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優等生ものがたり(全5話)

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私が私になるまで。本当の自分らしさとは、自分を生きる為にはどうしたらいいのか。追い続けた8年間をまとめました。
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優等生ものがたり1.「いい子キャンペーンと、ロボットの私」

優等生ものがたり1.「いい子キャンペーンと、ロボットの私」

クラスに1人はいる、級長タイプ。それが私でした。

実際に、副級長や級長、生徒会の副会長なんかもしていましたね。

真面目で、勉強ができて、生徒会をやったり部活(バレー)をしたりする、優等生タイプ。

先生からは好かれやすいし、周りの友だちや保護者からの評判もいい、親にも褒められる。

自分で言っちゃあなんですが、「できる子」だったと思います。

だけどね、本当は、自分に自信がなくて。

真面目な

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優等生ものがたり5. 「全ては、自分を信じるために」

優等生ものがたり5. 「全ては、自分を信じるために」

全てのできごとは、自分を信じるためにあったと、今ならわかります。

これの続きです。↓

あれから私は、実家に帰り、いろいろな試みをしてみました。

note での発信をはじめたり、

毛嫌いしつつも「ちょっぴりやりたい」とずっと思っていた、インスタ発信をしてみたり。

小物を作って売ってみたり、イベントをしてみたり、セッションをしてみたり。

うまくいかないことも多かったけれど、それでも、それは

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優等生ものがたり4. 「本当の意味で、自分を生きる為に、最も大切なこと」

優等生ものがたり4. 「本当の意味で、自分を生きる為に、最も大切なこと」

この続きです。↓

その後、私は「自分らしく生きている人たち」、発信者にハマります。

社長とか、お金とか。そういう『外面的な要素』だけじゃなくて、本当に心の底から豊かに楽しそうに生きている人たち。

そういう人たちを見つけては、SNSを見まくって、これまた、盲目的に信じてしまいました。

————好きなことをしよう。好きなことにお金を使おう。いやなことはやめよう。

そんな「表面的な言葉」だけを

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優等生ものがたり3. 「留年と、過食と、ベンチャーと」

優等生ものがたり3. 「留年と、過食と、ベンチャーと」

今回、ちょっとクズみが多い気がしますが、どうかご容赦くださいませ。

こちらの続きです。↓

留年。

早稲田大学に入った私。1年生の前期で、留年しました。

理由は簡単、「つまらないから。」

授業がどうというよりかは、いる人たちが皆んな、自分と同じような「優等生の真面目ちゃん」ばかりに見えてしまったのです。

ああ、ここでも同じようにお勉強するのね。と、斜に構えた態度をとってしまった私。

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優等生ものがたり2. 「勉強の意味と、300冊の本」

優等生ものがたり2. 「勉強の意味と、300冊の本」

こちらの続きです↓(全5話)

高校生。

進学校の、進学クラスに入りました。

そこには、私よりも真面目そうな、大人しそうな子が多かったので、ちょっとだけ息がしやすくなりました。

高校を機に、ちょっとだけイメチェンした私。キャラをちょっと明るくして、自由ほんぽうに生きやすくなった気がしました。

1年目は、めっちゃ勉強してた。なぜなら、東大に入りたかったからです。

お姉ちゃんたちを見て、受験

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