恋の終わりの短歌

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君の手を初めてとった
夏の日が最高潮の僕の思い出

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そんなには好きじゃなかった君だけど
熱意に負けて付き合っただけ

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恋なんて深く愛した者の負け
別れを恐れいつもビクビク

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女には女の世界があるものよ
ルパンじゃないけどそんな気分よ

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こんな折りギャグを挟むのやめてくれ
せめて最後はサヨナラ笑顔

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男ってきれいに別れたいんだね
別れは泥で汚れるものよ

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そりゃひどい
最後くらいは美しくきれいな記憶
残したいのに

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わがままね
いつまで寝言言ってるの？
寝言は寝てから言えばいいのに

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ぐうの音も出ないくらいの物言いが
僕の心をズタズタにする

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恋なんて汚れる雪のようなもの
降り落ちたなら汚れゆくだけ

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憎み合い別れるなんて今までの
思い出汚す壊滅的に

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新しい一歩を望むものならば
破壊すべきは完膚なきまで

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愛しさがかけらになって散らばって
ガラスのようにもとに戻らず

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男って美化ばかりして現実を
見ないものよね  哀れなりけり

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悔しいがそういう面はあるかもね
もう一度だけ  考え直してm(_ _)m

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無理は無理  駄目は駄目だと言っとくわ
私たちもう すでに終わりよ

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女々しいと言うなら言えばいいけれど
僕の心は 君だけだった

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まだなにか 言いたいことが
あるかしら？
ここでそろそろ  おいとましたい

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グダグダと未練たらしい男だと
言われてもまだ　君のことスキ

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もう夏が終わったのと同じこと
冷めた思いは  もとに戻らず

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