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[本紹介]リーダーの仮面:識学を学び、組織成長に貢献しよう

こんばんは、 @ShinjiTakenaka です。
今日はリーダーについて少し考えたいと思います。

今日の一冊

今日は、株式会社識学 代表取締役社長である安藤広大さんによる「リーダーの仮面 ーー 「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法」をお届けいたします。

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ちなみに、安藤さんのnoteはこちらです!

そもそも、識学とは皆さんご存知でしょうか?本書によると、次のように紹介されています。

「識学」とは、組織内の誤解や錯覚がどのように発生し、どのように解決できるか、その方法を明らかにした学問です。2019年度に新規で上場した会社のうち、7社が識学を導入しており、「いま、最も会社を成長させる組織論だ」と、口コミで爆発的に伸びています。

本書は、そんな識学のメソッドを元に、「若手リーダー」に向けてマネジメントのノウハウを伝えるものとして紹介されています。

具体的には次の5つのポイントにフォーカスしようと言っています。

✔️ 「ルール」:ルールは、場の空気 vs 言語化が必要?
✔️ 「位置」:コミュニケーションは、対等 vs 上下?
✔️ 「利益」:人を動かすのは、人間的な魅力 vs 利益?
✔️ 「結果」:評価は、プロセス vs 結果?
✔️ 「成長」:目の前の成果か未来の成長か?

以下では、上記の中でも「位置」に関する話と「結果」の2つについてご紹介したいと思います。

「位置」について:寄り添うリーダーは部下の成長を止める?

ではまず「位置」について考えたいと思います。
皆さんは次のうち、どちらのリーダータイプでしょうか?

①メンバーからの悩みに寄り添い、モチベートすることを意識する
②メンバーからは「情報を吸い上げる」に注力し、適度な距離を保つ

識学では、①のマネジメントスタイルは「位置」を間違えたダメな方法だと言われています。(えっ!!と私は思いましたが、次を聞けば一理あるなと思いました)

では、リーダーである皆さんに質問です。

自分が部下だった頃、上司から①のようなスタイルを求めていましたか?

そうです。中には①のようなスタイルを嫌う方もいるのです。(もちろん、寄り添って欲しいという方もいるのも事実だと思います)

私はここから、リーダーとして寄り添う必要があるかは相手が置かれている環境・状況次第だなと理解しました。つまり、こうあるべきというマネジメントスタイルから脱却という学びを得ました。

皆さんは普段、どのようなスタイルでしょうか?それは唯一絶対とは限らないかもしれませんよ!が私からのメッセージです!

「結果」について:自己評価だけで本当にいいのだろうか?

次は、「結果」についてです。皆さん、評価についてどのように考えていますか?

①自分のことは自分が一番分かっている、他人からの評価は求めない
②他人からの評価はすごく重要だ

本書では、評価を「どれだけの対価を獲得できるかを示した基準」と定義されています。つまり、他者から得られるものと結びついた概念であると言っています。

もちろん、アドラー心理学で代表されるように他人の自分への評価というものは、「自分の課題」ではなく「他人の課題」であるという捉え方もあると思います。ですが、本書では②が重要であると言われています。

確かに、成長できる人は、自分の現状をきちんと認識し、目指すべき目標に向かって、日々努力できる人だと思います。
そういう意味では、評価される人は他人の視点から見ても素晴らしい実績を残すということなのかもしれませんね!

ここら辺について、事例を交えながら紹介しているいい本があります。アダム・グラントさんによる「ORIGINALS」という本です。もし興味がある方は手にとってみてください!(それ以外にもすごく学びが多い本です)

最後に

私はこの本を読んで、世間一般で正しいとされる「マネジメント」は普遍ではないということを改めて学びました。

途中、私のポリシーとは異なる箇所も多く、読むのが辛くなったりもしたのですが、今この本に出会えて良かったです。

このnoteでは本の一部しかご紹介できなかったので、興味がある方はぜひ一度手にとってみてはいかがでしょうか?

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

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