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絵本の中のオオカミの努力

今日は、絵本の読み聞かせに、
小さい時に読んだ、懐かしいお話を読みました。

みんな知っているお話「おおかみと七ひきの子やぎ」


ここでは、オオカミは悪者役として登場していますが、
今回は、オオカミの良い所に注目しました。


絵本を読んでいると、子供がいいます。


子「あっ、子やぎはおおかみにヒントを教えてるね!」

子「お母さんとは声が違う」だとか「足が黒いだとか」


そうなんです。
子やぎたちは、毎回毎回どこを直せば良いのかを教えてあげているのですよね。


そして、
オオカミは、その言葉を聞いて、すぐにどうすればいいのか考えて、素直に行動に移します。


お母さんやぎのように声が綺麗になるには?
お母さんやぎのように足を白くするには?


そして、何度も何度も言われた事を直してまた挑戦しに行きます。

ものすごい素直といいますか、努力家といいますか、
真っ直ぐに目的に向かって、改善を繰り返していきます。

PDCAフル回転?

(この場合は、すでに子やぎが、ここを直せばいいよと言う明確なヒントを言ってくれていますが。)


例えば、
仕事で怒られた時や、失敗した時、
また、誰かに嫌なことを言われた時に、
その中には、自分が「そこを直したらとても良くなるよ!」というヒントが隠れている場合がありますが、
どこまでそれを純粋にヒントだと受け止められるでしょうか?


相手が恩師だったり尊敬する人であれば、
ああ、ありがたい!自然に素直に受け止め、どうすればいいか純粋に前向きになれるでしょう。

しかし、
それが苦手な相手だと、とたんに嫌な気分になります。
嫌なことを言うな〜。やっぱり嫌な人!っと思ったり、
あの人は○○ができていないからな。と逆に相手の粗探しをしてしまったり。

意識してないと、苦手な人に言われた事は、素直に受け止められません。
私も、そうです。

だけど、時間を置いて冷静に考えてみると、
確かに、そこを直せば私めっちゃ良くなるな!と思ったこともあります。

(全く見当違いのことを言われただとか、嫌な気分になるだけで全くそこに意味のないものもあるので、私の事をただ否定したかったのかな?とか、そういう時は、できるだけ心を落ち着かせてスルーするようにはしていますが。スルースキルともいうのでしょうか?気にしないスキル?感情がある限り、簡単ではありませんけどね。)



今回は、子供が「子やぎがヒントを与えているね」との感想から
オオカミの良い所に注目したアウトプットでした。


子やぎだって「オオカミさんここを直したらいいですよ♪大好き♪」なんて
好意的に言っているわけではないです。

「お前なんか、ここが悪い!」「声がガラガラ!」「足がまっ黒じゃないか!!」

嫌な感じでそう言われたけれど、
素直に、声を直し、足も白くしたのです。

まあ、ヤギが主人公の話でオオカミは悪者役として登場しているので、ヤギ視点でみると大変な悪者になったわけですが。


相手に言われた事に、ただ腹を立てるだけでなく、
「なるほど、ここを直してみようかな!」と素直に行動してみる。

すると、「やっぱりここはこのままでよかった!」と今までの自分の肯定に繋がるかもしれませんし、「本当だ!直して前より良くなった!」と、自分のパワーアップになるかもしれません。

自分では、自分の何がダメなのかが見えない事って多いですからね。

どこにヒントが転がっているかは、試してみないと分かりません。


そんな学びの読み聞かせタイムでした。




今日も1日、お疲れ様でした。
このページを開いてくださり、ありがとうございました!


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