KAZZ

ディレッタントのクリスチャンです。

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最近の記事

創作と信仰

 この1ヶ月、諸事情ありましてカフェでの仕事が休暇となり、仕事といえば火曜日と金曜日のポスティングだけをやっていましたが、本日からカフェでの仕事にも復帰いたしました。  それで、その間も当然執筆活動を続けておりまして、4月には2作の短編を書きましたが、13歳ぐらいからことあるごとに「むなしい、むなしい、ああむなしい!」と嘆いてきた私には、やはりことあるごとに「むなしさ」というのはつきまとっています。  もちろん「むなしさ」というのは、誰しも少なからず感じることであろうとは思い

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      Mary`s Song of Praise

      過去に創った弦楽四重奏曲”Mary`s Song of Praise”のMusic Videoを創りました。ロケ地は大河原です。

      • いい一日、いい一週間だった!

         2週間前に友人と『せんだい短編戯曲賞』の共同執筆の話がありまして、今週の日曜日から本日土曜日までの、日火水木金土の6日間で400字詰原稿用紙換算枚数33枚の『今日はいい一日だった!』という短編戯曲を、私の本名と友人の本名とから取ったペンネーム「小丸和夫」名義で完成させ、本日応募しました。  友人はアメリカ人といえど、とても日本語が達者なうえにその日本語の語彙も豊富で、プロットもセリフ回しもほとんど友人が担当したようなものですが、日本語の縦書き戯曲作品の書き方には「ト書きは

        • 太宰治賞目指す放蕩息子

           昨日は昨年応募した「第40回太宰治賞」のことがふと気になり、HPを確認したところ、2週間前の3月1日に応募総数1405篇のうちから選ばれし120篇(太宰治賞は1回に2篇まで応募出来ます)の一次選考通過作品の発表がされておりました。  「通過作品一覧はこちらをご覧ください。」  期待と不安にドキドキしながら、このPDFのリンクを開いて、何度かスクロールして確認するも、そこに私のペンネームと作品名はありませんでした。私としても、あとからになってその2作は「ちょっと会話文が多

        創作と信仰

          愛情

           まだ不備や誤り等が無いか確認する必要があるため応募していませんが、今日はプロアマ問わず8000字以内の作品を募集している第2回『幻想と怪奇ショートショート・コンテスト』に応募するための、一昨年の秋に書いた『愚人と賢人』という掌編小説の手書き原稿を書き上げました。ちょうど「幻想と怪奇」という名詞がふさわしい作品だと思います。  このコンテストでは応募原稿の形式として、メール添付の場合、デジタルデータではtxtファイルでの応募が第一に挙げられているにもかかわらず、なぜわざわざ

          『根源悪の系譜 カントからアーレントまで』の記録を終えて

           個人的アンソロジー手記『金言集』に、リチャード・J.バーンスタイン氏が2002年に著した『根源悪の系譜 カントからアーレントまで』のなかから、記録しておきたい一節一節を去年の8月末から定期的に書き記してまいりまして、今日やっと終わりました。  リチャード氏は本書において、第一部の「悪、意志、自由」にて、カント、ヘーゲル、シェリングの哲学を引き合いに「悪」の定義を示したあと、第二部の「悪の道徳心理学」では、ニーチェとフロイトによる「悪」についての言論を取り上げ、最終部である

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          文学と現実

           今日の礼拝後は『Cafe 青山文庫』にて、いつものサイフォン式コーヒーを喫みながら、2024年2作目となる短編小説『強欲弱者(仮)』の1回目の推敲作業の続きをしました。  大なり小なり、誰だってそうだとは思いますし、こんな大変な時代にこんなことを言うのは罰当たりとも思いますが、なんだかやはり、特に30代になってからどうしようもなくむなしくなる時が多いです。そんななかでも「創作」に没頭している時だけは「むなしさ」を忘れることが出来ますし、なによりもその「むなしさ」というのも、

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          地(つち)の塩 世の光

          新作讃美歌である『地(つち)の塩 世の光』のデモトラックが完成いたしました。歌声はさておき、歌詞とメロディーはなかなかにいいものが出来たと思います。

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          Isn’t the Moon Beautiful?(Practice)

          My new composition.  同じ変ロ長調の『いつか王子様が』を練習していたら降ってきた曲です。  まだまだ演奏に余裕がありませんし、ミスタッチもありますし、音割れも発生しておりますが、ご愛嬌、ということで。

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          コヘレトは熱血漢

           ここ1ヶ月読書といえば、もっぱら10月よりはじまった放送大学2年目2学期に履修している各科目の教材を読んでいましたが、そのさなかにどうしても読みたいと思って読んだ1冊。  思えば私は、13歳の時分より、ことあるごとに「むなしい」と口にしてきており、あれから18年ほど経った、31歳となった現在でも、ことあるごとに「むなしさ」を感じています。  そんな私は22歳から聖書を読み始め、23歳の時分にクリスチャンとなりました。その年の洗礼式の「あかし」において引用した聖句はローマ書

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          第18回角川全国俳句大賞応募と俳句私論

           さくじつ、10月31日に締め切りをむかえる「第18回角川全国俳句大賞」へ自由題2句と題詠(あらかじめ決められた題によって創られた詩歌)1句とを応募いたしました。  自由題の1句目は、  揚花火欄干(らんかん)にハイボール缶 という句で、今年の8月5日、大崎市の「ひまわりの丘」へ訪れたあと、コロナ禍後4年ぶりの通常開催となった仙台七夕花火祭へ赴いた夜に詠んだ句です。  この句は、俳句という575・17音字の制約のなかにあって、2句目3句目、7・5の「欄干にハイボール缶」

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          生涯学習とクヌルプ愛

           10月より放送大学2年目2学期の学業が始まりました。「2学期が終わるまでは勉強に集中したいから小説等の執筆はしない」とかほざいておりましたが、結局書き出してしまい、目下文字数4248文字の新作をちびちびと書き進めているところです。  前回の『黄揚羽』は約1万8000文字の、短編のなかでも短い作品となりましたが、今回の作品は最低でも3万文字〜4万文字を目指したいと思います。  ところで放送大学2年目の2学期受講科目は、 原初から/への思索——西田幾多郎とハイデッガー——

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          Autumn Leaves(Practice)

           うちの教会では、イベントとして、いわゆる「オープンマイク」が不定期に開催されます。撮影して演奏すると、そういった「ご聴衆」の前で演奏する時の緊張感とまったく同じではありませんが、ある程度の緊張感のなかでミスなく最後まで弾こうとするので、オープンマイクぐらいの、ほんの余興程度へ向けた練習にはちょうどいいです。  アメリカにおいてジャズのスタンダードナンバーとなった”Autumn Leaves”は、もとはフランスのシャンソンで、原題は Les Feuilles mortes というタイトルです。”Autumn”ということから、日本語タイトルでいうと『枯葉』ということから「秋」のイメージがいたしますが、日本の俳諧世界の「歳時記」において「枯葉」は「冬」の季語に分類されます。  欧米といっても、フランスとアメリカでは地理的に離れていますが、欧米と日本の風土の、その季節感の違いが表れているのでしょうか。なにはともあれ、夏の連日続いた暑さがウソのように、めっきりと寒くなってまいりまして、アンニュイなこの曲を聴きたい弾きたい折と相成りました。

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          表現者

           先日の日曜日の礼拝後、西公園にて教会員のみなさまと昼食と交わりの時を持っていたところ、牧師夫人が私の近況をお尋ねになりました。  私は放送大学の学生であり、10月から2年目2学期がはじまったので、はじめは順当に放送大学のことを報告していましたが、その次には、先日制作いたしました映像作品『傾国』の制作中であった旨を報告いたしました。それを受けて、牧師夫人のご次男は次のように言いました。「和真くんは、YouTuberだからね!」⋯⋯。  YouTuber⋯⋯思えば、「YouT

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          傾国

           『傾国』という自作掌編小説を朗読した映像作品を創りました。

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          創作と血

           3ヶ月前に6年ほど使った i Phone 8 から i Phone14 に乗り換えました。i Phone 14に乗り換えたのは、i Phone 8がとうとう正常に機能しなくなってきたからというのが第一にありますが、実際はi Phone 14のカメラを用いた動画制作をしたかったというのもあり、8月には、過去に作曲した曲のミュージックビデオを創りました。  2日前に船岡城址公園の「曼珠沙華まつり」へ参りまして、i Phone14でちょうど見頃の曼珠沙華の咲き誇る景色(けいしょ

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