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音楽を作るために考えていること

音楽を作るために考えていること
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トレードオフ。等価交換を指す。

トレードオフ。等価交換を指す。

トレードオフ。等価交換を指す。
一方を追求すれば、他方を犠牲にせざるを得ないという状態・関係のことである。

僕は一つの仕事ができない体質のせいで、いろんな仕事をしている。音楽関連もあるし、音楽以外もある。

特に解散した4月以降は衝撃的にヒマになったので、いろんなものに手をつけた。

自分の名前をブリブリ出すものもあれば、バキバキに灰色なゴーストライターをやったりもする。音楽のように詳しい仕事も

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険しいことを冒す

険しいことを冒す

「険しいことを冒す」と書いて冒険だそうだ。

外に出て色々なことを経験し、傷付いて倒れて立ち上がって、そして何かを手にする。

自分の人生の主人公は自分なのだから、みんな主人公になって冒険する。

他人の人生の中では脇役に過ぎない僕もあなたも、自分の人生に関しては険しさを冒す必要がある。

だから多少の危険は仕方ない。

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歌を作ることになったきっかけ

「自信を失くすと自分を見失い、一気に途方にくれる」

僕がその感覚に初めて滑り落ちたのは十四歳の頃だった。

中学生活も二年目になり難易度が苛烈する勉強の反動だろうか。教室内では横行するイジメまでがつられて苛烈していたし、先生たちはやたらと怒りっぽかった。

そんな学校を面白いとは思えなかった。
僕自身はイジメの被害者でも加害者でもなかったが、友達はいなかったので、基本的には学校は眠る場所になって

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ラン

ラン

CFあさってでおわりです!

最近走っていなかったから、走ろうと思った。

家のドアを開けると、8月の空は燃えるように灼けていた。

大通りに出る。

相変わらず車の音がものすごい。

山梨方面に向かう車と、新宿方面に向かう車が、彗星みたいに行き交っている。

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定食屋のやばいおやじ

定食屋のやばいおやじ

元気には適量がある。

むかしからそう思っている。元気すぎたらいいというわけではない。

そしてその量は結構シビアだったりする。『過ぎたるは及ばざるが如し』というが、元気過ぎててぶっ壊れてるとしか思えない人間がいた。

それがそこの定食屋のおやじだった。

身の回りにいるひとの中でも一番元気なひとだった。そんな元気な親父はある日失踪した。

どこかに行く前々から少し心配していた。

僕はその親父を

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干渉いらない

干渉いらない

「対立やケンカがいいことだ」と無条件に思っている人が、世の中にはいる。

彼らは「激しく論争を重ねることは是」という洗脳にかかっている。

ひどい上司になると、ディベート調の会議を見て「お!やっとるやっとる!それぐらいでなきゃいかん」とか言い出す始末だ。

『自分の意見を正直に言って、それが相手とズレていたら、徹底的に意見をぶつけ合う。そして、よりよい答えを導き出していく』という法則は是なのだろう

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気持ち、言葉の誤差

気持ちや考えていることを言葉で表している。

クリエイターじゃなくてもだ。みんながみんなやっている。

「ありがとう」も「ごめんね」も「さよなら」も記号だ。

より正確に気持ちを伝えるためだ。

それでも気持ちと言葉は同じにはならない。

じつは『気持ちを言葉にしても、気持ちと言葉は同じカタチにはならない』のだ。

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