マガジンのカバー画像

コーヒー

6
colon coffee roasters代表焙煎士によるコーヒーの知識や楽しみ方など。
運営しているクリエイター

記事一覧

コーヒーという黒くて苦い汁が世界貿易取引量2位まで上り詰めた理由

コーヒーという黒くて苦い汁が世界貿易取引量2位まで上り詰めた理由

僕が住んでいる京都はコーヒー消費量が日本一です。京都に限らず、世界中でコーヒーはたくさん飲まれていますね。
それもそのはず、コーヒーは貿易による取引量が2位の品目なのです。ちなみに1位は石油です。

コーヒーは元々イエメンというサウジアラビアのお隣の中東の国から始まりました。黒くて苦くて、飲んだら目が覚めたり興奮したりするらしい・・・もしあなたがそんな液体と出会ったら怪しくて飲むのをためらいません

もっとみる
アイスコーヒーの鮮度について

アイスコーヒーの鮮度について

気温も上がり、colon coffee roastersの京都の店舗でもアイスコーヒーの注文が増えてきました。
アイスコーヒーを炭酸水で割り、レモンを加えたスパークリングコーヒーも人気です。京都の店舗にお越しの際はぜひ飲んでみてくださいね。

さて、今日はアイスコーヒーの鮮度について書こうと思ったのですが、その前に、コーヒーの需要について。コーヒーの需要は夏と冬で大きく変わります。
夏になると、コ

もっとみる
コーヒー抽出が、もっと美味しく楽しくなる

コーヒー抽出が、もっと美味しく楽しくなる

コーヒー淹れてますか。

コーヒー豆を買ってきて自宅やオフィスで淹れる。ちょっと特別な感じがしますよね。でもコーヒーの抽出は、極端な言い方をすれば粉にお湯をかけるだけで誰でも出来ちゃいます。そこが良いところでもありますが、せっかく購入したコーヒーなので美味しく淹れられる方がいいですよね。

ハンドドリップでもコーヒーマシンでもどんな淹れ方であっても、淹れる時に気をつけるポイントは基本的に同じです。

もっとみる
僕たちがコーヒーを届ける理由

僕たちがコーヒーを届ける理由

※ この記事は前アカウントcolon coffee roasters (@coloncoffee)において2020/07/17にアップした記事の再編集です。
---

コーヒーが好きだから。コーヒーの焙煎が出来るから。これらのこともコーヒー屋をはじめる理由の一つだけど、僕たちがコーヒー屋を始めたのにはもっと明確な目的がある。

焙煎所colon coffee roastersを立ち上げる前から僕た

もっとみる
苦いコーヒーはカフェインが少ない?

苦いコーヒーはカフェインが少ない?

頑張らなければいけない夜や疲れた日の午後、眠気に勝つために苦いコーヒーを飲む。
あなたにもそんな経験があるかもしれません。

でも、実は同じ生豆を深煎りと浅煎りに焙煎した場合、酸味の強い浅煎りの豆の方が、苦みの強い深煎りの豆よりも含まれるカフェイン量が多いんです。カフェインは熱に弱い性質を持っており、焙煎温度を高くしたり時間を長くすると減少するのだそう。

本当に深煎りのほうがカフェインが少ないの

もっとみる
アイスコーヒーは自宅でも簡単に出来たてが楽しめる

アイスコーヒーは自宅でも簡単に出来たてが楽しめる

ホットコーヒーを飲むときは専門店で豆を買ってきてハンドドリップしてみたりするけど、アイスコーヒーとなると紙パックやペットボトルなど、液体の状態で販売されているものを買うという方が少なくありません。

美味しいコーヒーの基本は、煎りたて、挽きたて、淹れたて。遅くとも、焙煎したら3周間以内くらいで豆は使ってしまいたいし、粉にしたら3日以内に使いたい。抽出したら3時間以内には飲んでしまいたいところ。

もっとみる