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#エッセイ
「なんか私ってやだなぁ」と思った話。
この前、夫と2人で旅行に行った。
なんだかんだで夫婦での旅行は気楽だし、くだらない話をしながら観光地巡って、夜はダラダラとテレビを観ながら寝ちゃう。
と言うか何より上げ膳据え膳最高。
そんな旅行の帰りの話。
お土産に焼酎のミニボトルやきびなごの瓶詰めを買った。
ちゃんと梱包してあるからスーツケースに入れて空港で預けようとしたのだけれど、スタッフさんに
「割れるかもしれない、保証はできない」
と言
余計なひと言、プラスのひと言、おまけのひと言。
我が家は共働きで、家事は風呂掃除以外は全部、妻である私がやっている。
来月で結婚して丸8年が経つんだけれど、8年かけてお風呂掃除をしてくれるようになった。これから8年かけて何ができるようになってもらうのがいいか……とかはあんまり考えていない。
たぶん、私が欲しいのは家事を分担してもらうことじゃなくて、労いや承認だ。(いや、家事してくれるならそれはそれでいいけど)
この前、「ごめんなさいとありが
裏切られた、と言える幸せ者
裏切られたと怒るのはまあ自分勝手な話だ。
相手のことを大して知りもしないのに、
自分のことを大切にしてくれると思い、
相手のことを信用して、
自分が想像しないことをされると裏切られたと騒ぐ。
『絶対』なんてないって知ってるくせに、どうして「この人は大丈夫」って信じられるんだろう。
「人を信じないほうがいい」と言うとひどく拗らせた人間のように感じるけど、その人が何を考えているか分か
なりたい私は誰かに認められる私だった。
髪のインナー部分を赤くした。
そうしたら、ちょっとウキウキできるようになって、鏡を見るのも嫌じゃなくなった。
以前通っていた美容院で「インナーを赤にしてほしい」と言ったらためらわれた。
「それは……ちょっとどうだろう?」
結果、申し訳のように赤いラインが入っただけになった。
最近、ネイリストさんに紹介してもらって表参道の美容院に変えたのだけれど、そこではあっさりやってくれた。表参道はいろんな人が