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鳥かごの鍵

33
彼氏がいるのに、7歳下のイケメンに恋してしまう。 揺れる気持ちと罪悪感との闘い。 鳥かごとは? 鍵とは? ドキドキしながら最後まで読んで下さい。
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#現実

鳥かごの鍵 33 (終)

鳥かごの鍵 33 (終)

私は月から目が離せない。

心臓が止まりそうだった、
いや一回止まったのかもしれない。

月にそっくりな人だった、
夢の中の月は21歳だった、
目の前にいる月は30歳を超えている。

あれは夢で今は現実!

頭が混乱している、
そして月も驚いた顔をして私を見ている。

「星なの?」

そう言って月は私を抱きしめた。

「やっと会えた。」

月は私にキスをした。

私は恥ずかしくて顔が真っ赤になった

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鳥かごの鍵 29

鳥かごの鍵 29

息子が落としたのかな?
私はキーホルダーをエプロンのポケットに入れて、
家に戻った。

いつも通りの1日。

風が少しあると洗濯物がすぐに乾く。

私は洗濯をたたみ、夕飯の準備をして子供の帰りを待つ、
今日はサッカーの日、土でドロドロになって帰って来るから、
まずはお風呂に入れないと!

息子が帰って来てバタバタとお風呂、ご飯を済ませて、
9時にはどうにか息子を部屋に行かせた。

そして10時近く

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鳥かご鍵 24

鳥かご鍵 24

彼はずっと私を見ていたんだ!

彼を問いただそうとしても、
頭が混乱して言葉が出て来ない、
何が起こっているのか理解が出来ない。

彼はいつから私を監視していたの?

怖い。

私は恐怖で震えた。

今まで感じたこのと無い血の気が引くような、
深い恐怖に襲われた。

「ごめん言い過ぎた。」

そう言って彼が私を抱きしめる、
「もう大丈夫、俺たちやり直せるよ。」

私は彼を突き飛ばした。

私は涙が

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鳥かごの鍵 16

鳥かごの鍵 16

「明日暇?行っていい?」
私は久しぶりに冬子に連絡した。

冬子とは高校時代からの友達。
お互い「集団」が苦手で、私達は2人でいることが多かった。

冬子は自宅でライターの仕事をしている。

「13時以降ならいいよ。」

「OKじゃ明日」

気を使わないでなんでも話せる唯一の友達だ。

次の日

私はお土産を買う為に、
早めに家を出てデパートで、
冬子の好きないちご大福を買った。

冬子のアパート

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