読書感想文 東野圭吾 ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人
安心安全、間違いのない東野圭吾ミステリー。最後に登場したクズが全部持っていった。
私が東野圭吾作品に出会ったのは、つい4,5年前のこと。えー、読んだことなかったの、と言われるくらいに遅いデビューだった。最初に読んだ「容疑者Xの献身」の内容が刺さりまくって、作者の理系出身という解説に深く頷いたものだった。それから、もちろん数える程の冊数しか読めてはおりません。しかし、頭の切れるストーリー展開による面白さと必要性をもって繰り返される説明による分かりやすさをもってして、私の中で