夜が明けるのが遅くなった。 漆黒の空を眺めながら、noteを開く。 何を書くとも決めてないのに下書きに向かう。 習慣、惰性もある。 何より落ち着く。 静まり返った時間。…
今朝は雨。 予報でわかっていたけどやはり降っている。 疲れ果てて眠りについた。 嫌な夢も見ず眠れたようだ。 ぼんやりしながら、雨の音をきく。 コーヒーが苦い、疲れて…
今朝もまた窓から金星と三日月が見える。 太陽の、お目見え前の刻。 鳥も起きていない、風もない静かな静かな時間。 ポンカン収穫は最盛期で連日仕事に出ている。 始まっ…
有明の三日月が凛として浮かんでいる。 いい朝だ。 昨夕の仕事帰りの夕焼けも壮厳で眩しく、バイクを止めて見入った。 こんなに美しい景色に会えるのは滅多にない。 自然の…
有明の月を撮ろうと庭に出たら、吹き飛ばされそうになった。 今ごろから春のはじめまで、気まぐれな北西の風に悩まされる。 ヒューン、ガタガタ、バタバタ(家が古いので)と…
夜はこたつでこのまま寝てしまおうかと思うし、朝は布団から出たくない。 誰かに叱ってもらわないとしゃんとしない怠け者がいる。 温度は低くないのに風が唸る朝。 今日も…
こたつから離れなければと意気込んでいるところに、民宿から連絡があった。 掃除の依頼。 まさに渡に舟、タイミングがよい。 願ったり叶ったり。 一石二鳥。 渡に舟とは法…
二日間、こたつから動かなかったらいい加減、嫌になってきた。 急な農作業の疲れをとろうと、安楽に過ごしすぎた。 忙しくしている中の、ほっと一息、忙中閑ありは、気分転…
仕事が続き、やっと休みがとれた。 家事がたまっているのに、こたつから動けないでいる。 ひとり暮らしは自分に甘くなり、何事も後回しにしてしまう。 元来怠け者なのに、…
「看看臘月尽」 看よ看よ臘月尽くという禅語を知った。 茶道では十二月に使われる掛け軸の言葉のようだ。 中国ドラマで、よく「かんかん」と聞く。 「みる」という意味だ…
農作業のある日は、前夜から徐々に気持ちを盛りたて、元気で出かけられるようにしている。 もう長いこと働いているのにいっこうに慣れない。 作業のシュミレーションをしな…
今宵は満月、天気が芳しくないが見られるだろうか。 今頃は、日の出と月の入りが同じ時間帯。 日の入りと月の出も近い。 さよなら、おはよう。 さよなら、こんばんは。 ポ…
動物の物語に弱い。 人間の物語では冷酷なほど涙腺は緩まないのだが。 動物、特に犬が出てくるともういけない。 いつものように図書室で借りた本だ。 「アラシ」 大正半ば…
ポンカンの収穫が始まると十二月、今年も終わりに近づく。 寒がこないと色がつかないので今年は遅いと思っていたら、特別早かった。 一時期の寒さとその後の暖かさで、ミカ…
仕事から帰ってきたら玄関が開いていた、全開きである。 鍵を掛けていないのではない。 「閉めるのわすれた!」 「泥棒?」とは浮かばない。 とうとうここまできてしまっ…
以前のnoteのアカウントは、自分用に残しているが、まだひとり二人と訪れてくれる。 終了したnoteなのにフォローしてくれる人もいて、心苦しい。 読んでくださる人が多くい…
繊月
2023年12月13日 07:05
夜が明けるのが遅くなった。漆黒の空を眺めながら、noteを開く。何を書くとも決めてないのに下書きに向かう。習慣、惰性もある。何より落ち着く。静まり返った時間。日中の雑多な思いが消えるとき。言葉が出てくるのをじっと待つ。創造力はないので、思い浮かぶのは卑近なことばかりだ。ないものねだりは栓なきこと。毎朝変わりもしない頭の中を言葉にしている。私のnoteは瞑想のようなもの。
2023年12月12日 04:55
今朝は雨。予報でわかっていたけどやはり降っている。疲れ果てて眠りについた。嫌な夢も見ず眠れたようだ。ぼんやりしながら、雨の音をきく。コーヒーが苦い、疲れている。カフェオレに変えよう。今日はこのまま一日が過ぎていくだろう。言い訳をしなくても、無為に過ごせる状況だ。二日酔いの朝のような倦怠感。しかし自己弁護は必要ない、仕事疲れだから。昨夕のことだ。鶏を揚げる準備をして、お
2023年12月11日 05:00
今朝もまた窓から金星と三日月が見える。太陽の、お目見え前の刻。鳥も起きていない、風もない静かな静かな時間。ポンカン収穫は最盛期で連日仕事に出ている。始まった頃は二日で根を上げていたのが、もう四日続いている。まだまだやればできると我が身を見直す。出費があるので、身体も気合いがはいったようである。循環は必要、円滑油だと改めて思う。昨日の投稿後、「こちらもおすすめ」で、冷蔵庫と洗濯機
2023年12月10日 05:42
有明の三日月が凛として浮かんでいる。いい朝だ。昨夕の仕事帰りの夕焼けも壮厳で眩しく、バイクを止めて見入った。こんなに美しい景色に会えるのは滅多にない。自然の営みは単調な日々に潤いを与えてくれる。写真を載せたくて、何も考えずに書き出した。どう続いていくか、つれずれなるままに。先日来、洗濯機の調子がおかしい。数年来、冷蔵庫の買い替え時期だと思ってきたが、なかなか壊れない。愛着はあ
2023年12月8日 04:58
有明の月を撮ろうと庭に出たら、吹き飛ばされそうになった。今ごろから春のはじめまで、気まぐれな北西の風に悩まされる。ヒューン、ガタガタ、バタバタ(家が古いので)と、ささやかな幸せなど吹き飛ばしてやると叫んでいる北風。そんな風にも負けず、昨日も今日もポンカンちぎりの仕事だ。色がついたミカンから採っていくので、大体一週間おきぐらいになる。徐々に風はやみ、陽がさして、雲もない青空が広がっていっ
2023年12月6日 07:23
夜はこたつでこのまま寝てしまおうかと思うし、朝は布団から出たくない。誰かに叱ってもらわないとしゃんとしない怠け者がいる。温度は低くないのに風が唸る朝。今日も掃除を頼まれているが雨も降ってきそう。「無理しなくていいですよー」と連絡あればいいのになあ。昨日外出したから、もういいやになっている。ほら、雨も降り出した。風と雨のフュージョン。コーヒーを淹れよう。香りも参加したそうだ。
2023年12月5日 05:00
こたつから離れなければと意気込んでいるところに、民宿から連絡があった。掃除の依頼。まさに渡に舟、タイミングがよい。願ったり叶ったり。一石二鳥。渡に舟とは法華経の「渡に舟を得たるが如く、暗に灯を得たるが如し」が語源のようだ。ちょうどいい具合にことが運ぶ。仏教用語だとは知らずにいた。それにしてもいつから仕事好きになったものか、我ながら感心である。でも、渡し舟から三途の川を連想してし
2023年12月4日 07:50
二日間、こたつから動かなかったらいい加減、嫌になってきた。急な農作業の疲れをとろうと、安楽に過ごしすぎた。忙しくしている中の、ほっと一息、忙中閑ありは、気分転換にも、息抜きにもなる。しかし暇を持て余すと身体だけではない疲れが出てくる。そんな日中、弟から「誕生おめでとう」のLINEがくる。あれ、どうしたのか、元銀行マンの几帳面な人が。数字の並びが似ていたから咄嗟に勘違いしたのだろう。
2023年12月3日 05:44
仕事が続き、やっと休みがとれた。家事がたまっているのに、こたつから動けないでいる。ひとり暮らしは自分に甘くなり、何事も後回しにしてしまう。元来怠け者なのに、島に移住してからはよく働いている。もっとも、働かないと生活できないからではあるが。しっかり働いてきたならば、今ごろは悠々自適だろう。選択肢がなかったからではなく、移住する前から決めていた。土や植物を扱える仕事がしたいと。最初
2023年12月2日 07:17
「看看臘月尽」看よ看よ臘月尽くという禅語を知った。茶道では十二月に使われる掛け軸の言葉のようだ。中国ドラマで、よく「かんかん」と聞く。「みる」という意味だろうと思っていたが、「ためす、してみる」の意味もあり、看は使い勝手のいい言葉のようである。それは置いといて、臘月は師走と同じく十二月の別名。臘とはつなぎ合わせる、今年と来年をつなぐ月の意味。もともとは中国の、猟の獲物を神に祭る
2023年12月1日 05:00
農作業のある日は、前夜から徐々に気持ちを盛りたて、元気で出かけられるようにしている。もう長いこと働いているのにいっこうに慣れない。作業のシュミレーションをしないと安心できないのだ。そんな朝、突然、雨が降ってきたら、小さなパニックにおちいる。盛り上げた気分が一瞬で萎えてしまう。しばらくすると、「やったー、休める」でも中止の連絡は来ない。農園の場所は降ってないのか、様子見か。島は丸
2023年11月28日 05:01
今宵は満月、天気が芳しくないが見られるだろうか。今頃は、日の出と月の入りが同じ時間帯。日の入りと月の出も近い。さよなら、おはよう。さよなら、こんばんは。ポンカンの収穫で身体の節々が痛い。午前中だけの仕事が続いたので、丸一日の農作業は慣れるまでが大変だ。それに、自分で選ぶ情報ではなく、不特定の人々からの情報は止めようがなく、疲れる。身体が慣れるとともに、聞き流しもできるようになるだ
2023年11月27日 05:00
動物の物語に弱い。人間の物語では冷酷なほど涙腺は緩まないのだが。動物、特に犬が出てくるともういけない。いつものように図書室で借りた本だ。「アラシ」大正半ばから昭和十年ごろまでの北海道の原生林。炭焼きに携わった親のもとで移動しながら過ごした少年時代。クロ、アラシ、タキ、ノンコの獣猟犬とともに。当時は列車には犬は乗せられない。山を移る際に残されていくことを知り、絶食して命を絶った
2023年11月26日 05:07
ポンカンの収穫が始まると十二月、今年も終わりに近づく。寒がこないと色がつかないので今年は遅いと思っていたら、特別早かった。一時期の寒さとその後の暖かさで、ミカンも戸惑ったようである。初収穫の作業で身体に負担がかかったのだろう。珍しく、ぐっすり眠れた。いつも眠れないのは、疲れが足りないせいなのだろうか。起こされても起きない人がいる。不思議である。人間とは、こんなにも個性的なのかと
2023年11月24日 05:52
仕事から帰ってきたら玄関が開いていた、全開きである。鍵を掛けていないのではない。「閉めるのわすれた!」「泥棒?」とは浮かばない。とうとうここまできてしまったか。鍵を差したままは、たまにある。これだけ開けっぴろげでは、人がいるものと思って、かえって安全かもしれないと苦笑する。猫の入った形跡もない。しかし由々しきこと、もっと緊張せねば。集落の中に住んでいた時は驚くことがあった。
2023年11月23日 05:50
以前のnoteのアカウントは、自分用に残しているが、まだひとり二人と訪れてくれる。終了したnoteなのにフォローしてくれる人もいて、心苦しい。読んでくださる人が多くいたのに、勝手に終わらせてしまった。しばらく葛藤していたが、ひと月を経てなんとか落ち着いてきている。違ったジャンルが書ければ使い分けもいいと思うが、いかんせんだ。想像力も創造力もないユーモアもない。日常のつぶやきを言葉にす