noteで資産運用関連の記事を書いているうちに、 自分の読書法を見つめ直したいと思いました。 そこで行き当たったのがnote CXOの深津さんによる 読書法に関する記事。 こ…
いよいよAppleの株主価値を見積もります。 今までの評価を行ってきた内容の総決算ですね。 今まで何度も登場してきた以下の図からも分かる通り、 株主価値は、 株主価値 …
前回は非事業価値の評価方法を見ていきました。 今回は債権者価値を評価方法を確認します。 債権者価値は、企業価値のうち、有利子負債によって 賄われている部分になり…
前回まではAppleの事業価値を計算してきました。 事業価値に非事業価値を加えることで企業価値を算出できます。 Appleという企業が持っている価値を計算してみます。 非…
前回はAppleのWACCを計算しました。 今回でようやく事業価値の見積もりまで辿り着きます。 まずは将来のキャッシュフローを推計してみたいと思います。 が、将来のキャッ…
前回はAppleの株主資本コスト、負債コストを計算し、 株主資本コスト:8.79% 負債コスト:4.0% を導きました。計算の過程はこちらから。 今回は引き続きWACCを計算して…
前回はファイナンス理論における事業価値の計測方法を確認しました。 今回は実際に企業の事業価値の計算をしてみたいと思います。 米国を代表する企業であるAppleで試しま…
それでは引き続きやっていきましょう。前回の記事では フリーキャッシュフローの考え方を確認しました。 今回は将来のキャッシュフローを現在価値に換算するため、 WACCか…
今回は、以前のnote「株式って何?」で少しだけ触れた事業価値について深堀りしていきたいと思います。 まだご覧になられていない方はぜひこちらも合わせてご確認ください…
前回のnoteではSPYとSPYDのトータルリターン比較を行いました。 2015/10/22以降ではSPYのほうがリターンが高い結果となりました。 別のETFでも同様の分析をしてみたいと思…
前回のnoteでは株式の分散投資の利回りを試算しました。 ここ20年のS&P500(米国の主要な企業約500社)への分散投資の利回りは銀行の定期預金を大きく上回る実績となりました…
今回は株式投資の利回りを見ていきます。 前回のnoteでは、企業が将来生み出すフリーキャッシュフローを予測できない限り現在の株価の妥当性を判断できない(つまり株価が…
はじめに 株式投資を怖いと感じる理由の一つとして、そもそも株式って一体何なのかを正しく理解していないことが挙げられます。 証券会社を通じて売買される株式を見てい…
はじめに はじめまして。syouheiです。 このnoteでは「資産運用を通して金融リテラシーを高める」ことをモットーに、資産運用に関する様々な情報を発信していきたいと考え…
「資産運用を通して金融リテラシーを高める」ノート
2022年6月26日 18:08
noteで資産運用関連の記事を書いているうちに、自分の読書法を見つめ直したいと思いました。そこで行き当たったのがnote CXOの深津さんによる読書法に関する記事。このロケット読書法を使って読書法に関する本をまとめ読みし、読書法におけるスタンダードな知識を洗い出してみました。本noteの趣旨とは外れますが、せっかくなので共有したいと思います。参考文献一覧は最後に載せておきます。
2022年6月19日 18:00
いよいよAppleの株主価値を見積もります。今までの評価を行ってきた内容の総決算ですね。今まで何度も登場してきた以下の図からも分かる通り、株主価値は、株主価値 = 事業価値 + 非事業価値 - 債権者価値となります。Appleの株主価値早速計算します。事業価値:3,167,123百万ドル非事業価値:189,961百万ドル債権者価値:187,045百万ドル以上が今ま
2022年6月19日 12:16
前回は非事業価値の評価方法を見ていきました。今回は債権者価値を評価方法を確認します。債権者価値は、企業価値のうち、有利子負債によって賄われている部分になります。負債は銀行借入、社債、リース、コマーシャルペーパーなど、様々な形態のものがあります。投資適格債を発行している会社であれば、有利子負債の価値は事業価値とは独立して考えることができます。反対に負債が多く高レバレッジの会社の
2022年6月13日 21:21
前回まではAppleの事業価値を計算してきました。事業価値に非事業価値を加えることで企業価値を算出できます。Appleという企業が持っている価値を計算してみます。非事業価値とは非事業価値は、企業の事業価値には直接関係しないものの、価値としては株主価値に含まれるものとなります。企業は様々な資産を持っていますが、その中でも事業に関連のない資産部分を抽出したものが非事業価値となります
2022年6月7日 00:36
前回はAppleのWACCを計算しました。今回でようやく事業価値の見積もりまで辿り着きます。まずは将来のキャッシュフローを推計してみたいと思います。が、将来のキャッシュフローを真面目に試算しようとすると、とても詳細な企業情報の確認とテクニカルな分析が必要になります。まずは理論的な試算方法を確認し、今回使用する試算方法を決定していきたいと思います。将来のキャッシュフローファイナンス
2022年5月29日 12:35
前回はAppleの株主資本コスト、負債コストを計算し、株主資本コスト:8.79%負債コスト:4.0%を導きました。計算の過程はこちらから。今回は引き続きWACCを計算していきます。株主資本Appleの株式は市場で取引されているため、市場価格と発行済株式数を掛け合わせることで時価総額を計算できます。市場価格は現在(2022/5/28)のものを使います。発行済株式数もYaho
2022年5月25日 21:26
前回はファイナンス理論における事業価値の計測方法を確認しました。今回は実際に企業の事業価値の計算をしてみたいと思います。米国を代表する企業であるAppleで試します。株主資本コストCAPMを使って株主資本コストを計算します。リスクフリー・レートは米国10年債を使用します。過去の平均を取るなどを考える事もできると思いますが、簡単のため現在値の2.79%を使います。マーケット
2022年5月21日 15:22
それでは引き続きやっていきましょう。前回の記事ではフリーキャッシュフローの考え方を確認しました。今回は将来のキャッシュフローを現在価値に換算するため、WACCから見ていきます。WACCとは加重平均資本コスト(Weighted Average Cost of Capital)のことで、ワックと読みます。計算式はこちら。要素を1つずつ見ていきます。・負債コスト企業が行った資
2022年5月15日 14:01
今回は、以前のnote「株式って何?」で少しだけ触れた事業価値について深堀りしていきたいと思います。まだご覧になられていない方はぜひこちらも合わせてご確認ください!事業価値とはとりあえず事業価値の定義をおさらいです。株主価値を見積もることができれば、適正な株価を見積もれます。適正な株価に比べて株価が割安であれば買い、割高であれば売りの判断ができます。その第一歩として事業価値を見積
2022年5月8日 22:01
前回のnoteではSPYとSPYDのトータルリターン比較を行いました。2015/10/22以降ではSPYのほうがリターンが高い結果となりました。別のETFでも同様の分析をしてみたいと思います。今回比較するETF今回はSBI証券で手数料無料で売買可能な以下ETFで分析をしてみます。VT : バンガード トータル ワールド ストックETFVOO : バンガード S&P 500 E
2022年5月7日 11:32
前回のnoteでは株式の分散投資の利回りを試算しました。ここ20年のS&P500(米国の主要な企業約500社)への分散投資の利回りは銀行の定期預金を大きく上回る実績となりました。SPYDについてさて、分散投資には他にも様々な分散の方法があります。全世界への分散から、先進国の主要企業への分散、国内での分散、同一業種内での分散、などなど。個別株投資でも、業種や国を分けることでリスクを下げ
2022年5月6日 21:01
今回は株式投資の利回りを見ていきます。前回のnoteでは、企業が将来生み出すフリーキャッシュフローを予測できない限り現在の株価の妥当性を判断できない(つまり株価が上がるか下がるかは予測できない)という話をしました。価値の将来予測では株式投資はやはりギャンブルということになってしまうのでしょうか。企業価値の図をあらためて見てみます。株主価値は事業価値と非事業価値から債権者価値を引いた
2022年5月5日 13:16
はじめに株式投資を怖いと感じる理由の一つとして、そもそも株式って一体何なのかを正しく理解していないことが挙げられます。証券会社を通じて売買される株式を見ているだけではイマイチその本質をつかめません。正しい理解のもとに証券取引を行うことで、いつもとは違った視点をもてると思います。このnoteでは株式について説明をします。が、その前に。まずは企業の時価総額について見てみます。日本が
2022年5月3日 17:32
はじめにはじめまして。syouheiです。このnoteでは「資産運用を通して金融リテラシーを高める」ことをモットーに、資産運用に関する様々な情報を発信していきたいと考えています。「米国株に投資するのが良い」「インデックスファンドで分散投資するのが良い」などなど、ネットを検索すると資産運用のHowToはたくさん出てきます。中には有益な情報も多く、サクッと投資を開始できてしまう便利な