松丸里歩 | Riho Matsumaru

23年9月からロンドンの大学院Goldsmiths, University of Lo…

松丸里歩 | Riho Matsumaru

23年9月からロンドンの大学院Goldsmiths, University of Londonでエコロジーやマルチスピーシーズ・ジャスティスを研究。ICU社会学メジャー卒。海外生活・研究内容・留学tipsなどを綴っています。ポッドキャスト「COMポスト資本主義」も配信中

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  • ロンドン大学院留学日記

    2023年9月から始まったロンドンの大学院での学びや留学に関する情報をまとめています。

  • SHOCK TUCK

    食で社会をちょっと良くするアイデアの紹介記事まとめ

  • 見えないを見る

    2020年2月に開催したイベント「見えないを見る〜衣・食・住・エネルギーから探る、これからの暮らし〜」関連記事です。

最近の記事

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大学院進学で、二度目のイギリス・ロンドン留学。出願スケジュールや留学理由など

タイトルにもあるように、3年の社会人生活を経て、約1ヶ月前からイギリス・ロンドンで大学院生活(修士課程)がスタートしました。 せっかく新しい環境での学び多き1年間になるだろうだし、自分の記録のためにもこれから留学・海外大学院進学を検討している方のためにもどこかで発信していきたいなぁ・・・と思ってInstagramのストーリーで聞いてみたところ、このようなコメントが。 ポッドキャストも悩んだものの、3年前から共同ホストをしているCOMポスト資本主義があるので、Instagr

    • 質問を頂いたので回答します💬 どのような点でGoldsmithsに惹かれているのかによって感じ方は変わるかもしれませんが、私としては学生・教職員の活発なようすはポジティブに捉えています!今主に起こっているのは①パレ… ▼続きはこちら https://marshmallow-qa.com/messages/b9887ace-231c-41bc-b76e-3440b513b844?utm_medium=twitter&utm_source=answer

      • 新しい「ミーン・ガールズ」を観て考えた、ポリコレとレプリゼンテーションについて

        突然だけど、私、アメリカやイギリスの学園ドラマに目がない。 豪邸でのはちゃめちゃなパーティーシーンとか、恋愛の三角関係とか、自分の高校・大学生活とかけ離れているし、この手の映画やドラマは似たようなプロットが多いけど、no-brainer(頭を使わなくても楽しめる)って感じで息抜きに実はよく観ている。 そんなキラキラアメリカンハイスクール映画のひとつ、「ミーン・ガールズ」。2004年に公開された、リンジー・ローハンが主演の映画。 その後アメリカではミュージカル化され、その

        • 社会人のイギリス大学院留学、怒涛の1学期を振り返ってみる

          早いもので、もう2023年も幕を閉じようとしています。今年の9月にロンドンに引っ越してきてから約3ヶ月、あっという間に大学院の秋学期が終了しました。現在は冬休みで、年明けの締切に向けてエッセイをもりもり書いているところです。 日々の課題や仕事に追われてなかなかnoteを更新できていなかったのですが、その間も海外大学院進学を目指している方などからフォローやDMを頂きありがたく思います。励みになると同時に、「最近書けてなくてスミマセン…」と後ろめたい気持ちになっていたので(書き

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        大学院進学で、二度目のイギリス・ロンドン留学。出願スケジュールや留学理由など

        • 質問を頂いたので回答します💬 どのような点でGoldsmithsに惹かれているのかによって感じ方は変わるかもしれませんが、私としては学生・教職員の活発なようすはポジティブに捉えています!今主に起こっているのは①パレ… ▼続きはこちら https://marshmallow-qa.com/messages/b9887ace-231c-41bc-b76e-3440b513b844?utm_medium=twitter&utm_source=answer

        • 新しい「ミーン・ガールズ」を観て考えた、ポリコレとレプリゼンテーションについて

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        • ロンドン大学院留学日記
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          ロンドンでスリに遭いました(泣)。イギリス留学中のスマホ盗難被害時の手続きなど

          まさか、自分がやられるとは・・・。 タイトルの通り、ロンドンでiPhoneをすられてしまいました。 事件は土曜日の夜19時ごろ、ロンドン中心部のCovent Gardenエリアにて。友達とバーで会う約束をしていたけどまだ時間があったので、雑貨店に寄って手袋を買い、お店を出てからその手袋をはめていた一瞬に・・・ 手袋をはめ終わってコートのポケットに手を突っ込んだら「あれ?iPhoneが・・・ない!!!」(サイレントに焦りモード爆発) 誇張ではなく、本当に数秒間の出来事。お

          ロンドンでスリに遭いました(泣)。イギリス留学中のスマホ盗難被害時の手続きなど

          ロンドンを飛び出して、イギリスの地方で自然保護活動を体験してきた

          今週はreading weekという、学期中盤の1週間のお休み期間です。私は交換留学でもイギリスに来ていたので馴染みがあったんですが、そういえばreading weekって何なんだろうと思い改めて調べてみると: …だそうです。置いてけぼりにならないように、学期の途中でキャッチアップできる機会が設けられているのはいいですよね。とはいえ1週間まるまる休みになるので、この期間を使ってイギリス国内で出かけたり、ヨーロッパの他の国に旅行したりする人は結構います。 ということで私も、

          ロンドンを飛び出して、イギリスの地方で自然保護活動を体験してきた

          環境問題・気候変動に取り組む上で「希望」を抱くことはいけないのか

          過去2回のnoteにスキしてくださった方、フォローしてくださった方、ありがとうございます!note継続の励みになります。 さて、前回までは留学準備の実用的(?)な話だったので、今日は大学院の学びの中で考えたことについて。 🌱 社会学や人類学、それに限らず学問に触れている人あるあるなのかもしれないけど、新しいことを学ぶたびに「言葉選び」が難しくなっていく感覚がある。 例えば、「深く考えずに日常会話で使っていたこの言葉、よく考えたら人種差別的/障がい者差別的じゃない?」と

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          文系の海外大学院留学で給付型の奨学金をもらうには【面接で聞かれた質問】

          Hiya! 鍋で米を炊くのも板についてきました、りほまるです。 (日本でもたまに土鍋炊きしてたから、別に真新しいことでもないけれど。フツーのステンレス鍋でも美味しく炊けています) 今回は前回に引き続き出願関係で、海外(イギリス)大学院に留学するにあたって行った奨学金探しや出願について書いていきます。 ▼前回の記事はこちら 🍚 前提奨学金には給付型(返済不要)と貸与型(返済必要)の二種類があるほか、運営元も公的な団体、私的財団など様々です。 加えて、奨学金によっては対

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          アレスグッド社内で食×サステナ勉強会をやってみた

          社会課題解決に取り組む企業と学生をつなぐプラットフォーム「エシカル就活」を運営する株式会社アレスグッドには、さまざまな社会課題に関心を持ったメンバーが集まっています。 しかし、各々が興味のある社会課題については詳しいものの、他のメンバーの関心事は意外と知らないなんてことも。 産業界のSX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)を加速させることをミッションに掲げる私たちが、もっと社会課題を自分ごと化して行動していかないでどないすんねん!という訳で、今月から社内メンバー

          アレスグッド社内で食×サステナ勉強会をやってみた

          だれでも編集部になれる地域文化メディア「ethnodiving」を発刊しました

          この度、「ethnodiving(エスノダイビング)」というzineを仲間たちと制作しました。せっかくなので、zineに込めた思いや制作のきっかけについてお話させてください。 オンラインでは抜け落ちてしまう「手触り感」言うまでもありませんが、コロナ禍の2年で私たちの生活は大きく変わりました。ミーティングや授業はオンラインに置き換えられ、画面越しに人と会うことがすっかり当たり前になりましたね。 自らの足を運んで情報を取りに行かなくても、毎日ネットやSNSに更新される情報を見

          だれでも編集部になれる地域文化メディア「ethnodiving」を発刊しました

          Z世代から「守り残したい環境、創りたい未来」のためのアイデアを募集。GBEFコンクール

          本日から、小学生から大学院生まで幅広い学生を対象とした「​Green Blue Education Forum コンクール」の募集が開始されました。 ●Green Blue Education Forum コンクールとは Z世代の多種多様な価値観、ユニークな提言を、グローバルな視点での地球環境の保全・再生、ローカルな視点での地域社会の自然・文化の継承、並びに未来の社会のあるべき姿など、彼らの忌憚のない意見を発表する場を創出することを目的として開催されるコンクール。 http

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          肩書きと、人間全体として生きるということ

          大学を卒業してから1年。大学時代と変わらず、自分がやりたいことを仕事にして取り組んでいるが、ここ1年は自己紹介がとても苦手に感じられた。 今年の抱負を「自己紹介を上手くできるようになること」と言っていたほど。 なぜ苦手なのかと言うと、自分の仕事を簡潔に説明するのに適切な肩書きが見つからなかったからだ。 スラッシュキャリアを実践していて、自分の中ではどの仕事にも同じ軸が通っているけど、「私がやっているのはこういうことです」と総称できる言葉が見つからない。 そんな理由で「

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          Tokyo Urban Farming始動!アーバンファーミングを通してデザインする、リジェネラティブな都市生活

          「Tokyoを食べられる森にしよう/Re-generative lifedesign in cities」というスローガンのもと、農を中心とした都市の持続可能な生活文化を創造・発信していくオープンプラットフォーム「Tokyo Urban Farming(TUF)」が発足しました。 博報堂のUNIVERSITY of CREATIVITY(UoC)でサステナビリティフィールドディレクターを務め、パーマカルチャーデザイナーでもある近藤ヒデノリさんが発起人となって生まれたTUF。

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          土でつながる、新しい都会のコミュニティ。表参道の「1.2 mile community compost」

          外出自粛生活で家で過ごす時間が増え、毎日の暮らし方を見直したという人も多いのではないでしょうか? 特に近頃、私の周りでよく耳にするのは「コンポスト」の話題です。 そもそも、コンポストって?コンポストとは、生ごみを微生物や虫の力で分解・堆肥化すること。 家庭ごみのうち、もっとも多くを占める生ごみは「燃えるごみ」として捨てる人が多いですが、生ごみは水分が多いため焼却処分にたくさんの重油が必要なほか、焼却時にCO2も発生します。 野菜のヘタや皮、傷んでしまった食材など、食べられ

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          「見えないを見る」を終えて:日本民藝館 古屋真弓さん

          2020年2月に、当時在学していた国際基督教大学で開催したイベント「見えないを見る〜衣・食・住・エネルギーから探る、これからの暮らし」。イベント後に参加者から寄せられた質問を中心に、4人の登壇者に事後インタビューを実施しました。 4人目は、「住」の分野でご登壇いただいた日本民芸館の古屋真弓さんです。 ↓「見えないを見る」関連記事一覧↓ 民藝は「生活をうつす鏡」ーーイベントでも民藝についてたくさんお話いただきましたが、民藝の方向性や未来について伺います。ただの観賞用にならな

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          「見えないを見る」を終えて: Ome Farm 太田太さん

          2020年2月に、当時在学していた国際基督教大学で開催したイベント「見えないを見る〜衣・食・住・エネルギーから探る、これからの暮らし」。イベント後に参加者から寄せられた質問を中心に、4人の登壇者に事後インタビューを実施しました。 3人目は、「食」の分野でご登壇いただいたOme Farm代表の太田太さんです。 ↓「見えないを見る」関連記事一覧↓ ニューヨークでの活動--先日はありがとうございました。トークイベントの話の前に、ニューヨークではどのような活動をされていたのですか

          「見えないを見る」を終えて: Ome Farm 太田太さん