することになりました。結果的に大きな被害を受けなかったのですが、テレビやSNSの映像や画像がこの地震の大きさを物語っています。

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事業の社会的意義|追求のためには「組織の中に自己否定できる組織を持つ」こと  〜ZENKIGEN.Lab〜

事業の社会的意義|追求のためには「組織の中に自己否定できる組織を持つ」こと 〜ZENKIGEN.Lab〜

当社のビジョンは『テクノロジーを通じて人と企業が全機現できる社会の創出に貢献する』です。
ビジョン実現に向け、社会的意義と新たな価値創造を追及するZENKIGEN.Labという研究開発チームを3年ほど前に立ち上げました。
今回はZENKIGEN.Labで研究員として採用面接やメンタルヘルスに関する研究を行っている岩本 慧悟と対談しましたので、ZENKIGEN.Labの取り組みを紹介したいと思います

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「自分の人生を生きよう」という話

「自分の人生を生きよう」という話

先日、立命館大学大学院の守屋貴司教授よりお声がけいただき、
立命館大学大学院経営学研究科の「特殊講義 人財系スペシャリスト養成講座」にて、履修されている学生に「自分の人生を生きる」をテーマにお話しいたしました。
弊社の新卒の岡村さんが登壇レポートを纏めてくれましたのでお届けします。

以下、講演録------------

「次世代への協力は惜しまない」私にはライフワークの活動としていくつか決め事

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世界に挑む|ZENKIGENの価値創造の仕組み

世界に挑む|ZENKIGENの価値創造の仕組み

『テクノロジーを通じて人と企業が全機現できる社会の創出に貢献する』
当社のビジョンであり、創業よりここからブレずに事業を推進してきました。
前回の記事では、今年もビジョンの実現に向けてメンバーと力を結集して邁進する、ということを宣言しました。

では、「どのようにビジョンの実現に向かうのか」

ZENKIGENの価値創造の仕組みについては、社内メンバーと対話を重ね、ピッチやセミナーでは、度々発表を

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2022年の振り返りとZENKIGENの2023年

2022年の振り返りとZENKIGENの2023年

明けましておめでとうございます。

2021年末にシリーズBの資金調達が終わり、アクセル全開で前進しようと思っていたところに戦争が始まり、それに端を発した原油価格高騰からインフレ加速、ゼロ金利解除からの世界同時株安となりました。それに伴いSaaS銘柄は平均して1/3〜1/4まで株価が下がるという衝撃の事態となりました。

取締役会で何度か議論し、この衝撃は数年続くだろうと判断し、アクセル全開から急

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人によるな、コトによれ

人によるな、コトによれ

『人によるな、コトによれ。』
これは、私が組織運営をする上において、とても大切にしていることです。

そもそも組織というものはなぜ存在するのでしょうか。

到底一人ではなし得ないことを成すために存在しているのが組織であり、そしてその組織を以て、何を成すのか、それこそがビジョンであります。組織が存在する以上、ビジョンに向かい社会に価値を生み出すのが、組織の使命であると言えます。

しかし、それがいつ

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ZENKIGEN 創業5年の歩み

ZENKIGEN 創業5年の歩み

本日てZENKIGENを創業して5年が経ちました。
会社の公式noteにこの5年の歩みがアップされたので、そのまま転記しますw

目次5周年を迎えるにあたって

数字で見るZENKIGEN -5年の歩みと現在地-

(1)事業

(2)資金調達と採用・組織

Valueを策定 -ZENKIGENの価値観-

ZENKIGENの描く未来

最後に

5周年を迎えるにあたって本日株式会社ZENKIGE

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スタートアップワールドカップ日本代表決定戦に出てみた話

スタートアップワールドカップ日本代表決定戦に出てみた話

スタートアップワールドカップ日本代表決定戦が7月21日に行われ、ファイナリストとして参加しました。

VCなどから推薦があった200数十社のスタートアップの中で予選があり、その中から10社がファイナリストとして日本代表決定戦に出場が出来ると言うものです。

今年で4年目ながら、世界70の国と地域で予選が行われ、優勝した会社が日本代表として世界一を決める決勝大会に参加できるという世界規模のピッチ大会

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感動の2022年度新卒一期生の入社式

感動の2022年度新卒一期生の入社式

4月1日は2022年度の新卒一期生の入社式を実施しました。

去年入社したカイトや創業6ヶ月で当時大学4年生で入社したヨシキもいますが、本格的に新卒採用を開始した新卒一期生となります。
(因みにカイトは0期生だそうです)

3月にインターン中(全新入社員が1年から半年は内定後インターンしてます)だった山根しのさんと配属面談をした際、「入社式って親から完全に自立する時だから、決意表明はこれまで育てて

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経営にはデザインが大事という話

経営にはデザインが大事という話

株式会社ZENKIGENは、11月に新サービス「revii(リービー)」をリリースしました。
「revii」は動画解析AIにより1on1におけるマネージャーとメンバーの関係性を定量化し、より良い関係性を築くための改善案を提示することで、組織全体のエンゲージメントの可視化と改善を行います。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000078.000035867.h

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2021年の振り返りとZENKIGENの2022年

2021年の振り返りとZENKIGENの2022年

明けましておめでとうございます。

あっとういうまに一年を駆け抜けたという感覚で新年を迎えています。2021年はZENKIGENにとって大きな変化のあった一年となりました。そして2022年は更なる大きな変化を生み出していきますので、2021年の振り返りとZENKIGENの2022年についてまとめてみたいと思います。

■ZENKIGENの数字たちまずは数字から振り返ります。

・創業から4年でこれ

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朝日地球会議に登壇

朝日地球会議に登壇

朝日新聞が主催する国際シンポジウムである朝日地球会議に、DeNA会長兼経団連副会長の南場さんとYOUTRUSTの岩崎社長と共に【日本経済に真の新陳代謝を】をテーマに登壇しました。

大変僭越ながら南場さんからお声がけいただき、起業家の立場として日々の経営で感じていることや、資金調達に関することなどお話しをさせていただきました。

最初の15分は南場さんから日本が急速に新陳代謝を起こさなければいけな

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ビジョンマッチが必須という話

ビジョンマッチが必須という話

株式会社ZENKIGENは、動画×AIの自社開発プロダクトを通じて社会変革を担おうとしているHRtechの会社です。

設立4年未満、社員が50数名で、これまで2度の資金調達を行っているフェーズのスタートアップです。

素直に吐露しますと、事業の拡大に採用が追い付いていないのが現状です。その弊害は至るところで出ています。

ゆえに、足りない人員を必要なスキルを持っている人を採用することで埋めるとい

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ZENKIGEN Valueを策定しました

ZENKIGEN Valueを策定しました

8ヶ月に亘り協議していたZENKIGENのValueが完成しました。   

先ずは全社員でValue策定合宿を行い、皆で意見を出し合い、その後プロジェクトメンバーで集まり喧々諤々、何十時間も話し合い、時には出口が見えず プロジェクトが空中分解しそうになりながらも納得のいくValueが完成しました。

まずValueがZENKIGENにとってどのような価値体系に基づいたものなのかを整理します。

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新卒採用

新卒採用

ZENKIGENでは、創業1年目から新卒採用をしています。

新卒一号のよしきは、大学4年生の時に会って3日後には入社しました。決断力が秀逸すぎます。
https://recruit.zenkigen.co.jp/interview/seki.html

今年も1名志高く優秀な新入社員が入社しました。もはや運命のような出会いです。

新卒で入社するかいとくん↓
https://note.com/z

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狂え!

狂え!

ZENKIGENは3月決算のため2020年度が本日で終了しました。

2020年度は契約社数も売上も、あらゆる指標で大幅に成長した1年となりました。

コロナに始まりコロナが収束しないまま1年が終わるという大きな社会変化の最中で、このように成長出来たことは価値を感じお取引いただいているお客様とメンバーの努力のお陰だと感謝します。

いくつか主要な出来事を振り返ると本当に多くのことがありました。

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