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森のようちえんの日々

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東京都内の森のようちえんへ通う長女との日々。夫婦フリーランスでの子育て話など。
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#エッセイ

こどもは夫妻の負債なのか?

こどもは夫妻の負債なのか?

僕らの住んでいる日本という国が少子高齢化でヤバいというのは、それこそもう20年前くらいから耳にしてきた気がする。

どれくらいヤバイかは総務省あたりの資料を見てもらった方がいいから、知らない人はこちらをどうぞ。

まぁ、要するに人口減&高齢化で国の全産業が沈んでいって、社会保障は吹き飛び、インフラ整備はお金も人手も追いつかず、荒廃した北斗の拳の世紀末ヒャッハー!な未来になる確率が高いらしい。

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お父さんはキュアメタボ

お父さんはキュアメタボ

本日は日曜日。もう12月が始まっているらしいのだけれど、師走で走り始める前にドクターストップで一家全滅の危機を迎えておりました。。。

義母が虫垂炎(盲腸)で緊急入院したり、その直後に妻がなんか胃の調子が悪いと言っていたら登園直後に長女がマーライオンになって感染性胃腸炎が判明したり・・・(もちろん直帰。仕事は全てキャンセルして延期。)

次女も咳がずっと止まらないから一緒に通院したら、どうも喘息の

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人生でこれほど誰かの尻を拭くとは思っていなかった

人生でこれほど誰かの尻を拭くとは思っていなかった

子供が産まれて父親もガッツリ育児参加するとぶつかると言われている壁の1つ。それがオムツ交換。

人によっては小は大丈夫でも大は交換を妻に頼むとか聞くのですが、マジですか?そんなにキツイか?

確かに初期の頃こそヨーグルト状で匂いも大した事ない色付きオシッコちょいドロドロくらいな感じなのだけれど、離乳食が始まると途端に臭くなり始めて、2歳前後ではもはや立派な大人顔負けのクサさ。

それでも2匹の、い

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子育ては補助輪みたいなものなのかもしれない

子育ては補助輪みたいなものなのかもしれない

子育てがはじまって、気がついたらあっという間に長女も4歳。次女はさらに時間が早く感じて、気づけば1歳半で歩きまわっている。

一度経験したことは、体感時間が短く感じる。子育ても同じで、はじめて戸惑いながら育てていた長女の時の0歳〜1歳の1年間と、次女の0歳〜1歳の1年間ではなんだか時間の流れ方が違う気がする。

先日、ついに長女の自転車の補助輪が外れた。

もともと室内用のチビ三輪車に始まり、スト

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コドモ受けとオトナ受け、アンパンマンこそ最強のキャラデザなのかもしれない

コドモ受けとオトナ受け、アンパンマンこそ最強のキャラデザなのかもしれない

くやしい。。。父親になる前から、僕はデザイナーだった。

学生時代にはNeafの積木の美しさにおどろき、サブダの仕掛け絵本に一喜一憂し、オモチャやボードゲームを作る課題にハマって徹夜で作り込んだりしていた。

僕が教わっていた桑沢デザイン研究所は、バウハウスのモダンデザイン教育を下敷きにしていて、必然的に美しさの基準がミニマル寄りの教育が多かった。

だから、いつか自分が親になったら、こどもに買い

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子育ては最高のエンターテイメントで超高難易度の人生ゲーム

子育ては最高のエンターテイメントで超高難易度の人生ゲーム

いつかは子供が欲しいとは思っていたが、20代の僕は結婚なんて遥か先のことだと思っていた。

うちは両親も晩婚だったし、そんな親なので結婚とか家庭を持つことを無理に勧めたりはしてこなかった。

1stキャリアでデザイナーという激務薄給な職に望んでなったこともあり、結婚どころか仕事で一人前になるのに苦戦する20代を過ごした。

仕事は忙しいし出会いもないし金もねぇ、まぁ独立して仕事も波に乗り始めた35

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夫婦共働きのための家呑みのススメ

夫婦共働きのための家呑みのススメ

うちは夫婦共にフリーランスで仕事をしつつ、4歳と1歳の二匹の・・・いや、二人の娘を育てている。

おまけに今はようちえんが春休みだ。要約すると非常事態宣言が発令中という事だ。

エネルギーに満ち溢れた二人の娘は、控えめにいってモンスター。

見せる収納だった壁面オープン棚は全て扉をつけたし、僕の仕事場は腰高のパーティションとウェスタンドアで仕切って完全防備。もちろん鍵付きだ。

(でも10数センチ

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ようちえん男児と女児の遊び方の差〜俯瞰と共感〜

ようちえん男児と女児の遊び方の差〜俯瞰と共感〜

本日は久々の完全OFF。

家族サービスという言葉は家族なのにサービスするとかなんか違和感があって好きではないのだけれど、ようちえんのママさん達を昼呑みに行かせるために有志のお父さんズで子供たちと遊ぶ会 in 井の頭動物園。

平日は働きまくり、日曜日も妻を飲み会に行かせるために子守を引き受けるという、旦那の鏡だよなぁ・・・という俺頑張ってる感を出すタイプのお父さんは一人もおらず。

ものすご〜く

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これからの時代の子育てを考える

これからの時代の子育てを考える

僕には4歳と1歳の2人の娘がいます。

長女は2年前から森のようちえんという無認可屋外保育に通っていて、次女は最近ようやく歩き始めて、来年からは長女と同じ森のようちえんに通わせる予定です。

実は僕は独立するときに「これで10年くらいは結婚は無理だ。1人で食べていくのもギリギリなのに、嫁と子供まで食わせるなんて想像できない。。。」と思ってました。

でも、世の中は色々とタイミングがあって、運良く結

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