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夢かうつつか… 【0/1096】
(子どもを亡くしたあとの世界について書いています)
突然の晴天の霹靂の
まるで信じられない出来事
しんとしたなにもないところに
ただ静かにいるそこははじめての場所だ
不安やなんの疑問もなくただ静かにたたずむ
だってそれしかできないのだから
なにも感じられないのだから
しかし人の生への執着か
だんだんと空気がかわりリアルがもどる
でもまた夢でそこへもどる
夢の中にいられたらよか
【605/1096】インスピレーション
うつ状態をぬけ
いいひらめきが降りてくる
インスピレーション
これまでは過去のことばかり
考えて後悔して囚われて
未来も見えず 今もわからず
悲しくなって どんどん
閉鎖的になっていた
こころに澱がたまってゆくことに
不安を感じていた
抜け出してみると
きみが亡くなる前のような
ひらめきが起こる
次々と浮かぶ
心も頭も閉ざされていたのか
元気になったわたしをみて
パートナーも元気になったらし
【604/1096】なにも書くことがない
ここのところ
頭も心もからっぽで
いい意味でからっとしていて
書くことがない
悔やむことが減ったのだろうか
季節は春から雨期
初夏に変わりつつある
身体がすこしけだるい
心持ちは平穏で辛くない
吐き出すことが溜まっていかない
書くためのネタがないみたい
こんなこと初めてかなぁ
書く気持ちが起きずに書くことが
浮かばないことはあったような
時のたつことの早さと濃さを思う
なんの意味もなさそうな
【603/1096】船出
わたしはやっとやりたいことに
手を付けはじめている
船出
大海原へむけて
ずっと夢見て地味に
準備してきたことのはじまり
きみの死によってさまよった日々も
これから大切に思うときが
来るかもしれない
わたしが船出前にしていたことは
やりたいことから遠く離れていた
仕事として取り組んできたこと
それを始めるとき
葛藤もあったし決別もあった
その中で
否定せず応援してくれた人は
2〜3人だったか
【602/1096】羨ましく思わない
子連れの親子 子どもの話
聞いたり見たりしたとき
自分の罪悪感が刺激され
自分のそれと比べては落ち込み
だからきみは消えたんだと思えて
辛かった
今はもうない
自分のことと他人のことを
切り離して考えられるようになった
わたしの問題はわたしのもので
他人さまのそれとは関わりがない
そう思えるようになった
自分の悲しいことは自分の課題
目の前の人たちの課題ではない
心配されてもされなくても
揺れ
【601/1096】なぜ戻れたのか
とてもショックな事が起きたとき
ばーんと知らない世界に飛ばされて
ここがどこで 自分がなになのか
生きていいのかどうかさえ
わからないときはある
激しい自罰や自責
ときに希死念慮をかかえ
そこから抜け出してみて
なぜ出られたのか
考えてみる
根本的に
「死にたい」と思ってないこと
これはたぶん大きい
わたしは死ぬために生まれてきてない
そういう思いが1番底にあった
大きなショックと自罰で
そう
【600/1096】青春は終わらない
先日 連続投稿を失敗した
いろいろあって投稿するのを忘れていた
いや いい意味で
昔からの友人に会う
ともに励まし合う
青春は終わらない
ここからが始まりだな
なんて思った
結婚 出産で自分という人生が変わって
家族のための時間が増える
それは当たり前だし悪くない
自分なりの使命を生きてきた
ここにきて
自分のやりたかったこと
自分にとっての胸アツなことを顧みる
それらをやらねば
やるなら今
【599/1096】まず生きてみる
なにがしかの不安 恐怖
苦しみ 悲しみ
それらがあったとして
まずそれを生きてみる
生きてみることで
なにか生まれることもある
らしい
河合隼雄さんいわく
そんなことも知らずに
まず生きてみた
選択肢はそれしかなかったんだけど
逃げ出さず 向き合いながら
ときに休み 生きてきた
きみの死はなんであったか
どう捉えたらいいのか
悲しんでいいのか
苦しみながら 愛おしみながら
生きてみた
流れ流され
【598/1096】空から空になるだけ
自分になる前は空で
いつか消えたらまた空
空から空へ
その間はつかの間のうたかた
きみは空へ消えた
消えた?戻った?
どっちでもいいか
現世はあっという間
きっとまたちりになるのだ
風のように消える日が来て
また空になる
仏教的な考えが好きだ
空 という概念
阿弥陀さまにお願いして
他力本願でもいい
どんな人にも救いがある
この世のもの 万物は
網目状に絡み合って
それぞれが影響し合って成り立
【597/1096】雨降りの日
雨降りの日は眠い
ゆったりのんびりした空気で
ぼーっとする
近所にお茶でもしにいこうかな
のんびり読書するのもいいな
しとしと降る雨の音に
まぶたが重くなる
忙しくすると休みが必要
前よりも体力が落ちて
無理ができない
あれもこれもできないから
本当にやりたいことをする
のんびり休むのもその一環
この2年 家族の安否も心配だった
すぎてみてやっと大丈夫だとわかった
自分のことも心配していた
【596/1096】食欲のこと
味覚が戻ってきたことで
おいしく食べられるようになった
なにを食べてもすごくおいしく
食べることが楽しくもある
食欲はあるようでない
食べられる量がへった
お腹がすくこともへった
食べなくちゃと思って食べてきた
いまはおいしいけれど
たくさんは食べられない
だからって
痩せたわけじゃないけど
おやつを食べるようになった
甘いものを食べることが増えた
きみがいなくなってから
食べ方が変わった
い
【595/1096】開示しないわけ
わたし達はほとんど開示していない
友達 職場などでも
ほとんどきみの不在を伝えていない
友人もほんとにすこしだけ
会ってないのもあるし
会わないつもりなのもある
伝えないまま会う人もいる
そういう人は物理的に遠い人
日常を知らない人
近所やママ友たちにも
ほとんど言っていない
聞かれる場もないので
あちら側が知っているかも知らない
言えない理由はたくさんある
まず理解されないこと
また噂にな
【594/1096】GWの集まり
またしてもこの時期
「みんなで集まろう」のお誘い
今年はもしかして
顔出しに行くかも
なんて気持ちになっているから
ほんとに行くかは別として
心持ちの変化を感じる
久しぶりにママ友にも会った
知ってか知らぬか
きみの話にはならない
子持ちの友人の話を聞くと
帰宅後のダメージがすごい
自分のダメさ 劣等感
なんで気づかなかったのか
そこへまたフォーカスが深まる
悲しくなることを受け入れ
また今日
【593/1096】休む
目が覚めて身体がいたい
寝違えだろうか
起き上がっても身体がだるい
軽くストレッチをする
昨夜寝る前にほぐしたはずの身体
なぜかダル重
やったから結果がうまくいく
そんなわけでもないんだな
世間はゴールデンウィーク
3月4月の変化への休息
心身の疲れにお休みを
のんびりする時間をもうけることは
本当に大切だと思う
今朝は雨降り
しとしと降る雨がまた
のんびり感をくれる
なんでもがんばるとか
【592/1096】悲しみの波
前よりも波の幅が生まれ
感情が揺れることが多い
それは自然なことだし
無に近い状況よりいいことなんだろう
揺れると辛いけれど
揺れを受け入れることにして
悲しいときは涙し
苦しいときはすこし休む
自分にやさしく
自分をよく見て生活している
呼吸がとまっていることも多く
なるべく落ち着いた呼吸を意識して
日々をすごしている
すこしずつ 素直なこころに
戻ってきている
戻るから悲しいし
戻るから楽
【591/1096】味覚のこと
このところご飯がおいしい
何を食べてもすごくおいしく感じる
そうか 味覚も戻ってきたのだ
味覚がおかしいなんて
まったく思っていなかった
それなりにおいしく食べてきたし
おいしいものを食べると
もう食べることのないきみに
罪悪感だってあった
いままでは死なないために食べてきた
いまは生きるために食べている
そういう心持ちの変化が
影響しているのだろうか
なんにしても食べ物がおいしい
甘みも旨味