話のはなし

つれづれなるままに きもちをのせて 風のようにきえていきたい 3年間を生きのびるための…

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つれづれなるままに きもちをのせて 風のようにきえていきたい 3年間を生きのびるための記し 残された者の日々

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夢かうつつか… 【0/1096】

(子どもを亡くしたあとの世界について書いています) 突然の晴天の霹靂の まるで信じられない出来事 しんとしたなにもないところに ただ静かにいるそこははじめての場所…

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17時間前
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【604/1096】なにも書くことがない

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【603/1096】船出

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【601/1096】なぜ戻れたのか

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【598/1096】空から空になるだけ

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【597/1096】雨降りの日

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【596/1096】食欲のこと

味覚が戻ってきたことで おいしく食べられるようになった なにを食べてもすごくおいしく 食べることが楽しくもある 食欲はあるようでない 食べられる量がへった お腹がす…

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10日前
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【595/1096】開示しないわけ

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【594/1096】GWの集まり

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12日前
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【593/1096】休む

目が覚めて身体がいたい 寝違えだろうか 起き上がっても身体がだるい 軽くストレッチをする 昨夜寝る前にほぐしたはずの身体 なぜかダル重 やったから結果がうまくいく そ…

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13日前
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【592/1096】悲しみの波

前よりも波の幅が生まれ 感情が揺れることが多い それは自然なことだし 無に近い状況よりいいことなんだろう 揺れると辛いけれど 揺れを受け入れることにして 悲しいとき…

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【591/1096】味覚のこと

このところご飯がおいしい 何を食べてもすごくおいしく感じる そうか 味覚も戻ってきたのだ 味覚がおかしいなんて まったく思っていなかった それなりにおいしく食べてき…

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2週間前
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夢かうつつか… 【0/1096】

夢かうつつか… 【0/1096】

(子どもを亡くしたあとの世界について書いています)

突然の晴天の霹靂の

まるで信じられない出来事

しんとしたなにもないところに

ただ静かにいるそこははじめての場所だ

不安やなんの疑問もなくただ静かにたたずむ

だってそれしかできないのだから

なにも感じられないのだから

しかし人の生への執着か

だんだんと空気がかわりリアルがもどる

でもまた夢でそこへもどる

夢の中にいられたらよか

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【605/1096】インスピレーション

【605/1096】インスピレーション

うつ状態をぬけ
いいひらめきが降りてくる
インスピレーション

これまでは過去のことばかり
考えて後悔して囚われて
未来も見えず 今もわからず
悲しくなって どんどん
閉鎖的になっていた
こころに澱がたまってゆくことに
不安を感じていた

抜け出してみると
きみが亡くなる前のような
ひらめきが起こる
次々と浮かぶ
心も頭も閉ざされていたのか

元気になったわたしをみて
パートナーも元気になったらし

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【604/1096】なにも書くことがない

【604/1096】なにも書くことがない

ここのところ
頭も心もからっぽで
いい意味でからっとしていて
書くことがない
悔やむことが減ったのだろうか

季節は春から雨期
初夏に変わりつつある
身体がすこしけだるい
心持ちは平穏で辛くない
吐き出すことが溜まっていかない
書くためのネタがないみたい

こんなこと初めてかなぁ
書く気持ちが起きずに書くことが
浮かばないことはあったような
時のたつことの早さと濃さを思う

なんの意味もなさそうな

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【603/1096】船出

【603/1096】船出

わたしはやっとやりたいことに
手を付けはじめている
船出
大海原へむけて
ずっと夢見て地味に
準備してきたことのはじまり

きみの死によってさまよった日々も
これから大切に思うときが
来るかもしれない

わたしが船出前にしていたことは
やりたいことから遠く離れていた
仕事として取り組んできたこと
それを始めるとき
葛藤もあったし決別もあった
その中で 
否定せず応援してくれた人は
2〜3人だったか

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【602/1096】羨ましく思わない

【602/1096】羨ましく思わない

子連れの親子 子どもの話
聞いたり見たりしたとき
自分の罪悪感が刺激され
自分のそれと比べては落ち込み
だからきみは消えたんだと思えて
辛かった

今はもうない
自分のことと他人のことを
切り離して考えられるようになった
わたしの問題はわたしのもので
他人さまのそれとは関わりがない
そう思えるようになった

自分の悲しいことは自分の課題
目の前の人たちの課題ではない
心配されてもされなくても
揺れ

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【601/1096】なぜ戻れたのか

【601/1096】なぜ戻れたのか

とてもショックな事が起きたとき
ばーんと知らない世界に飛ばされて
ここがどこで 自分がなになのか
生きていいのかどうかさえ
わからないときはある

激しい自罰や自責
ときに希死念慮をかかえ
そこから抜け出してみて
なぜ出られたのか
考えてみる

根本的に
「死にたい」と思ってないこと
これはたぶん大きい
わたしは死ぬために生まれてきてない
そういう思いが1番底にあった
大きなショックと自罰で
そう

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【600/1096】青春は終わらない

【600/1096】青春は終わらない

先日 連続投稿を失敗した
いろいろあって投稿するのを忘れていた
いや いい意味で

昔からの友人に会う
ともに励まし合う
青春は終わらない
ここからが始まりだな
なんて思った

結婚 出産で自分という人生が変わって
家族のための時間が増える
それは当たり前だし悪くない
自分なりの使命を生きてきた

ここにきて
自分のやりたかったこと
自分にとっての胸アツなことを顧みる
それらをやらねば
やるなら今

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【599/1096】まず生きてみる

【599/1096】まず生きてみる

なにがしかの不安 恐怖
苦しみ 悲しみ
それらがあったとして
まずそれを生きてみる
生きてみることで
なにか生まれることもある
らしい
河合隼雄さんいわく

そんなことも知らずに
まず生きてみた
選択肢はそれしかなかったんだけど
逃げ出さず 向き合いながら
ときに休み 生きてきた
きみの死はなんであったか
どう捉えたらいいのか
悲しんでいいのか
苦しみながら 愛おしみながら
生きてみた
流れ流され

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【598/1096】空から空になるだけ

【598/1096】空から空になるだけ

自分になる前は空で
いつか消えたらまた空
空から空へ
その間はつかの間のうたかた
きみは空へ消えた
消えた?戻った?
どっちでもいいか
現世はあっという間
きっとまたちりになるのだ
風のように消える日が来て
また空になる

仏教的な考えが好きだ
空 という概念
阿弥陀さまにお願いして
他力本願でもいい
どんな人にも救いがある

この世のもの 万物は
網目状に絡み合って
それぞれが影響し合って成り立

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【597/1096】雨降りの日

【597/1096】雨降りの日

雨降りの日は眠い
ゆったりのんびりした空気で
ぼーっとする
近所にお茶でもしにいこうかな
のんびり読書するのもいいな
しとしと降る雨の音に
まぶたが重くなる

忙しくすると休みが必要
前よりも体力が落ちて
無理ができない

あれもこれもできないから
本当にやりたいことをする
のんびり休むのもその一環

この2年 家族の安否も心配だった
すぎてみてやっと大丈夫だとわかった
自分のことも心配していた

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【596/1096】食欲のこと

【596/1096】食欲のこと

味覚が戻ってきたことで
おいしく食べられるようになった
なにを食べてもすごくおいしく
食べることが楽しくもある

食欲はあるようでない
食べられる量がへった
お腹がすくこともへった
食べなくちゃと思って食べてきた
いまはおいしいけれど
たくさんは食べられない
だからって
痩せたわけじゃないけど

おやつを食べるようになった
甘いものを食べることが増えた
きみがいなくなってから
食べ方が変わった

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【595/1096】開示しないわけ

【595/1096】開示しないわけ

わたし達はほとんど開示していない
友達 職場などでも
ほとんどきみの不在を伝えていない
友人もほんとにすこしだけ
会ってないのもあるし
会わないつもりなのもある

伝えないまま会う人もいる
そういう人は物理的に遠い人
日常を知らない人

近所やママ友たちにも
ほとんど言っていない
聞かれる場もないので
あちら側が知っているかも知らない

言えない理由はたくさんある
まず理解されないこと
また噂にな

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【594/1096】GWの集まり

【594/1096】GWの集まり

またしてもこの時期
「みんなで集まろう」のお誘い
今年はもしかして
顔出しに行くかも
なんて気持ちになっているから
ほんとに行くかは別として
心持ちの変化を感じる

久しぶりにママ友にも会った
知ってか知らぬか 
きみの話にはならない
子持ちの友人の話を聞くと
帰宅後のダメージがすごい
自分のダメさ 劣等感
なんで気づかなかったのか
そこへまたフォーカスが深まる
悲しくなることを受け入れ
また今日

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【593/1096】休む

【593/1096】休む

目が覚めて身体がいたい
寝違えだろうか
起き上がっても身体がだるい
軽くストレッチをする

昨夜寝る前にほぐしたはずの身体
なぜかダル重
やったから結果がうまくいく
そんなわけでもないんだな

世間はゴールデンウィーク
3月4月の変化への休息
心身の疲れにお休みを

のんびりする時間をもうけることは
本当に大切だと思う
今朝は雨降り
しとしと降る雨がまた
のんびり感をくれる
なんでもがんばるとか

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【592/1096】悲しみの波

【592/1096】悲しみの波

前よりも波の幅が生まれ
感情が揺れることが多い
それは自然なことだし
無に近い状況よりいいことなんだろう

揺れると辛いけれど
揺れを受け入れることにして
悲しいときは涙し
苦しいときはすこし休む
自分にやさしく
自分をよく見て生活している

呼吸がとまっていることも多く
なるべく落ち着いた呼吸を意識して
日々をすごしている
すこしずつ 素直なこころに
戻ってきている
戻るから悲しいし
戻るから楽

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【591/1096】味覚のこと

【591/1096】味覚のこと

このところご飯がおいしい
何を食べてもすごくおいしく感じる
そうか 味覚も戻ってきたのだ

味覚がおかしいなんて
まったく思っていなかった
それなりにおいしく食べてきたし
おいしいものを食べると
もう食べることのないきみに
罪悪感だってあった

いままでは死なないために食べてきた
いまは生きるために食べている
そういう心持ちの変化が
影響しているのだろうか
なんにしても食べ物がおいしい
甘みも旨味

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