konana

精神保健福祉士。社会福祉士 精神科ワーカー→放課後等デイサービス→就労移行支援勤務→某…

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精神保健福祉士。社会福祉士 精神科ワーカー→放課後等デイサービス→就労移行支援勤務→某市の基幹相談支援センター相談員 自分の経験を通して、仕事について考える記事。 劇団ほしのふねというチームで人形劇をしています。

マガジン

  • PSW、適応障害になる

    精神科病院でPSW(精神保健福祉士)として新卒で働くも、1年経たず退職。 その後、放課後等デイサービスに勤務し、3年。 2023年4月に社内で部署異動という形で移行支援事業所所属になるも色々なことが重なり、9月末〜休職→11月末退職。1月から基幹相談支援センターで相談員として勤務開始。 #転んでもタダでは起きないPSWの話。

最近の記事

PSW、適応障害になる#9

私は昨年の9月に適応障害で休職し、転職した 社会福祉士を最近取った精神保健福祉士だ。 最近の私は また調子が悪い 私が福祉、特に精神障害をメインに希望する理由は自分の身内を自死で亡くしたことがきっかけだ。 亡くした数年は自殺報道さえ、メンタルにきていた。 今はある程度の線引きが出来ている。 が、時々予想外のところで引っ張られてしまうこともある。 そして新しい環境に落ち着いてきた頃の疲れ。ダブルパンチである。 私が前の職場を休んで辞めた理由は なんの体制も整わぬま

    • 社会福祉士になりました。

      タイトル通り。 この度、第36回社会福祉士国家試験に合格して、登録証届き社会福祉士になりました。 本当に嬉しい。そして社会人、頑張った。 精神保健福祉士取ったのが6年前。 5月から令和になるよーって年。 6年前、漠然とWライセンスかっこいいかも?とは思ったけど、すぐ精神科に就職して。 もう、テキストとか開くなんて気持ちの余裕はなかった。 というかその時、私は社会福祉士の領域に必要性を感じなかった。 しかも、私は大学は心理学部を出ている。 福祉学の修士はない。 精神

      • 4月を迎えて

        4月。新卒者!って感じのスーツ姿の新社会人をチラホラ見かける今日この頃。 私はインスタでハッシュタグをつけるなら 「#私服が仕事着」みたいな格好で なんか申し訳ない。 新卒1年目。 私の記憶はあまりいい思い出ではない。 精神科病院に医療ソーシャルワーカーとしと働き始めたが空回り、私も未熟、私と合わない体育会系の上司とプリセプター(指導者)、医療あるあるな人間関係。 結果、一年もたなかった。 それからずっと、精神保健福祉士の花形職場でやっていけなかったことへの悔しさ、

        • PSW、適応障害になる#8

          久しぶりの投稿。 私は異動して3ヶ月で管理者候補→管理者になって適応障害で休職して「いた」PSWだ。 復職か退職か。 悩んだ上に転職活動も波瀾万丈で。。 もー復職か?って思ってた時、 一番やりたかった病院じゃない地域での相談員の仕事を見つけ、 来ませんか? という優しい内定通知についていく決心をして。 11月末に退職を決めた。 12月に新しい職場に少し顔を出して、1月から本格的に勤務している。 期待されないことの安心感。 今まで、期待されている=認められている

        PSW、適応障害になる#9

        マガジン

        • PSW、適応障害になる
          9本

        記事

          PSW、適応障害になる#7

          休職の診断書をもらった時、医者は私に言った。 1ヶ月休んで2ヶ月目に転職を検討する人もいますけどね。 医者が正しかったことを知った。 私は1ヶ月の休職期間中に転職活動と復職、同時進行で動こうとしている。 なんなら社会福祉士国家試験に向けて通信のレポートも書いてる。 人形劇の台本も書いてます。はい。 これが今、めちゃくちゃ裏目にきている。。 地獄だーみなさん、地獄です。 うごけるし、転職エージェントともすらすら話せちゃうんです。 そのあと。 その後が大変。 我に返

          PSW、適応障害になる#7

          PSW、適応障害になる#6

          適応障害で休職中の精神保健福祉士です。 エッセイ的にまとめてます。 絶賛、転職も検討中。 エージェントの勢いが凄すぎて若干気持ちが折れかけている今日この頃でもあります。 いっぱい不安になったり落ち着いたりを繰り返していますが少し落ち着いてきた私のプラン。 社会人一年目を失敗した私は2社目の今の会社で異動の中でより精神保健福祉士が活かせる仕事をと、放課後等デイサービス→就労移行支援(今ここ)で勤務している。 就労移行支援は今年の4月からなのだが。 自分の予定していなか

          PSW、適応障害になる#6

          PSW、適応障害になる#5

          適応障害と診断されたPSW(精神科ソーシャルワーカー)。 何だかうつ状態から元気になってきて 冷静に考えられるようになってきた。 お、いいぞ!自分。 復職が全てなのか。 本当に? 戻ればあっという間に自分と仕事の境界線はなくなるのではないか。 働き方を一年でもいいから見直してみてもいいのかもしれない。 探してみよう。仕事を。 在職中しているうちなら当たって砕けろ、になれる気がする! 久しぶりに転職サイトを開いて、 転職エージェントとやりとりして、 求人の紹介をもら

          PSW、適応障害になる#5

          PSW、適応障害になる#4

          自分の状態を客観視?したところでしんどくなってしまった。 なんでこんなことになっているのか。 仕方ない いや仕方ないのか? 行こうと思えば今も戻れる気がする でも、戻って月曜日みたいになったら。。 というかまずどうしてこうなんだろう 他はみんな働いている。 なぜ自分はこうなのか。 打たれ弱すぎる。PSWも そもそも復帰出来るのか。 こんな反芻思考をしながら 休職手続きのために会社とやりとりはしなければならない。 通知をみる。  仕事は進んでいく。 もう戻れ

          PSW、適応障害になる#4

          PSW、適応障害になる#3

          放課後等デイサービスから晴れて念願の就労移行支援に異動したものの3ヶ月後くらい何も分からないのに管理職になり、板挟みで休職を決意したPSWの私。 #2で休職を決意し、 次の日は実家に行き、大親友と母に改めて休職の話をした。 母は案外落ち着いて話す私に以前の精神科病院に比べれば大丈夫だと安心した様子であった。 その場の勢いで休職のために必要なクリニックの受診予約も入れた。 こんなこと書くのは差別だと言わないでほしい。 正直、私は精神科の門を患者として叩くのが恐ろしかった。

          PSW、適応障害になる#3

          PSW、適応障害になる#2

          3連休をもらって行った日の50分後に退社し、休職を決意した私。 休職経験のある、大親友からこの日の前日に レッドゾーンはここまできてしまったサイン まだ平気の知らせではないんだぞ! という言葉をもらっていた。 そしてこの日も同じ言葉で怒られた。 私は以前、精神科病院で新卒を迎えた年、失敗や自分が悪いのだがとにかく上手くいかなくて、過呼吸で向かおうとしてその日一緒に居た彼氏に止められるという記憶がある。 あの時の私はそれ以外は日曜にサザエさん症候群で片付けられない状態

          PSW、適応障害になる#2

          PSW、適応障害になる

          精神科ソーシャルワーカー→放課後等デイサービス→就労移行支援。 ついに休職となった。 放課後等デイサービスから就労移行支援部門に移って5ヶ月目。 3〜4ヶ月して管理者に指名され、よく分からないまま、過ごし よく分からない立ち位置にバッシングは起こり、 正しいはずのことに事を戻そうとすればさらにバッシングは起こり。 それでも1年経過する4月まで、いや12月までは頑張ろうとした。 ...体が許さなかった。 まずいなぁと思って先週金曜日に一日休んで3連休にして、月曜日。

          PSW、適応障害になる

          卒業

          放課後等デイサービス(以下、放デイ)という児童福祉の中でも障害福祉分野に在籍した3年。 就労移行支援への異動が決まった。 社会人で卒業なんて存在することに不思議な気持ちでもあるけれど、異動よりも卒業がしっくりくる。 3年。中1、高1が卒業を迎える年数。 それは短いようで長い日々だった。 正直、働き始めた時はすぐ次を探すつもりだった。 でも、今の上司と出会って、同じ指導員と出会って、3年ここで働く約束をして、それを守ることができた。 この約束は第二新卒で放デイに入った

          自分探し、やめました

          自分探しの旅に出るという人が大抵自分を探して戻ってこないというジンクス。 事実だ。 私も自分探しをしていた1人である。 自分探しの旅と称して実際に旅することなく 住宅地と仕事場を行き来しながらの自分探し。 両立型? リモート自分探し? 前職で完全に自分を見失った私は 現職で必死に自分の価値を求めるために 存在意義という言葉に右往左往していた。 めちゃめちゃざっくり言うと ひょんなことから 前職で否定された事柄で 現職でも全く同じやり方で取り組んだら評価してもらえ

          自分探し、やめました

          水槽に放り込んでくれさえすれば。(ノットマニュアルな人の仕事の流儀)

          私はマニュアルに沿った仕事がニガテ。 アルバイトでレジ打ち、コンビニのお弁当詰めなどを経験したけれどまともにできなかった。 社会人1年目で入職した精神科では まだアレンジを加える時じゃない!と何度も怒られた。 私自身はアレンジしたくてしてる訳じゃなくて マニュアルに沿いたいのにそえなくて。 苦しかった。 現在、転職して放課後等デイサービスで学習支援やSSTをしている。 そして20代にして児発管(管理職)の次に長くいて、ちょっと現場を仕切る女になった。 そんな私は新し

          水槽に放り込んでくれさえすれば。(ノットマニュアルな人の仕事の流儀)

          私のケースワーク。自分で選んだ未来で着飾って

          あなたにとってケースワークとは? と言われたら。 答える自信はまだない。 でも精神保健福祉士として働いて病院に居た時より放課後等デイサービスにいるのが圧倒的に長くなった今。 私のケースワークは精神障害を持つ人へのケースワークではなく これからそのリスクを追いかねない子どもたちの メンタルヘルスを守る術を身につけてもらうのが 私のケースワークだ。 予防の支援。 こう思えるのは短くとも勤務した精神科病院で関わった方々と過ごした時間だ。 精神科の祖である呉秀三は

          私のケースワーク。自分で選んだ未来で着飾って

          放課後等デイサービスとPSW

          私は精神科病院を短期退職し、 現在は放課後等デイサービス及び児童発達支援事業所に勤務している。 PSWの王道は精神科病院。 不安はある。王道から外れていることに。 本当にしたいのは精神障害を持つ人の支援。 紆余曲折あって今の現場で働き始めて約2年。 焦る時もあるけど、今この時が無駄とは思っていないし、精神保健福祉士の専門性が失われたとは思っていない。 病院での仕事は精神障害を持つ方のサポート。 放課後等デイサービスのような児童分野での仕事は精神障害の予防だと思って

          放課後等デイサービスとPSW