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「いたいの、いたいのとんでいけ」は、合理的な言葉だった。

子供が転んだりぶつけたりしたときに
世界中のお母さんが使う魔法の言葉。

それは
「いたいの、いたいのとんでいけ!」

こんにちは!
【子供の能力を高める】子育て研究者kotoです!

多くの人が小さい頃に
言われたであろうこの言葉。

子育て中の方なら、
お子さんにも使ったことがあると思います。

子供の痛みをとばしちゃうおまじないとして
よく使われていますが

実はコレ、れっきとした
科学的根拠のある言葉だったのです!!

▶痛みを紛らわそうとする「痛くないよ!」という言葉がけ

子供が痛い思いをしたときに
どんな言葉をかけていますか?

私は痛みを紛らわしてあげようと

「痛くないよ!」

と言いがちなのですが、

実はこの言葉、子供にとっては
あまりよくない言葉がけなのです。

大人からしたら大したことないケガでも

ぶつけた本人は
大なり小なり痛い思いをしています。

もし、ママやパパに

「痛くないよ!」

と言われてしまうと、子供は

「自分は痛みを感じているのに、
   信頼するママやパパが痛くないと言っている。

   ということは、自分が感じているこの気持ちは
   間違っているのかもしれない…」

と、「痛い」と感じた
自分自身を否定してしまう
ことに。

親としては、少しくらいの痛みなら
我慢できる強い子になってほしくて

「痛くないよ!」

と伝えたつもりが、

自分自身の感覚に
自信をもてない子供を育てている可能性も…

それじゃ、せっかくのママやパパの関わりが
逆効果になってしまいますよね(>_<)

▶痛い思いをした子供が求めていること

じゃあ、痛い思いをした子供の心が
求めていることはなんでしょうか?

それは、「痛みに対する共感」です。

はたから見れば大したことないケガでも、

子供が「痛い」と感じたことは
まぎれもない事実。

そんな子供が求めているのは、

その痛みを分かってくれる
信頼できる大人の存在。

大好きなママやパパが

「痛かったんだね。」

と分かってくれる。

そのことが

ケガの痛みによる不安を
まずは、やわらげてくれる
のです。

▶信頼する大人の「大丈夫」が与えるパワー

共感してもらえた痛みは
だんだんと落ち着いていきます。

けど、まだまだ気持ちの切り替えが
上手くできないのが子供というもの。

大きなケガでなければ

できるだけ早く
気持ちを切り替えさせてあげたいですよね。

それを助けてくれるのが

信頼するママパパからの
「大丈夫だよ」という言葉かけ。

痛い思いはしたけれど、
大きなケガではないし

痛みもちゃんと引いていく。
だから心配しなくても大丈夫。

そう教えてもらえることで

痛みがなくなるという
明るい未来がイメージできて、

ようやく

「痛かったけど、もう大丈夫!」

と思えるようになり

また元気に遊ぶことができるのです。

▶「いたいの、いたいのとんでいけ!」は、子供が求めるものが全部つまった言葉

そこで思い出してほしいのが

「いたいの、いたいのとんでいけ!」
という魔法の言葉。

この言葉には
子供が求めるものが全部つまっているのです。

「いたいの、いたいの」の部分は

子供の感じる痛みを
ちゃんとそこにあるものとして認めています。

そして

「とんでいけ!」は、
その痛い気持ちの切り替えを手助けする言葉。

つまり、

「痛みに対する共感」と「気持ちの切り替え」

両方を叶えてくれる魔法の言葉なのです!

はるか昔から受け継がれているのには
ちゃんとした理由があったのですね〜( ᵒ̴̷͈ ⌑ ᵒ̴̶̷͈ )!

▶まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回のポイントは

「いたいの、いたいのとんでいけ!」には、

子供の痛みへの共感と、
気持ちの切り替えを手助けする言葉が

盛り込まれている!

ということでした(^^)

何気なく使っているこの魔法の言葉。

今度から共感と切り替えを
ちょっと意識して使ってみると

子供の反応も少し変わってくる!
…かもしれませんね\(^^)/

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