『学校で命を落とすということ』 安達 和美著 あっぷる出版社 1500円+税 中学生、高校生の自殺のニュースを聞くたびに、いたたまれなくなる。日本の中高生の自殺は、…
『ウィメン・ウォリアーズ はじめて読む女戦記』 パメラ・トーラー著 西川知佐 訳 花束書房 2022年 2500円+税 戦争に女が登場することは、男中心社会では都合が悪…
コンピューターとAIの世界に、ChatGPTというスゴイものが出現した。自動文章作成アプリだ。「こんな文章をつくれ」と命令すると、自動的に文章をつくってくれる。 「ラブ…
〇紹介された本 『小説 田中 カツ』 ―田中正造の妻と明治の女たち― 著者 渡辺順子 随想舎 2016年 1800円+税 ○始めに本の紹介があった 箇条書きのメモが配られ…
ある市議会で、「ロシアによるウクライナ侵攻を非難する決議」が全会一致で採択されました。これは当たり前のことだとして、疑問を抱く人はいないことでしょう。 今、世界…
〇「本を読まない人の読書会」とは? 大人も若者も本を読まなくなった。新聞さえ読まなくなった。多くの人が、本なぞ読まなくたって、何も困ることはないと思っている。 …
スローテンポ書店
2024年1月23日 14:31
『学校で命を落とすということ』安達 和美著 あっぷる出版社 1500円+税 中学生、高校生の自殺のニュースを聞くたびに、いたたまれなくなる。日本の中高生の自殺は、海外に比べて多い。その多くは学校に原因がある。 この本の著者も息子を自殺でなくしている。中学2年生の時であり、学校での不適切な指導が原因だった。著者は18年前を冷静に振り返り、思いを素直に語りかける。学校で子どもが自殺するなんて、
2023年5月16日 11:51
『ウィメン・ウォリアーズ はじめて読む女戦記』パメラ・トーラー著 西川知佐 訳花束書房 2022年 2500円+税 戦争に女が登場することは、男中心社会では都合が悪かった。だから、戦争の歴史から女は消されてきた。この本は、古今東西の女戦士をたくさん紹介する。 著者は女性フェミニスト歴史家だ。古代から現代までの正統派の歴史を鋭く批判し、自由奔放に語る。 国民的英雄になれば、街の通りの名
2023年4月22日 18:18
コンピューターとAIの世界に、ChatGPTというスゴイものが出現した。自動文章作成アプリだ。「こんな文章をつくれ」と命令すると、自動的に文章をつくってくれる。「ラブレターを書け」といえば、うっとりするようなラブレターをつくってくれる。そのまま恋いこがれる相手におくれば、恋が実るというわけだ。読書感想文の宿題も、レポートも代わりに書いてくれる。論文までつくってくれるというからスゴイ。人
2023年4月10日 13:05
〇紹介された本『小説 田中 カツ』―田中正造の妻と明治の女たち― 著者 渡辺順子 随想舎 2016年 1800円+税○始めに本の紹介があった箇条書きのメモが配られ、それに従って本の内容が独自の視点から紹介された。・明治の男尊女卑の社会下で、カツは正造に嫁ぐ。正造はカツを奴隷のように扱った。カツはひたすら耐え、内助の功を努めた。・やがてカツは、正造を理解するようになる。そして自ら
2023年3月16日 18:45
ある市議会で、「ロシアによるウクライナ侵攻を非難する決議」が全会一致で採択されました。これは当たり前のことだとして、疑問を抱く人はいないことでしょう。今、世界中で、ロシ アが悪魔で、ウクライナは正義の味方とする空気が支配しています。「ウクライナを支援せよ!」「ロシア軍をやっつけろ!」と盛んに叫ばれています。それが正義だ、と皆が信じます。果たして、今ロシアを非難すること、ウクライナを軍事支援す
2023年3月9日 15:00
〇「本を読まない人の読書会」とは?大人も若者も本を読まなくなった。新聞さえ読まなくなった。多くの人が、本なぞ読まなくたって、何も困ることはないと思っている。本を読まない人ばかりだと、本の紹介をしても仕方がない。「本を読まない人の読書会」は、そんな本を読まない人であっても、参加しさえすれば、読書の喜びがわかるようになることを目指している。今回は第8回目の「本を読まない人の読書会」の報告だ