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エッセイ

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例の感染症騒ぎによる「白痴化」のすすむ今、まさに必要な〜武器としての決断思考

例の感染症騒ぎによる「白痴化」のすすむ今、まさに必要な〜武器としての決断思考

本稿は、2020年8月18日に投稿したもののリライト。

故 瀧本哲史氏の『武器としての決断思考』。

本書は「ディベート」をテーマに、論理的な思考とはどういうものかについて書かれている。

その「論理的」な思考からみちびかれる決断を大事にしよう、活用しようと。

例の馬鹿げた感染症騒ぎ(その対策等)をはじめとする、植え付けられた恐怖で支配されている「今」、それに感情、脊髄反射(もしくは黙従、盲従

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夭折の天才画家〜「穏やかなゴースト」中園孔二

夭折の天才画家〜「穏やかなゴースト」中園孔二

本作も今年のベスト5には余裕で入るであろう力作。

25歳という若さで夭折した、大学(東京藝術大学油画科)在学中から「天才」と評され、ギャラリスト(小山登美夫氏)や美術館館長(金沢21世紀美術館館長 長谷川祐子氏)らに作品を購入され、これからを嘱望されていた画家 中園孔二(なかぞのこうじ)の伝記。

伝記や自伝にはすぐれて魅力的なものが多いけれど(もちろん、著者のセンス次第ではある)その魅力はやは

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世界をゆるがしたアート〜クールベからバンクシーまで

世界をゆるがしたアート〜クールベからバンクシーまで

古典文学同様に最近マイブームなのが、美術史と古典絵画。

そして、それらをマイブームにできるのは、図書館とKindle Unlimitedの存在があるから。

そして、それを可能にしているのは、どちらも蔵書(しかも読み放題)の数が膨大(一生かかっても読み切れないほどに)だからこそ。

なんていう当たり前なことをいまさらながらも実感し、感謝する今日この頃。お金をつかわなくても日々、人生を楽しく豊かに

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古典文学が楽しめるようになってうれしい、たのしい、しかも読み放題で

古典文学が楽しめるようになってうれしい、たのしい、しかも読み放題で

古典文学(いまのところは西洋)マイブームが好調。

まさかこの俺が古典文学を楽しめるようになるとは、数ヶ月前まではまったく思ってもみなかった。

もちろん、そうとは知らず(意識せず)そうした「古典文学」を読み、慣れ親しむことは、これまでもあったけれど(たとえば、幼少時に読んだ「里見八犬伝」や「小公子」、「小公女」などなど)

こうして意識して(古典文学を読むんだ、と)っていうのは人生はじめてなわけ

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文学こそ最高の教養である〜光文社古典新訳文庫

文学こそ最高の教養である〜光文社古典新訳文庫

今年のベスト3(もちろん、私的な)には入るであろう一冊が『文学こそ最高の教養である』。

あまりに面白く、深く、また古典文学の各作品を舞台にさまざまな歴史、エピソードを縦断できる読書体験は稀有といってもいいすぎではない。

最近すっかり古典(文学)がマイブームなのだけれど(おそまきながら)「古典」となると翻訳が古くて(今の時代には)硬かったり、理解しにくかったりというハードルがある。

ましてやわ

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該博な知識と著者特有のヒューモア、ウィットとともに紹介する〜名画の中で働く人々

該博な知識と著者特有のヒューモア、ウィットとともに紹介する〜名画の中で働く人々

『怖い絵』シリーズに代表されるような、テーマごとに西洋絵画をその該博な知識と著者特有のヒューモア、ウィットとともに紹介する中野京子(敬称略)の最新刊(たぶん現時点では)。

今作のテーマはタイトルそのままに『名画の中で働く人々』。

本書を知ったのは、数ヶ月ほど前からかなり愛聴している(2008年の開始時にさかのぼってまで)Podcast番組(ピーター・バラカンの「The Lifestyle MU

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今日のKindle読み放題〜まんがで読破シリーズ

今日のKindle読み放題〜まんがで読破シリーズ

昔(って、これまたふわっとしてるけど)は、まんがというとけっこう下にみられてたところがあって(娯楽としてはもちろん評価されつつも)

ちゃんとした食事にたいして「駄菓子」みたいな。

でも、もうそんな評価はされない時代になっている。

当然のことながら。

ということで、気になるけど、読みたいけど、ちょっとハードル高いなぁ、買うまでではない(出費が惜しまれる)なぁと思われがちな「古典」にこのまんが

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百年目の大回想〜山下清展 at SOMPO美術館

百年目の大回想〜山下清展 at SOMPO美術館

生誕100年を記念して、今夏、新宿のSOMPO美術館で大規模な山下清の回顧展が開催されている。

生誕100年 山下清展ー百年目の大回想(公式サイト)

山下清というと、けっこうな昔、テレビドラマや映画なんかで誇張、歪曲された「素朴、清廉、牧歌的」なイメージがいまだに根強いが、けっしてそんなことはない(好きでよく見てたけど、あれはあれで別物ということで)。

施設でいじめにあっていたときも、やられ

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古本まつり〜三省堂書店 池袋本店

古本まつり〜三省堂書店 池袋本店

古本屋はなんとなく好きだし、Twitter(現X)でも古本屋さんたちのアカウントをけっこうな数フォローして楽しませてもらっているんだけど、イベントとかには(気になりつつも)足を運んだことはなかった。

そして今日、先日の練馬区立美術館と同じく、デビューをはたした。

キャッチコピーは

当イベントの詳細はこちら。
(池袋西武の無印良品二階の催事場でやってます)

デビュー戦ということで、それほど力

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植物と歩く展〜練馬区立美術館

植物と歩く展〜練馬区立美術館

地方自治体の美術館や博物館に行ったことは、これまでほとんどなかったんだけど、最近とあるきっかけがあって練馬区立美術館デビューをした。

そのきっかけというのは、もとは吉本の芸人だった「アートテラー・とに~」さんが配信しているポッドキャスト番組『アートテラー・とに~のそろそろ美術の話を...』。

美術、アートが好きだったり興味のあるひとはかなり楽しめる、いろんな意味で濃くユニークで、かつためになる

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コロナ時代なんてないから

コロナ時代なんてないから

恣意的(陰謀「論」でいえば、意図的か)に作られた概念を利用して、煽って、怯えさせて(また、すすんで怯えて)、考える力を奪って(また、すすんでそれを放棄して)支配と被支配の関係が目に見えて(とくにマスクや自粛という形で)明らかになっている「時代」というだけで。

気づいてしまえば、そんな曖昧模糊(あいまいもこ)とした矛盾だらけの暗闇なんて晴れるのに。

そういう意味でいえば、たしかに「コロナ時代」は

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Covid-19はワクチンの義務化、強制化の布石〜ワクチンの罠

Covid-19はワクチンの義務化、強制化の布石〜ワクチンの罠



例の感染症騒ぎから起きている諸々はワクチンの義務化、強制化への布石に見える。

読んでおいたほうがいい。(もちろん、両手をあげて受け入れるのではなく、疑いつつ、問いつつ、そして自分の答えを出す)

人間の体を病原体から守る免疫力の80%は、粘液や唾液中に存在する。ほとんどすべての病原体は、目、鼻、口、性器などの粘膜から最初に侵入してくるからだ。ウイルスや細菌がいきなり血液中に入り込むことは、ふ

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著者の私見が絶妙なスパイス〜アートの入り口 美しいもの、世界の歩き方 ヨーロッパ編

著者の私見が絶妙なスパイス〜アートの入り口 美しいもの、世界の歩き方 ヨーロッパ編

いわゆる芸術、美術の鑑賞や歴史をテーマにした本はまさに星の数ほどあるわけだけれど、本書はそうしたものとはかなり色合いの違う内容。

たとえば、こうした書籍もそれはそれで有用なのだけれど(実際わたしも買ったし読んだし)

なんかのっぺりとした印象なこともあって、そこから先へ一歩踏み込む機会になることは多くない気もする。(とはいえ、これはこれで十分役立ったし楽しめた)

その点、本書はいい具合に著者の

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とにかく、あれこれやってみる〜ザッポス伝説とモモ

とにかく、あれこれやってみる〜ザッポス伝説とモモ



これも胸熱だった自叙伝。

ザッポスのCEOであるトニー・シェイによる『ザッポス伝説』。

お世話になっている偉大な魔法使いがよく「伝記を読みなさい」とすすめてくださるので、意識して伝記、自叙伝系を読んでいる。

トニー・シェイはアレックス・バナヤンの『サードドア』で知って気になっていたこともあって、いい流れ、ご縁。

『サードドア』でのトニーはポーカーフェイス(実際、ザッポスのCEOになる前

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