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取材者の心絵(ココロエ)

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東洋経済オンラインやOCEANS、AlpenGroupMagazine、キングギア などの媒体に寄稿しているスポーツライター、瀬川泰祐が取材・執筆活動の中で、日々感じている取材か… もっと読む
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#報道

「吉本報道」で欠如していた反社会的勢力の実態と救うべき弱者の存在

「吉本報道」で欠如していた反社会的勢力の実態と救うべき弱者の存在

僕のNoteは基本的にスポーツの話題を扱うことが多いが、自分の考えを明確にしたり、考えを整理できる上質なテーマがあれば、スポーツに関わらず、書いていく。さっそく、今回は、吉本興業の一連の報道で感じたことをまとめてみたい。

一連の吉本報道の欠陥僕は、これまで吉本興業の一連の報道について、誰に対しても一切の意見を言わずにきた。なぜなら、一連の報道と周囲の反応が感情論に流され、時が経つに連れて、その論

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BTS騒動にみる報道の役割と日本人としての行動

BTS騒動にみる報道の役割と日本人としての行動

一連のBTS騒動。

前提として、僕は親韓でも反韓でもない。だが、これらの騒動は決して、気持ちの良いものではないと感じる。

この騒動自体が、だ。

僕には、韓国人の友人も、もちろん、いる。一方で、剥き出しの反日感情を示された行動がニュース番組で流れると、大勢の韓国人の姿勢に対しては、嫌気がさしている自分も、いる。

まずはこちらの記事を読んでみてほしい。一連のBTS騒動のことが書かれたものだ。

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自分の表現を渡すな。

自分の表現を渡すな。

スポーツ記事は、エンタメか報道か。

最近、このことを考える機会が多い。

エンターテインメントの世界では、例えば写真は、オフィシャル素材の利用しか許されないことも多いし、記事についても、マネージメントの許諾を取らずに情報を流通させることが非常に難しい世界だ。

つまり記事を公開する際には、必ず権利元の許可を通すのは暗黙の了解であり、ビジネス上の習慣として日々行われている。

これは権利ビジネスの

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フェンシング界賞賛記事のウラ側

フェンシング界賞賛記事のウラ側

本日、東洋経済オンラインで、フェンシング協会会長の太田雄貴さんの改革への挑戦を書いた記事が公開された。

これは結果論でしかないのだが、多くの人に記事が届けることができた。社会に一石を投じるという、マスメディアに記事を書くことの役割を果たすことができたのは、僕にとって大きな成果だった。

では、なぜ僕の書いた記事は、ヤフートップに掲載されたのだろうか?

また、なぜ僕の書いた記事は、SNSでバズ

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