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エッセイ

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ただのエッセイです。好きなことを好きなように。思ったことを思ったように残しています。
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記事一覧

自己肯定感

自己肯定感

少しだけ恋愛の話をさせてほしい。ここ最近、好きな人がいた。過去形にするには気持ち的にまだ早い気するけど、いっときの恋心やったんかなと一生懸命自分を納得させている最中。俺と彼女は、当然今まで出会ったことないから、これまでに経験したこともない恋愛やった。

彼女は「蛙化現象」と呼ばれるものに悩んでた。蛙化現象とは、かんたんに説明すると「男性から好意を向けられた途端に嫌悪感を抱くようになる」という女性に

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約3年ぶりの清水翔太LIVEツアーを終えて

約3年ぶりの清水翔太LIVEツアーを終えて

2022年2月27日。清水翔太のLIVEツアーに行ってきた。2021年にリリースされた9作目のアルバム「HOPE」を引っ提げての全国ツアーファイナル。会場は、清水翔太の地元大阪「Zepp Namba」だ。そしてこの日は、彼の33歳の誕生日当日だった。

このご時世にLIVEを開催してくれたこと、そしてみんなで集まって一つの時間を共有できたこと、誕生日をお祝いできたこと、とても嬉しく思う。そして僕の

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清水翔太の新曲「Sorry」が激アツな話

清水翔太の新曲「Sorry」が激アツな話

清水翔太の新曲「Sorry」が2019年6月26日に配信限定でリリースされる。

すでに清水翔太の公式Instagramでは、ストーリーズにて、ティザー映像が公開された。公式Twitterでも公開中。↓

そして昨日6月19日には、清水翔太MOBILEで歌詞が先行配信。さっそく歌詞を拝見し「めっちゃアツいやん!」と心の中で叫んだ。

まずは、この歌詞の一部を見てほしい。

この部分の歌詞、聴き覚え

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眠れない夜を越えて

眠れない夜を越えて

仕事を辞めてフリーランスになってから生活サイクルがどんどん狂って、今ではもう2〜3周回ってわけわからんことになってる。サラリーマン時代もそんなに寝るの早いほうじゃなかったし、仕事がしんどくて辛いときは眠れない日々もたくさんあったけど今もひどい。

今は当時抱えていたものとは違う類のしんどさとか辛さとはあるけど、人間関係とか会社の方向性とか余計なことで悩むことはなくなった。にも関わらず眠れない夜があ

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二十世紀を生きる

二十世紀を生きる

※小学校5年生の文集より原文ママ

ぼくは今、二十世紀を生きている。ぼくは楽しく気楽に生きていきたいと思う。二十一世紀にはアイボや色々なロボットが開発されている。二十二世紀が楽しみだ。空飛ぶ車やペットロボットが作られたりするからだ。二十一世紀を生きている間に自然がいっぱいある所に住んでみたい。だって二十二世紀になるとハイテクぎじゅつが生みだした、機械とかが作られて自然がとりこわされそうだからだ。そ

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ふやけた過去と、腑抜けた今と、ぼやけた未来。

ふやけた過去と、腑抜けた今と、ぼやけた未来。

ここ最近、何事も無気力になっている。相変わらず「自分が何をしたいのか」とか「何のために生きているのか」とかそういうことばかり考えていて、挙げ句の果てには仕事に対してもネガティヴモード。その結果、クライアントにも迷惑をかけることになってしまった。本当に自分は何がしたいんだろう。自分には合っていないんじゃないかとまで考える始末。誰のために何のために頑張ってるんやろ。いや頑張ってすらないのか。知らんけど

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蝉時雨はもう聴こえない。

蝉時雨はもう聴こえない。

今年もまた8月31日がやってきて、夏の終わりを迎えようとしている。9月に入ったって急に秋らしさが訪れるわけでもないのに、夏休み最終日のイメージがあるからか、昔から8月31日がくると「あぁ、今年も夏が終わったな」という気持ちになる。

8月も後半に差し掛かると、明らかに鳴いている蝉の数が減っていることに気づいた。ほんの数日前までは、まるで機械音のようにその音色を掻き鳴らしていたというのに。何年もかけ

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愛されたいという願望は自惚れの最たるものだ。

愛されたいという願望は自惚れの最たるものだ。

かれこれもう、4年くらい恋人がいない。この期間中、誰かを好きになったこともあるし、頑張って出会いを求めたこともある。しかしどれも恋人という関係性に発展することはなく、そのほとんどがぼくの心からフェードアウトしていった。好きという感情は、どのようにして生まれて、そして育まれていくのか。自分の心の中の出来事なのに、未だにわからない。むしろ歳を重ねるほど、難しい存在になっていくような気がする。

いいか

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ぼくの心に住まう赤髪のシャンクス

ぼくの心に住まう赤髪のシャンクス

ぼくは、基本的に心の中に「赤髪のシャンクス」を住まわせている。ジャンプコミックスのONE PIECE第一巻を読んだことがある方ならお分かり頂けると思うが、シャンクスが酒場で山賊のヒグマにちょっかいをかけられるシーンがある。

シャンクスは、山賊に酒やら何やらぶっかけられててもヘラヘラと笑って済ますのだが、主人公ルフィはその姿に情けなさを感じてシャンクスに嫌気がさす。その後、別の日に再び酒場にやって

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男だけど浮気する奴の気持ち理解できない件

Twitterのフォロワーさんに、ぼくの恋愛コラムを読んでみたいと言っていただいたので、普段感じていることや思っていること、考えていることをできるだけそのまま書き綴っていこうと思う。とりあえず、いろいろタイトルだけ下書き状態で保存しているので、今回はその中から一本。

知り合いに、器用に要領よく生きてんな〜って思う人がいる。恋愛に関しても常に途切れずエンジョイしているけれど、いわゆる“あたおか”っ

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29歳、団地で一人暮らしをするという選択

29歳、団地で一人暮らしをするという選択

2019年11月、ぼくは28年間暮らした大阪北摂にある実家を出た。一人暮らしをした経験がないということに加えて、28歳にもなってずっと実家暮らしという事実に、若干のコンプレックスを抱くようになっていた。20歳の頃から2019年12月まで大阪モノレール線と大阪北急行線(御堂筋線)を乗り継いで、片道およそ1時間の道のりを通勤していた。

電車に乗ること自体は、それほど苦に感じたことはない。むしろ電車に

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感謝の代わりに言葉を

感謝の代わりに言葉を

人の関心は、基本的に自分自身に向いているのではないかと思う。だから芸能人など人の関心を集められる人は、本当にすごいのだろう。その人の生き方や価値観がたとえ自分と違っても、すんなり受け入れられちゃうのは、何よりもすごく、そして怖い。

ぼくは、どれだけ好きな人の言葉でも、それが正しいかどうかの判断は、自分自身でしたいと思っている。「誰々が言うから間違いない」というのは、思考を放棄してしまっているよう

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やさしい世界で生きるということ

やさしい世界で生きるということ

できれば、やさしい世界で生きていたい。それでもこの世の中には、平気で人を傷つけるようなことがたくさん起こる。人を傷つけたことに対して、謝罪がなければ反省もない人だっている。無駄なプライドや言い訳はたくさんあるのに。

傷つけられたことは、これまでたくさんある。けれど、「傷ついた」と主張することはほとんどない。人を平気で傷つけられる人に、「今の言葉、ちょっと傷ついたなぁ」と伝えたところで何も変わらな

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始まりは終わりの始まり

※「花束みたいな恋をした」ネタバレ含むかも。支障ない方だけ読んで。

映画を観た。菅田将暉と有村架純のW主演「花束のような恋をした」だ。何となくSNSに流れてくる感想を見ると「リアルすぎる」といったものが多かったように思う。実写の日本の恋愛映画を観るとき、ぼくは限りなく現実に近いものを好む。たまにSF要素などが入ったものもあるけれど、そういうものより現実にある街が舞台のありふれた何てことのない恋愛

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