あの残酷な「モジャ公」の幼児版が存在する!/ちょっぴりマイナーな幼児向けF作品⑰
1954年に上京した藤子F先生は、様々な雑誌で執筆を続けていたが、1956年~60年頃は講談社系の雑誌をメインに作家活動を行っていた。
しかし、「週刊少年サンデー」の創刊号から連載が始まった「海の王子」(1959~)を皮切りに、徐々に小学館系の雑誌に移行していき、1963年以降は講談社から作品を発表することはかなり少なくなってしまった。
もちろん完全に途切れた訳ではなく、「ディズニーランド」という雑誌で「ベレーのしんちゃん」(1965-66)「てぶくろてっちゃん」(196