マガジンのカバー画像

介護と介護の道場【夜の保健室】

136
↓夜の保健室とは?↓ ※介護/介助道場と交流の場。 (介助の練習対応、随時可能) ※ どの地域でもどんな生き方でも どこかで出てくるような課題?局面?風景? 福祉対応?民間地域… もっと読む
運営しているクリエイター

#福祉

福祉人材の不足は『福祉』とキリトルことに端を発す

福祉人材の不足は『福祉』とキリトルことに端を発す

福祉を標榜する人
介護を特別に切り取って語る人は、
そこらに多いから割と気づきづらいことだが、

福祉の本質は『良い大人になりましょう』とか『良い繋がりを持ちましょう』てことであり『良い商いをしましょう』てことだと思います。

福祉自体に特別な何かがあるわけではありません。

もしも
福祉を何か特別なものとして語るなら、その論の軸には【技術】【技法】【メソッド】などが据えられているはず。
それ以外

もっとみる
《売れない介護/福祉を量産する、地域•コミュニティという名の無責任構造》なんちゃって

《売れない介護/福祉を量産する、地域•コミュニティという名の無責任構造》なんちゃって

おもしろい記事を読んだ。

【介護をすること】
【福祉であること】
【コミュニティであると再認識を進めること】

それ自体が目的化してしまう『構造上の欠陥』に重ねて読んでしまう。

本質は変わらない。

なんちゃって。

読んでみてください。

福祉じゃ役不足な気がする

例えば、兄弟姉妹が病気や障害という事実があるとして。

病気や障害に『ならなかった』兄弟姉妹のケアになりえて、自然な居場所になりえるのってどんな形だろうか?

言葉にできない辛さや本当の気持ちを吐き出してもいい、否定されない場所。
自然なというところがミソだよなぁ。
やっぱり、【仕事場】がいいんだけどなー。

人手不足といっちまえば問題

人手不足といっちまえば問題

人手不足といっちまえば、
満場、うんうんと応えてくれる。

仮想敵つくっちまえば、
なんとなく出来るね、一体感。

都合よく解釈しちまえば、
データが味方してくれるさ。

てめぇの仕事を忘れちまえば、
その分、負担は増えて当たり前 。

人手不足と言い訳しちまえば、
棚上げされて、
みえなくなる内在的な課題の群れ。

人手不足といっちまえば問題。
棚卸ししていくしかねぇよ。
アホもカシコも関係なく

もっとみる
高齢者というメディア・改2020

高齢者というメディア・改2020

『高齢者というメディア』
この言葉は、2018年下半期くらいから、再三使っている言葉である。

【世の中にこんだけ年寄りカテゴリーの人々がいるのに、なぜ、そこをメディアとして楽しんだり研究しないんだ?】という疑問は自分自身の入職のきっかけであったので、かなり前から感じてきた。

直接援助を中心に15年以上、高齢者介護に携わっていると【高齢者を敬う】【高齢者の生活を豊かにする】ケアなんてことをよく聞

もっとみる
スケッターという【社会的メス】または【事業棚卸しフォーム】

スケッターという【社会的メス】または【事業棚卸しフォーム】

「スケッター」とは、すきま時間を活用して働きたい、スキルをシェアしたい、という方々と人手を必要としている介護施設をマッチングするサービスです。

とホームページに並べられた文言は、とてもシンプルだけれども、そこにこめられた意味はとても重たいものに思う。

ここに書いてある通り、スケッターとは
【福祉業界における人手不足対策】を軸にした、いわゆるスキルシェアリング(技能を社会共有する)サービスの一つ

もっとみる
【あの記号やらこの記号やら  真綿に絞められ、ろくろ首】

【あの記号やらこの記号やら  真綿に絞められ、ろくろ首】

妖怪は個人的にタイムリーなワードで、
最近1週間に妖怪を4.5回語ることがあった。

妖怪を生み出すのは我々の得体の知れない不安をイメージに落とし込み軽減させようっつうロジックであり、

それは例えば、
『認知症にはなりたかねぇ』という線引きの向こう側においやって、
『わけのわからないことをする病気、認知症』という老いの象徴≒認知症にしたがるなんてのも
あらたな【妖怪誕生】なのかもですね。

もっとみる
栄養は皮に近いところにある的な話、大概いつも周辺と行間が問われている、本当は。なんつって。

栄養は皮に近いところにある的な話、大概いつも周辺と行間が問われている、本当は。なんつって。

『ネットの文言でも、リアルの発言でも、

とある病気やら、とある障害について、それが何であるか、それがどんなものであるかについての話が為されたり、ピックアップされることは多々ある。

知識、エピソード、定義、イメージ、状態のあれこれ。

ほんとは、
その病気や障害がどんなものか?と語る時に
明らかにされてしまうのは、
それを語る側のリテラシーだったり、
解釈のあり様だったり、
人としてのあり様なん

もっとみる
高齢者というメディア2019年1月   【縁起と因縁『ここから先を考えない』覚悟】

高齢者というメディア2019年1月   【縁起と因縁『ここから先を考えない』覚悟】

あのねぇ、さがんさん。
お釈迦さんは、死んだ後の世界とか霊魂の存在をはっきりと否定しとるんよ。スッタニパータいう原始仏教の経典で。
生きる、その先の、死ぬ・・・死んだ後、とかそういうことではなく、
そこには「縁起」いうもんがあるだけやっていわはんねん。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

【縁起】いうもんはね。ものごとの流れ・・因果関係とでもいうんかな。こういうことがあって、その結果、あ

もっとみる
いくら利きのいい腕であっても【解説付き】

いくら利きのいい腕であっても【解説付き】

いくら利きのいい腕でも、腕一本では、カラダ全てを洗うことができないこと。

目がよくみえている状態でも、空間が認識できないことがあるんだ。

足がよく動いてる様に見えても、体幹を支えられないと、むしろうまく歩けない。

大丈夫やでという言葉には、もっと察してほしい何かが隠されているということや、

モノを忘れるからといっても、忘れたくても忘れられない想いがあり、いつまで経っても縋りたい思い出もある

もっとみる
一足早いけど。2019始めます。  by さんすけさんすけ合同会社

一足早いけど。2019始めます。  by さんすけさんすけ合同会社

去年、ぼくは2018年を12月27日に始めた。

というわけで、当然、今年も、新しく始まったのです。2019年。あけましておめでとうございます。みなさん。

一年の計は元旦にありといいますので、

とりあえず、抱負を書き示しておきます。

「さんすけさんすけ2019」その①三助/組織活性化活動<大阪の地で、三助さんを復活させようプロジェクト>

<地域ニーズ・組織ニーズ×フクシ的機能の効果を飛躍的

もっとみる
ちょっと背中みてくれへんかな

ちょっと背中みてくれへんかな

ちょっとここのね、背中のところを見てほしいだけど。ん?そう、そこ。赤くなってない?
あ、なってない?そうかそうか、じゃあまだ 大丈夫かなぁ。

床ずれになる可能性があるち、いうてね、先生そんなこと言ってたから。

抗がん剤飲んどるのを辞めたもんで、先生にもめっちゃ怒られた(笑)

朝から15錠ほど飲んで、一回、身体全身が真っ赤になったやろ?あれで、皮膚がボロボロになって、むくみで、足から水がでてね

もっとみる
お母さん、何言うてんのん、

お母さん、何言うてんのん、

お母さん何言うてんのん?!ほんまやめてや?大丈夫?て、娘に言われましてん。

そやけど、お父さん、いつもそこにおったのに今もうベッドもなんもありませんやろ?

そこにおる気で、私おるさかいに

「お父さん、今日はどこどこのおっちゃんがなー、」て、思わず、そこにおるもんや思って、声かけてしまって、

娘に怒られますねんー。

今の病院も、娘と嫁と息子と私で、交代ごうたいやから、助かりますわ。
三男は

もっとみる
最期のコーヒー

最期のコーヒー

私、むかしっから、喫茶店好きやねん。
もう少し、向こうの方・・・香櫨園の駅に近いところにな、喫茶店があって、結構長いこと働いててんで。
お客さんがいろいろ来るのが好きやねん。

そこ辞めるってなった時、常連の男の人が
「ちゃんとかわいいおばあちゃんになりやー」っていうてくれてね。
「今でも十分かわいいで」っていいかえしててんけど。

『スタバ、毎朝日課ですやん?コーヒー好きなんでしょ?』

あのな

もっとみる