「センテナリアン(百寿者)」から学ぶ、長寿の秘訣
世界中で人間の寿命が伸びています。人類史上最長寿とされるフランスのジャンヌ・カルマンさんは、1997年に死去した時点で122歳だったそうです。国内最高齢で福岡市の田中カ子さん(119)が2022年4月19日に亡くなったことを受け、新たに国内最高齢者となったのは、大阪府柏原市在住の女性、巽フサさん、115歳です。なお田中さんは、人類史上2番目の長寿者となりました。
最近よく耳にするようになった「センテナリアン」ってご存知でしょうか?
週刊現代の記事に「「体を若返らせ続ける食事法」世界が注目する【5大長寿地】の「センテナリアン(百寿者)」から学ぶ」という興味深い内容がありましたので紹介しましょう。
「豆類を食卓の主役にする」というルールがあり、栄養豊富な食べ物を摂取することで、肉体を若返らせているらしいです。
納豆は熱々のごはんに乗せない方がいいらしいです。ナットウキナーゼという酵素は熱に弱いため、その働きを保てなくなります。また、同じ大豆を原料とした味噌の中に含まれる乳酸菌は熱に弱いので、味噌汁を作る際は、必ず火を止めてから味噌を入れることです。なにより、香りが損なわれることありませんので、私はいつもそうしています。とはいえ、火を止めた直後でしたら、熱々のところに入れるので本当に大丈夫なのか、実は心配しています。少し冷めてから味噌は入れた方が良いのかしら?
「住」をおろそかにすると、30歳若返るどころか、一気に老け込んでしまうことになると、警鐘を鳴らしています。
一つは家の中の『温度』です。温暖な地域では断熱が不十分でも我慢すれば過ごせてしまいます。しかし、この無意識の体の『冷え』が、心臓や血管に影響を及ぼし、老化を早めてしまいます。目安は室温を18℃以上にすることで、この基準はWHOが全世界に向けて勧告した基準です。
「睡眠と覚醒に関わる生体リズム(体内時計)も、生理現象をコントロールする働きから、若さの維持に不可欠です。昼は白色系、夜は暖色系といった形で、昼と夜で室内の明るさを変えることで、生体リズムは整うと言います。
ただ、照明に関しては、かなり気を使わないと日本の住環境では難しいですよね。せめて、寝る2時間前には照明を落としたり、スマホなどの画面を見ないようにするということなら可能でしょう。意識があるかないかで変わりそうですよね。
老化は防ぐことができません。しかしちょっとした気遣いで、老化を遅らせることは可能です。老化は病気の一種だという仮説の基に研究が進んでいるようですが、実用化されるまでにはまだ時間がかかることでしょう。現代では100歳は当たり前に生きる時代です。健康で元気な状態でセンテナリアンを迎えたいものですよね。
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