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#16 発症年齢と性格の関連性 〜パニック障害奮闘記〜

こんばんは!

パニック障害持ち愛媛県に住む22歳男子大学生すこまるです!

2022年の9月にパニック障害を引き起こし、2024年2月現在約1年5か月続いている状況です。パニック障害を乗り越えるべく、日々努力しながら生活を送っています。

今回は、「パニック障害における発症年齢と人格特性の関連性についての検討」について話していきたいと思います!

はじめに

パニック障害について日頃から勉強をしているのですが、気になる論文が!

それは、「パニック障害における発症年齢と人格特性の関連性についての検討」というものです。

簡単に訳すと、パニック障害を発症した年齢層と性格に関連性があるかという内容です!

本文は↓↓↓から見てみてください!

内容要約

パニック障害患者 288 名(男性 77 名,女性 211 名)と健常者 112 名(男性 43 名,女性 69 名)に、NEO-PI-R(人格テスト),STAI(特性不安テスト)を実施した。

若年発症群(30歳未満)と非若年発症群と健常者対象の3群に分け、比較を行った。

その結果、若年発症群は、非若年発症群と健常者に比べて、STAIにおける不安尺度やNEO-PI-Rにおける神経症傾向の得点が優位に高かった。

かんたん要約

パニック障害の288人と普通の112人に、性格診断テストと不安に感じやすい性格かを調査した。

若い頃に発症した人たちと遅めに発症した人たち、普通の人の3つのグループに分けて、比べてみる。

結果、若い頃に発症した人たちは、遅めに発症した人と普通の人に比べて、不安に感じやすかったり、感情的に繊細で、心配性の度合いが高いということがわかった。


ここからは細かく触れていく

1.心配性&好奇心が低い

『健常者とパニック障害患者のNEO-PI-R(人格テスト)を比較すると、パニック障害患者は神経症傾向が著しく高値、開放性は逆に低値をとった。』

このことから、パニック障害の人は、「感情的に繊細で心配性&好奇心が低い」という性格の傾向があるようです!

僕自身の性格としては、心配性ですが、好奇心は高い方です!(ちょっと外れ値かな?)

2.性格から不安になりやすい

『非若年発症群に比べ、若年発症群のSTAIの得点が優位に高値となり、さらに効果量の結果から特性不安の方がより強い影響を受けていたことが見出された。』

このことから、若い人の方が元々ある性格から不安になりやすいということがわかったようです!

若い人の方が感受性が高いとも言えるのかな?

3.年齢によって症状が落ち着く(仮説)

『加齢によって、ノルアドレナリン系の活動減少、CCKの減少と抑制系のGABAの存続など神経伝達系の変化、また、健常者でも、非若年者では若年者とは違った経験の仕方、感情の処理をするので、否定的な感情に偏ることがなく、強い感情がではあっても自律神経系の反応が少ないという特徴を持つ。』

このことから、年齢によって良い意味でも悪い意味でも体が落ち着きを覚え、環境に適応しやすいということでしょうか?

パニック障害を落ち着かせるには年齢が解決してくれるみたいです。

頑張って待ちます。。



以上、「パニック障害における発症年齢と人格特性の関連性についての検討」について話してきました。

あなたの年齢と性格が関係していると思うか、コメント欄で教えてください!

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続きは↓↓↓から

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