sakenosei

社員全員完全在宅勤務、全国の中古戸建住宅を扱う不動産会社「ワンマンバンド」を経営してい…

sakenosei

社員全員完全在宅勤務、全国の中古戸建住宅を扱う不動産会社「ワンマンバンド」を経営しています。 アウトドア全般、狩猟、テニス、アコースティックギター、料理、お酒、和服などが好き。楽しくふらふらとした人生を歩みたいですね http://blog.oneman-band.biz/

最近の記事

読書感想 ハンガーゲーム

読書感想 ハンガーゲーム ビジネスマンとしても人間としても、ビルゲイツさんに共感できる部分が多いです。読書家としてもよく知られているゲイツさんのおすすめははずれが少なく、いままで結構参考にさせていただいています。 そんなゲイツさんお勧めの一冊、ハンガーゲーム。 小説がお勧めになっていることは、かなりレアです。なので余程深い話なんだろうな、と思いながら読み始めたら、漫画みたいな本でした。 もともと「ヤングアダルト」に分類される小説なのでそれも道理ではあるのですが、ビルゲ

    • 「歩き酒」の魅力

      僕は、いまさら言うのもあれですが、お酒が好きです。愛しているといっても過言ではありません。だから「いかにしてお酒を飲むか」というのは、僕の人生をかけた永遠のテーマでもあります。 これまでも 「正しいお酒の飲み方」http://blog.oneman-band.biz/?page=3&cid=9 「一人で飲むときに入る店」http://blog.oneman-band.biz/?page=5&cid=9 など、様々な考察を重ねてきました。 もう5年も前の話ですが、ついに

      • 読書感想 ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則

        「ビジョナリーカンパニー」は素晴らしい本だと思います。もちろん世界的に評価されている名著だし、僕の経営する不動産会社に、というかその社長である僕に、多大な影響を与え、会社の方向性をグイッと新しい方向性にもっていくきっかけ、そして道しるべになりました。 「ビジョナリーカンパニー」は、「何世代にも渡って突出した業績を維持している企業」を扱い、そしてその続編となる本書は、「ビジョナリーカンパニーになる前、突出した成功企業になった企業」を扱っています。 「普通の企業がいかに偉大な企業

        • 読書感想 自分を操る超集中力

          そういう人は結構多いのではないかと思いますが、著者に偏見(?)があって、ほとんど何の期待感もなく読み始めましたが、すぐに「あれっ」と思い、「あれあれっ」と思ううちにどんどん読み進み、あっという間に読んでしまう、とてもためになる良い本でした。 「集中力」というのは、仕事にしても、その他の人生においても、とても大事なことだと思います。しかしその割に「集中力」を主題とした本を読んだ記憶はなく、また「集中力」を主題とした「映画」や「ドラマ」などをみた覚えもありません。なんでだろう。

        読書感想 ハンガーゲーム

          読書感想 エッセンシャル思考

          僕の経営する会社では毎月「課題図書」を設けて、社員のみんなに読んでもらい感想を提出してもらっているのですが、これは社員の一人から、読んでみてください、と課題を出された「逆課題図書」でした。 以前書きましたが、ここ数年「ビジネス書」「啓発系」などの本も積極的に読むようにしています。たいていKindleで読むか、Audibleで聴くか、なのですが、Audibleは基本的に「基本料金1500円で聴き放題」というサービスです。しかし、どういう基準なのかは知りませんが、中には有料(追

          読書感想 エッセンシャル思考

          ゼロからの進撃 1,000,000回への挑戦

          ゼロからの進撃 1,000,000回への挑戦 Youtubeのお勧めにたまたま出てきた動画を見てぶっ飛びました。 何年も定期的にアップされている動画の「まとめ」みたいなものだったのですが、 「進撃のY、と名乗る一人の端正な顔をした青年が、ひたすら壁に向かってサッカーボールをけり続けけり続け、100万回けり続けたらプロになれるか」 という途方もないお話し。 僕が見たのはおよそ10万回くらいのまでのまとめだったのですが、まだ目標の10分の1のその時点で、主人公の技術、パワーは

          ゼロからの進撃 1,000,000回への挑戦

          読書感想 睡眠こそ最強の解決策である

          読書感想 睡眠こそ最強の解決策である 前回の読書感想で「なぜ普段はそれほど読まない実用書についての感想文が、noteでは多いのか」について書きましたが、そこで書かなかった、実は切実な理由は「自分の経営している会社で毎月課題図書を設定している」からです。 課題図書を設定して、すべての社員が読み、感想を提出するようにしてからおよそ2年がたち、だんだんとストックが少なくなってきてしまって「頑張って新しい本を読んでいる」わけです。仕事の時間を使って読んでもらっているので、意味のない

          読書感想 睡眠こそ最強の解決策である

          読書感想 再読 バビロンの大富豪

          経済やビジネスや自己啓発などを扱ったいわゆる「実用書」というようなものは、あまり意味のないような本も多いし、そんなに読んできたほうではないと思います。いつも「出来るだけ評価が固まったバランスの取れている本」「出来るだけわかりやすく書かれている本」を読もうと意識し、そして読み始めても「面白くなければいつでも中断する」ことを心がけてきました。 ここで書いている「読書感想」にはそういう「いわゆる実用書」が多いのですが、それは ① しばらく前からAudibleのシステムが「読み放題」

          読書感想 再読 バビロンの大富豪

          読書感想 日本のシン富裕層 なぜ彼らは一代で巨万の富を築けたのか

          オリラジあっちゃんのYou tubeを見て知り、本書を読んでみました。動画はとても分かりやすく、ポイントを押さえていると思います。 「海外に移住って、どんな選択肢があって、具体的にどのような手続きになるんだろうな」という興味がメインで手に取ったのですが、どちらかというと「シン富裕層はどんな人たちでどうやって稼いでいるのか」という話がメインで(タイトル通りなのですが)、シン富裕層向けではなく、シン富裕層を知りたい人向け、であり、だから(著者の本業である)海外移住の詳細などはやや

          読書感想 日本のシン富裕層 なぜ彼らは一代で巨万の富を築けたのか

          読書感想 結果を出し続けるために 羽生善治

          現在伸び悩みを感じている僕のテニス(いつも悩んでますが)に何らかの刺激を与えてくれるのではないかと、羽生名人の「結果を出し続けるために」を読んでみました。 若いころに棋界のトップに立ち、それからずっと第一線で活躍し続けている名人が、現時点でどんなことを感じ考えているか。 流石に名人。どれも納得できるお話ばかり。ではあるのだが、目新しい話、というか、刺激を受ける話は、ほとんど全く出てきません。どれもこういっては何ですが「俺も何度も考え通り過ぎたよなー、これ」と思ってしまうもの

          読書感想 結果を出し続けるために 羽生善治

          読書感想 泥の河 宮本輝 再読

          宮本輝の「川三部作」。蛍川、道頓堀川と読んで(実際にはAudibleで聞いて)、最後に泥の河を読み始めたら、すぐに(2行くらいで)以前に読んだことがあることに気が付きました。 特にAudibleは「会員読み放題」だし、そうでなくともマーケティング的演出露出が過剰で、メディアも覚えきれないくらいある今、「いい本だけを選別して読む」ことは逆にかなり難しい、と感じます。だから「見極めをできるだけ早くしてくだらない本はすぐやめること」、「出来るだけよい本を何度も読むこと」を意識してい

          読書感想 泥の河 宮本輝 再読

          読書感想 成功する子失敗する子 ポール・タフ

          先日読んだ「学力の経済学 中室牧子」の中で引用されていた本。2013年に刊行され、その後現在に至るまでの教育理論の大きな流れを作った本といえると思います。 「科学的根拠=エビデンスに基づいた教育」「子供の成功にとって大事なのは知能ではなく性格の強み=非認知能力である」 この2点が本書の骨子。 以前、(アメリカの)教育理論では、知能テストや学力テストで図ることのできる「認知能力」が子供の将来を決定する、という考え方が主流だった。でも今では我々でもなんとなく「テストでは図る

          読書感想 成功する子失敗する子 ポール・タフ

          読書感想 世界大異変 ジム・ロジャーズ

          「冒険投資家ジム・ロジャーズ世界バイク紀行」を読んだのは多分もうかれこれ20年近く前。それ以来時々著作を読んでいます。 時々、こういう「常識的でバランスの取れた」経済観に触れるのは結構大切なことだと思われ、また、僕の経済観に影響を与えている一人だと思う。 この人の言っていることは、20年前からブレがないように思う。 「いつまでも借金をし続けることはできない」「それは国でも同じ」「歴史は繰り返す」「皆が悲観的になっているときが買いのタイミング」「通貨供給量が増え続ければいずれ

          読書感想 世界大異変 ジム・ロジャーズ

          映画感想 SOMM

          ソムリエの最高資格「マスター・ソムリエ」を目指す若者たちを追ったドキュメンタリー映画。 マスター・ソムリエは、合格率が3-8% 、現在まで世界で274人しか合格していないという超難関試験(うち日本人は一人だけ)。ソムリエ、ワインエキスパート試験合格者数は日本だけで6万人もいますので(そのうちの一人が僕)、その難しさが想像できよう、というものですね。 完全にドキュメンタリータッチの映画なのですが、試験の概要は明確に示されず、試験の仕組みは映画を全部見ても今一つわかりません。出

          映画感想 SOMM

          読書感想 22世紀の民主主義 選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる

          今を時めく成田悠輔による「新しい民主主義の提案」。本人のイメージ(よく知らないんだけど)や装填から「やっつけで書いちゃった内容の薄いやや扇動的な本」なのかなあ、という漠然としてイメージで読み始めましたが、読んでよかったです。 「民主主義」は絶対正義というわけではなくって、代替可能な政治形態の一形態に過ぎない、というのは、僕が大学生のころ(40年近く前)、戦後リベラル教育の呪縛をようやく抜け出し始めた、一部の今でいう「意識高い系」の人たち(?)の間で盛んに議論されるようになっ

          読書感想 22世紀の民主主義 選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる

          読書感想 ビジョナリーカンパニー ジム・コリンズ 通読2度目

          ビジネス書や経営書などはそれなりの数を読みます。なるべく効率的になるように、自分なりに厳選して読み始めているつもりなのですが、「なかなかいいことも書いてあるなー」と思える本は約3割で、それ以外の本はとても最後まで読み切れない、というか積極的に読み切らないことが多いです。「この本は素晴らしい」と思うものは1割程度で、そのうち半分は「再読しよう」と思える本。 「自分の人生やビジネスや考え方に大きな影響を与えるような本」に出合いたいから本を読んでいる、という面もありますが、

          読書感想 ビジョナリーカンパニー ジム・コリンズ 通読2度目