桜寺

看護師として勤務した後、保健師に転職して20年あまり。季節や手づくりを意識した生活が、…

桜寺

看護師として勤務した後、保健師に転職して20年あまり。季節や手づくりを意識した生活が、健康につながると感じています。現在、大学生と中学生の娘がいます。健康づくりを意識した生活や自分なりにほっとする暮らし方、保健師として感じていることなどを発信したいと思います。

記事一覧

プレゼントの勝者はコスメか二郎系ラーメンか?

長女が先週、18歳の誕生日を迎えました。 今年は受験で、お祝い気分一色とはいきませんが、ささやかなお祝いをしました。 18歳になり、メイクに興味津々の長女。 タイトル…

桜寺
3か月前
54

共通テストも勝負飯〜緊張でお腹が痛くなる子におすすめのおかず・鶏のピカタ〜

先週末に大学共通テストが実施され、高校3年生の長女が受験しました。 共通テストが終われば、登校する日は残り数日。3年間のお弁当づくりも終盤です。 今回は、共通テス…

桜寺
3か月前
55

お雑煮ってこんなのだっけ?〜母の異次元お雑煮〜

母はお料理が苦手でした。 レパートリーも少なかったし、本人も苦手を公言していました。 そんな母のお雑煮は何かおかしかったんです。桜寺の生まれた地方で見かけるお雑…

桜寺
4か月前
76

後回しにしていたことが、宝探しのような整理になった話。

忙しいと思っていることを言い訳に、その気になればできそうなことを後回しにしています。 年末年始のお休み中に、後回しにしてきた3つのことをやろうと決めていました。…

桜寺
4か月前
84

お正月に食べたおうちごはん

やっぱり今年も、お節以外が食べたくなります。 お節じゃなくて、ご馳走じゃなくて、当たり前のご飯が恋しくなる…この気持ちもお正月恒例です。 実家でいただくご馳走の…

桜寺
4か月前
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大晦日は大皿料理で。

12月29日から1月3日まで、お正月休暇です。 29日、30日は一生懸命お掃除しました。 特に念入りに取り組むのは、お台所とお風呂、玄関。 お台所は次女にも手伝ってもらい…

桜寺
4か月前
46

ツリーはなくても愛を込めてMerry Christmas.

毎年ツリーを出していたリビングに、次女の漫画やライトノベルを並べた書棚を置きました。 「無理してツリーを出さなくてもいいか…」 思いつきに従って、今年はツリーを…

桜寺
4か月前
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アーユルヴェーダのおすすめ食材でつくる優しいひと皿vol.2・じっくり焼くじゃがいも

秋もじゃがいもがおいしい季節です。 次女が大好きなじゃがいもを、アーユルヴェーダ風に調理して味わっています。 スパイスとも相性が良く、重宝します。 ・じゃがいもの…

桜寺
6か月前
65

のっけ盛りのお弁当が有能だった話

これまで、スタンダードな詰め方のお弁当を続けてきました。ご飯とおかずを分けて詰めるやり方です。このやり方で、少々課題が出てきました。 食中毒予防もあって、お弁当…

桜寺
7か月前
81

お誕生日に食べたいものは?

次女はお彼岸の期間中に誕生日を迎えます。 ご先祖のご加護がある生まれのように思えて、ありがたい気持ちになります。 娘たちの誕生日にはリクエストを聞いて、ご飯とお…

桜寺
7か月前
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だいすきな缶づめ・乾物vol.3 高野豆腐

優しい風味の名脇役のひとつ、高野豆腐。 わが家でも人気食材で、娘たちも優しい味わいを大変気に入っています。 最近は、カットした高野豆腐に、味つけ用の調味料パック…

桜寺
7か月前
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次女の大切なハムスター達の修繕日記!感動の結末

次女が大切にしている、手づくりのハムスターのぬいぐるみ達、その名もイエ(黄色)とオレ(オレンジピンク)。 次女が小学3年生の誕生日に手作りして以来、中学生になった…

桜寺
8か月前
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おもいでの“祖母の夏野菜のすき煮”を再現してみた。

お隣さんからピーマンをいただきました。 お隣さんは80代の女性ですが、いつも早朝から畑仕事に余念がありません。 よく新鮮なお野菜を分けてくださいます。 夏野菜は炒め…

桜寺
8か月前
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夏の日のお献立

非常に暑い夏を迎えています。 食卓の準備も暑さとの対決です。 夏は娘たちの好きなものをベースに、栄養バランスと食べやすさを重視して作ります。 タイトル画像はタコと…

桜寺
8か月前
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エコバッグを染めて夏休みをたのしもう!ハーブの香りに包まれた特別な体験

この夏は久しぶりに、開放感に満ちた雰囲気になりました。 遠くに出かける旅を楽しみたかったのですが、受験生の長女の補講もあり、近場のレジャーを楽しむことにしました…

桜寺
9か月前
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アーユルヴェーダのおすすめ食材でつくる優しいひと皿vol.1・魅力的な豆類のスープ

アーユルヴェーダの理論では、消化力をとても重視します。 消化できずに不純物が体に溜まる… そんな結果は避けたいものです。 消化の良い食材で、素直に素朴な雰囲気の料…

桜寺
9か月前
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プレゼントの勝者はコスメか二郎系ラーメンか?

長女が先週、18歳の誕生日を迎えました。 今年は受験で、お祝い気分一色とはいきませんが、ささやかなお祝いをしました。 18歳になり、メイクに興味津々の長女。 タイトル画像は誕生日プレゼントに贈ったコスメです。 * お誕生日のご飯とスイーツは、必ずリクエストを聞くことにしています。 ラーメン好きの長女から 「二郎系が食べたい!」と返答。 さて、全くわからない…二郎系とは? ネットを頼りに調べましたら、野菜マシマシ、ニンニク&背脂、豚骨ベース、太麺などのキーワードが出て

共通テストも勝負飯〜緊張でお腹が痛くなる子におすすめのおかず・鶏のピカタ〜

先週末に大学共通テストが実施され、高校3年生の長女が受験しました。 共通テストが終われば、登校する日は残り数日。3年間のお弁当づくりも終盤です。 今回は、共通テストの日にもお弁当に詰めた、長女の勝負飯レシピをお届けします。 * ・揚げないボリュームおかずの探求 長女は緊張すると必ず、お腹が痛いと言い出します。 長女が小学生になると、運動会のお弁当づくりに悩みました。緊張するとお腹が痛くなって、揚げ物を食べられません。 ママ友のお弁当は、エビフライや唐揚げ、ヒレカ

お雑煮ってこんなのだっけ?〜母の異次元お雑煮〜

母はお料理が苦手でした。 レパートリーも少なかったし、本人も苦手を公言していました。 そんな母のお雑煮は何かおかしかったんです。桜寺の生まれた地方で見かけるお雑煮は、おすまし仕立てで青菜の具が定番です。 母のもおすまし仕立てですが、お餅の他の具材が白菜、わかめ、卵。 今回、おおよそのレシピを再現してみます。 ・母のお雑煮の作り方 早速、レシピをご紹介します。 なぜ、こんなお雑煮に…? こどもの頃から食べていましたが、いつから始まったのかは不明です。 他ではこんなお雑

後回しにしていたことが、宝探しのような整理になった話。

忙しいと思っていることを言い訳に、その気になればできそうなことを後回しにしています。 年末年始のお休み中に、後回しにしてきた3つのことをやろうと決めていました。 ①実家の片づけを始める ②好きなページを残して雑誌を片づける ③パンツ3着を修繕する タイトル画像は「④久々にクッキーを焼く」です!要はなんてことない、そのくらいのチャレンジです。 ①実家の片づけを始める 兄夫婦と一緒に、実家の片づけを始めました。父が独りで暮らす実家はかなりの物量で、到底一回では片づきませ

お正月に食べたおうちごはん

やっぱり今年も、お節以外が食べたくなります。 お節じゃなくて、ご馳走じゃなくて、当たり前のご飯が恋しくなる…この気持ちもお正月恒例です。 実家でいただくご馳走の合間に、娘たちと何を作るか話し合って、簡単なありあわせご飯を楽しみました。 限られた食事の時間に、何を作るか、何を食べるか、今年もお台所仕事は続きます。 おうちごはんって、ほっとしますね。 そうそう、おやつも食べましたよ。

大晦日は大皿料理で。

12月29日から1月3日まで、お正月休暇です。 29日、30日は一生懸命お掃除しました。 特に念入りに取り組むのは、お台所とお風呂、玄関。 お台所は次女にも手伝ってもらいました。 「きれいにしておくと神様が来てくれるよ。」 念入りに拭き掃除すると、本当に神様が来て、来年も美味しいご飯を食べられる気がします。 食べることが大好きな次女は、熱心に手伝ってくれました。 本日は大晦日。恒例行事の大皿料理で一年の感謝を家族に伝えます。 今年も無事に終わります。 日々忙しくて

ツリーはなくても愛を込めてMerry Christmas.

毎年ツリーを出していたリビングに、次女の漫画やライトノベルを並べた書棚を置きました。 「無理してツリーを出さなくてもいいか…」 思いつきに従って、今年はツリーを出さず。 リースと壁掛けオーナメントでクリスマスの装飾をすることに。 * クリスマスイブのお夕飯は何がいいでしょう。 娘たちに尋ねると鉄板の回答。 「鶏の唐揚げ!」ということになります。 大皿料理で食卓は楽しくなりました。 でもメニューはクリスマス無縁の雰囲気に。 ** 今年は物価高騰で、ケーキも高価に。

アーユルヴェーダのおすすめ食材でつくる優しいひと皿vol.2・じっくり焼くじゃがいも

秋もじゃがいもがおいしい季節です。 次女が大好きなじゃがいもを、アーユルヴェーダ風に調理して味わっています。 スパイスとも相性が良く、重宝します。 ・じゃがいものクミン炒め ・作り方 ①じゃがいもを12等分に切る。 →先ず半分に切って断面を下にして置き「*」  のマークを描くように縦と斜めに切り込む。 ②フライパンにギーを入れて中火にし、ギー  が溶けたら(油でフライパンの表面を覆っ  たら)クミンシードを入れる。 ③クミンの香りが立ったら、じゃがいもを  入れてじ

のっけ盛りのお弁当が有能だった話

これまで、スタンダードな詰め方のお弁当を続けてきました。ご飯とおかずを分けて詰めるやり方です。このやり方で、少々課題が出てきました。 食中毒予防もあって、お弁当袋には必ず保冷剤を入れます。 保冷剤で冷やされたご飯が、お昼頃には硬く、パラついてしまうことが気になっていました。 猛暑の今年、保冷剤を使ってもご飯の食感を保てる詰め方に出会いました。 それが「のっけ盛り」です。 タイトルから「要は上に乗せればいいのね」と適当に詰めたら、自己流でも案外上手くいくので驚きました。

お誕生日に食べたいものは?

次女はお彼岸の期間中に誕生日を迎えます。 ご先祖のご加護がある生まれのように思えて、ありがたい気持ちになります。 娘たちの誕生日にはリクエストを聞いて、ご飯とお菓子を作ってお祝いするのが恒例です。 さて、今年の次女のリクエストは? ・憧れのフライドチキン 次女のリクエストはフライドチキンでした。 「ポテトも!あと、キャベツのおかずが食べたい!」と抜かりなく追加。 フライドチキンと言えば、ケンタッキーフライドチキンでしょうか? 田舎ですから、そのお店は付近にありません

だいすきな缶づめ・乾物vol.3 高野豆腐

優しい風味の名脇役のひとつ、高野豆腐。 わが家でも人気食材で、娘たちも優しい味わいを大変気に入っています。 最近は、カットした高野豆腐に、味つけ用の調味料パックが付いた便利な商品も販売されています。 このまま袋の指示どおりに作れば、もちろんおいしい一品ができますが、アレンジもおすすめです。 今日はカット済みの高野豆腐で、手軽にできる高野豆腐の煮物を3品、ご紹介します。 ・高野豆腐の卵とじ もっとも簡単でおいしいアレンジは、やはり卵とじでしょう。 付属の調味料を使って

次女の大切なハムスター達の修繕日記!感動の結末

次女が大切にしている、手づくりのハムスターのぬいぐるみ達、その名もイエ(黄色)とオレ(オレンジピンク)。 次女が小学3年生の誕生日に手作りして以来、中学生になった今も大切な友だちのようです。 あまりにも持ち歩き過ぎるので、汚れや傷みもそれなりです。 これまでも年に何度か手洗いし、年に一回は綿を詰め替えてメンテナンスしてきました。 今年はそれに加えて、外れかけた目の修繕が必要になりました。 2つの目は、つながった糸で留めてあるので、両目とも外して縫い直すしかありません。表情

おもいでの“祖母の夏野菜のすき煮”を再現してみた。

お隣さんからピーマンをいただきました。 お隣さんは80代の女性ですが、いつも早朝から畑仕事に余念がありません。 よく新鮮なお野菜を分けてくださいます。 夏野菜は炒め物がイメージです。 夏バテの時期、油と合わせて摂ると確かに元気がもらえる気がします。 一方で煮物もなかなか良くて、祖母は夏になると豚肉と夏野菜ですき煮をよく作ってくれました。 今回は、祖母を真似た一品をご紹介します。 ・夏野菜のすき煮を再現 作り方 1 ナスはヘタを取り、縦半分に切る。  皮に斜めの切り込み

夏の日のお献立

非常に暑い夏を迎えています。 食卓の準備も暑さとの対決です。 夏は娘たちの好きなものをベースに、栄養バランスと食べやすさを重視して作ります。 タイトル画像はタコとししとうの炒め物です。 油で炒めて、塩こしょうで味付けして、仕上げに黒胡椒を振ります。 夏はシンプルな調理が娘たちにも好評です。 夏も旬の食材がいただければ一番。 他には、豆類や海藻でミネラルを補給することを特に意識しています。 冷たい飲み物で消化力が落ちても、タンパク質は摂りたいところ。タンパク質の食材は、軽め

エコバッグを染めて夏休みをたのしもう!ハーブの香りに包まれた特別な体験

この夏は久しぶりに、開放感に満ちた雰囲気になりました。 遠くに出かける旅を楽しみたかったのですが、受験生の長女の補講もあり、近場のレジャーを楽しむことにしました。 昨年はパンづくり教室に参加しました。 今年はハーブ染めの教室へ。 いざハーブ染めの教室へ レモングラスとマリーゴールドの染料で、エコバッグを染めることにしました。 最初の工程では、エコバッグの所々を自由に輪ゴムで絞ります。 各自が自由に輪ゴムで絞り、いよいよ染めの工程へ。 鍋で熱したハーブの染料に浸し、鍋

アーユルヴェーダのおすすめ食材でつくる優しいひと皿vol.1・魅力的な豆類のスープ

アーユルヴェーダの理論では、消化力をとても重視します。 消化できずに不純物が体に溜まる… そんな結果は避けたいものです。 消化の良い食材で、素直に素朴な雰囲気の料理を作ると、本当に優しいお料理が出来上がって、食後の胃からエネルギーが身体中に行き渡る気がします。 アーユルヴェーダ的おすすめ食材のひとつが、ムング豆です。 特にムング豆のスープが優しい。 粗いポタージュのような質感で、それでいて味わいは案外あっさり。食べるそばから胃が安らぎます。 ・ムング豆のスープの作り方