SGF138

長々ダラダラ話したい時用

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最近の記事

お主、ディズニー幕府と戦するつもりか

聞いたところによると、私の母親がどうやら今年65歳となり定年退職するらしい。というか60歳の時も確か定年だとか言ってとような気がしたのだが、嘱託扱いになって今の今まで在籍していたとのことだった。高齢化が進むこの国において定年が従来の65歳から70歳ぐらいまで引き上げになりつつあるようだが、長年「定年は最長65歳」と刷り込まれてきた世代は65歳を迎えるとマジでやる気が失せるようで、母はもういい加減仕事などかったるくてやる気がしないらしいのだった。 そんな中でまだ口もろくに利け

    • 神が人間をつくったと偉ぶるなら、「それがどうした」と言ってやる

      昨年末から週刊文春によるダウンタウン松本人志の性加害疑惑報道が加熱している。寧ろメディアと世間はこぞって松本とその周囲を叩くのにかなり必死だ。真実は当事者や関係者しかわからない話なので、白か黒かを一般人である我々が判断するのは極めて難しい問題である。しかしながら旧ジャニーズ問題同様に、特殊な事情を当たり前のように孕んでいる芸能の世界ではこういったことが実は秘密裏に行われていたのかもしれない。少なからず我々レベルでも合コンや男女が入り混じった飲み会などは頻繁に行われているし、特

      • Anytine Smokin' Cigarette

        今年の正月、久々従兄弟と実家で遭遇した。 互いに家庭を築き、それなりの歳になってからはなかなか会う機会も減ったのだが、これまでも盆正月ぐらいは会う仲だ。そんな久々にあった従兄弟に一瞬違和感を覚えた。まさかの喫煙を再開していた。 喫煙者の肩身が狭いこの時代に於いて、時の経過と共にタバコを断つ人が増えていく現状とは真逆に、約10年ぶりに喫煙を再開したというのが驚きだった。ましてや子供の為を思って禁煙する輩がいる中で、彼自身も昨年の年の瀬に新たな命を授かったにも関わらず喫煙を再

        • 名のない奴に言葉を持たせる音楽②

          前回からの続き。 とにかく我々の世代に舐達麻は刺さった。 北関東のチンピラ感丸出しの風情で由緒正しいともいえるサンプリングビートに乗って歌う様は、ある種新鮮で斬新な感じがした。2010年代、日本では本家USの影響下で「トラップ」というジャンルが流行していた。前頁で述べた「ドリル」の原型ではあるが、どちらかというとドラッグ云々に纏わる話の多い音楽で、リズムマシンTR-808を駆使したビートの上で「俺たち金稼いでドラッグやって人生楽しんでる〜」的なことを歌うようなスタイルが広く

        お主、ディズニー幕府と戦するつもりか

          名のない奴に言葉を持たせる音楽

          前頁のようにいろいろとあった2023年、秋ごろから巷ではBADHOPと舐達麻の間で日本語ラップ史上最も大規模なビーフが勃発したという話が界隈を駆け巡った。 「ビーフ」とはヒップホップが好きな人であれば常用語であるが、要するに格好良く言えば抗争のことで、ヒップホップという音楽ジャンルの文化に於いては付き物のゴシップであり、シーンが盛り上がる要素となっている。とはいえ本番アメリカではビーフが起因で当たり前に殺人事件が起こるため、単純に「ゴシップ」などという言葉だけでは片付けられ

          名のない奴に言葉を持たせる音楽

          いつもとんでもない歌が鳴り響く予感がした

          久しぶりの投稿が今年最初の投稿。 というのも昨年の春先から夏前ぐらいにかけて何となく没頭していたnoteへの投稿は、過去類を見ないくらいの暑さでアイスクリームみたいにその情熱が溶けていった。その間も身の上話など諸々言いたいこと書きたいこともあったのだが、実際それほどそれに割く時間もなかった。つい先日産まれたと思っていた倅も気付くと既に家の中を走り回っていて、時の流れる速度が早すぎて焦ることが最近増えた。特に洗面所や浴室で自分の顔を鏡で見た時などは、かつての自分とは違う自分が

          いつもとんでもない歌が鳴り響く予感がした

          ねえ、かみさま

          久々の投稿。 実に3ヶ月ぶりの投稿となるが、そもそも今年の夏は暑過ぎて何も手がつかなかった。私の住む街が全国でベスト3に入る程の気温に見舞われるなど、例外づくしの今年は、当地で老舗のスーパーマーケットの元役員が反社会勢力と関係を持って一緒にパクられたことを起因に民事再生に陥ったり、日本の芸能界を牛耳ってきた某事務所が元代表の性暴力に関わるニュースを海外メディアに取り上げられた結果廃業に追い込まれるなど、これまで当たり前にあったことが一瞬のうちに散っていく様を見掛ける年となっ

          ねえ、かみさま

          Do the ポテトチップ

          先日倅が一歳になったのだが、私自身がこの一年で結構太ったことは周知の事実だ。偶然にも倅の誕生日と私が妻にプロポーズした日が重なっているのだが、妻にプロポーズした時60kg前後だった体重も、先の健康診断では73kgを計測しており、当時着ていた服が全く着れないという危機的状況を迎えている。言い訳にしか過ぎないのだが、仕事が終わり19時前には帰宅し、倅が寝付く21時には消灯し、晩酌をして23時前には寝落ちするという堕落した生活を一年も続けており太るのも間違いがなかった。だとしたら酒

          Do the ポテトチップ

          ショトカ・キルズ・ミー

          広末涼子が数年振り2回目の不倫騒動を起こし、最近巷でおもしろ可笑しく吊し上げられているのだが、特段この件については驚くことはなかった。この国では芸能人のゴシップ話が一番盛り上がるのだが、特に今回みたいな人気芸能人の不倫の話は最も盛り上がる傾向にある。たかだか不倫ごときで日本国中から責め立てられ仕事も奪われてしまうというのも可笑しな話で、有名政治家の悪態や某大手芸能事務所の先代による性的搾取など、本来もう少しクローズアップされるべき事柄がくだらん男女の与太話で掻き消されてしまう

          ショトカ・キルズ・ミー

          トトノイマセン死ヌマデハ

          ここ数年のサウナブームが終焉する気配がない。昨今のブームは第三次サウナブームという位置付けらしいのだが、私自身そのブームに完全に乗り遅れた感がある。どちらかと言えば、私は2.5〜2.8次ぐらいのサウナブームの中に居て、少し古いタイプのサウナーだったのかもしれない。 そもそも私は以前サウナと温泉が大好きで、特に深酒をした翌日のサウナが最高に好きだった。ちょうど私の中のブームのピークは、元TOKIO松岡昌宏がサウナ内で倒れたのを吉川晃司が救ったとされる2012年前後だったと思う

          トトノイマセン死ヌマデハ

          ドライブ・マイ・カー

          倅が産まれて早くも一年になろうとしているが、そろそろ自家用車をファミリー向けのミニバンなどに買い替えるか悩んでいる。私の住む街は圧倒的な車社会で、極論だがもはや車がなければ生きていくことが出来ない。そもそも公共の交通機関が乏しく、おそらく生まれてから死ぬまで一度も当地のJR在来線に乗ったことのない人もいる筈である。基本的に日本国内、人口が100万人以上の地下鉄も機能しているような都市以外では同じような環境で、とにかく車がないと話にならないのではないかと思う。同じ「車」であるバ

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          熟女の「熟」を定義してみな

          「熟女」という言葉を創造した奴はマジで天才だと思う節があったりする。私が小中学生だった1990年代からその言葉が常用語として使われていたが、どうやら祖となるのがそれ以前にリリースされた五月みどりの歌らしい。 中森明菜の名曲「少女A」のアンサーソング?としてリリースされた「熟女B」とはなかなかのパロディセンスで、いわば佐藤栄作と佐藤B作の構造なのだが、稀代のリリシスト・なかにし礼もおそらく当時、今世に至るまで当たり前に使用される言葉になるとは想像していなかっただろう。 「少女

          熟女の「熟」を定義してみな

          Johnny's B Good

          倅が産まれ、家に居ることが多くなったのでテレビを観る機会が増えた。考えてみれば今の視聴時間は暇を持て余していた中高生の頃に並ぶ勢い、いや寧ろ倅が信奉するEテレ a.k.a 教育テレビの視聴機会が増え、更にTVerだの何だの当時存在しなかった媒体の多用でそれ以上となっている気がする。かつて反骨精神溢れるレベルミュージック支持者は「テレビは嘘っぱち」という思想を抱く風潮があり、多感な時期の私もそんな風に思って部屋にテレビを設置せず生活していた時期もあったが、今はよっぽどwebの方

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          ひとりじゃないから汚れながら生きてる

          昔に比べ、当地に於いて「ラブホテル」がだいぶ減ったような気がした。人口減少の一途を辿り様々なアミューズメントが減少しているので当然のような気もするが、単純に昔よりも需要が減ったのかもしれない。先述の野球の話ではないが、以前より娯楽の種類も増えたというのもあるし、あるお笑い芸人のように多目的トイレなんかを不正に利用するような輩も増えたということも要因かもしれない。 考えてみれば、「ラブホテル」という名前の癖に、そこで真剣に愛を育んでいる奴なんて殆ど居ない。恋人とのデートコース

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          ぶっかけ論争

          最近になって倅が1日3食飯を食うようになった。とはいえどシャバシャバな離乳食であるが、一歳近くなるとこれでもかと言うぐらい成長が早い。遂に米を食い始めるようになった辺り、成長したんだなあと感心してしまう。しかし彼にも好みはあるようで、割とクリームシチュー系の味の時は満面の笑みを浮かべて上機嫌に食べるが、魚出汁など和風の時は不快な表情を浮かべる。そんなに違うのかと思って一口貰うと怪訝な面持ちをするのだが、独占欲が強いところは私に似ているのかもしれない。 一つ解せないのが、倅が

          ぶっかけ論争

          日本野球界の進歩と発展

          春に行われたWBCで見事栗山英樹率いる侍ジャパンが世界一になった、という話は現時点で今年一番明るいニュースではないかと思う。終了後数ヶ月を経過しても未だに話題となる辺り、2023年はおそらくこれを超える明るいニュースが発生するとは到底思えない。野球経験者ながらプロ野球に全く興味がなく、それでいながら野球選手のゴシップは好物な私でさえ日本代表の試合をマメに視聴したぐらいなので、その感動は歴史的なものだったに違いない。 一昔前までは「スモールベースボール」と言われる機動力野球が

          日本野球界の進歩と発展