KAZZ

ディレッタントのクリスチャンです。

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記事一覧

福音という幹

 新作の小説を書くのに、月のことをもっと知る必要が生じたため『図説 月の文化史 神話・伝説・イメージ(以下『月の文化史』)』と『月世界大全』の中古本を某オンライ…

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4日前

創作と信仰

 この1ヶ月、諸事情ありましてカフェでの仕事が休暇となり、仕事といえば火曜日と金曜日のポスティングだけをやっていましたが、本日からカフェでの仕事にも復帰いたしま…

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2週間前
3

Mary`s Song of Praise

過去に創った弦楽四重奏曲”Mary`s Song of Praise”のMusic Videoを創りました。ロケ地は大河原です。

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1か月前

いい一日、いい一週間だった!

 2週間前に友人と『せんだい短編戯曲賞』の共同執筆の話がありまして、今週の日曜日から本日土曜日までの、日火水木金土の6日間で400字詰原稿用紙換算枚数33枚の『今日は…

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2か月前

太宰治賞目指す放蕩息子

 昨日は昨年応募した「第40回太宰治賞」のことがふと気になり、HPを確認したところ、2週間前の3月1日に応募総数1405篇のうちから選ばれし120篇(太宰治賞は1回に2篇まで…

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2か月前
2

愛情

 まだ不備や誤り等が無いか確認する必要があるため応募していませんが、今日はプロアマ問わず8000字以内の作品を募集している第2回『幻想と怪奇ショートショート・コンテ…

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2か月前
2

『根源悪の系譜 カントからアーレントまで』の記録を終えて

 個人的アンソロジー手記『金言集』に、リチャード・J.バーンスタイン氏が2002年に著した『根源悪の系譜 カントからアーレントまで』のなかから、記録しておきたい一節一…

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2か月前

文学と現実

 今日の礼拝後は『Cafe 青山文庫』にて、いつものサイフォン式コーヒーを喫みながら、2024年2作目となる短編小説『強欲弱者(仮)』の1回目の推敲作業の続きをしました。 …

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3か月前
1

地(つち)の塩 世の光

新作讃美歌である『地(つち)の塩 世の光』のデモトラックが完成いたしました。歌声はさておき、歌詞とメロディーはなかなかにいいものが出来たと思います。

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6か月前

Isn’t the Moon Beautiful?(Practice)

My new composition.  同じ変ロ長調の『いつか王子様が』を練習していたら降ってきた曲です。  まだまだ演奏に余裕がありませんし、ミスタッチもありますし、音割れも発…

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6か月前

コヘレトは熱血漢

 ここ1ヶ月読書といえば、もっぱら10月よりはじまった放送大学2年目2学期に履修している各科目の教材を読んでいましたが、そのさなかにどうしても読みたいと思って読んだ1…

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6か月前
1

第18回角川全国俳句大賞応募と俳句私論

 さくじつ、10月31日に締め切りをむかえる「第18回角川全国俳句大賞」へ自由題2句と題詠(あらかじめ決められた題によって創られた詩歌)1句とを応募いたしました。  自…

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6か月前

生涯学習とクヌルプ愛

 10月より放送大学2年目2学期の学業が始まりました。「2学期が終わるまでは勉強に集中したいから小説等の執筆はしない」とかほざいておりましたが、結局書き出してしまい…

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7か月前
5

Autumn Leaves(Practice)

 うちの教会では、イベントとして、いわゆる「オープンマイク」が不定期に開催されます。撮影して演奏すると、そういった「ご聴衆」の前で演奏する時の緊張感とまったく同…

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7か月前

表現者

 先日の日曜日の礼拝後、西公園にて教会員のみなさまと昼食と交わりの時を持っていたところ、牧師夫人が私の近況をお尋ねになりました。  私は放送大学の学生であり、10…

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7か月前
1

傾国

 『傾国』という自作掌編小説を朗読した映像作品を創りました。

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7か月前
福音という幹

福音という幹

 新作の小説を書くのに、月のことをもっと知る必要が生じたため『図説 月の文化史 神話・伝説・イメージ(以下『月の文化史』)』と『月世界大全』の中古本を某オンラインショップで買い、土曜日に『月の文化史』の下巻と『月世界大全』が届きました。2冊とも、ぱらぱらとめくっていたところ『月の文化史』に、以前所有されていた方が挟んだと思しきしおりが挟んであるのを認めました。
 それで、先に『月世界大全』から読み

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創作と信仰

 この1ヶ月、諸事情ありましてカフェでの仕事が休暇となり、仕事といえば火曜日と金曜日のポスティングだけをやっていましたが、本日からカフェでの仕事にも復帰いたしました。
 それで、その間も当然執筆活動を続けておりまして、4月には2作の短編を書きましたが、13歳ぐらいからことあるごとに「むなしい、むなしい、ああむなしい!」と嘆いてきた私には、やはりことあるごとに「むなしさ」というのはつきまとっています

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Mary`s Song of Praise

過去に創った弦楽四重奏曲”Mary`s Song of Praise”のMusic Videoを創りました。ロケ地は大河原です。

いい一日、いい一週間だった!

いい一日、いい一週間だった!

 2週間前に友人と『せんだい短編戯曲賞』の共同執筆の話がありまして、今週の日曜日から本日土曜日までの、日火水木金土の6日間で400字詰原稿用紙換算枚数33枚の『今日はいい一日だった!』という短編戯曲を、私の本名と友人の本名とから取ったペンネーム「小丸和夫」名義で完成させ、本日応募しました。

 友人はアメリカ人といえど、とても日本語が達者なうえにその日本語の語彙も豊富で、プロットもセリフ回しもほと

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太宰治賞目指す放蕩息子

太宰治賞目指す放蕩息子

 昨日は昨年応募した「第40回太宰治賞」のことがふと気になり、HPを確認したところ、2週間前の3月1日に応募総数1405篇のうちから選ばれし120篇(太宰治賞は1回に2篇まで応募出来ます)の一次選考通過作品の発表がされておりました。

 「通過作品一覧はこちらをご覧ください。」

 期待と不安にドキドキしながら、このPDFのリンクを開いて、何度かスクロールして確認するも、そこに私のペンネームと作品

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愛情

愛情

 まだ不備や誤り等が無いか確認する必要があるため応募していませんが、今日はプロアマ問わず8000字以内の作品を募集している第2回『幻想と怪奇ショートショート・コンテスト』に応募するための、一昨年の秋に書いた『愚人と賢人』という掌編小説の手書き原稿を書き上げました。ちょうど「幻想と怪奇」という名詞がふさわしい作品だと思います。

 このコンテストでは応募原稿の形式として、メール添付の場合、デジタルデ

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『根源悪の系譜 カントからアーレントまで』の記録を終えて

 個人的アンソロジー手記『金言集』に、リチャード・J.バーンスタイン氏が2002年に著した『根源悪の系譜 カントからアーレントまで』のなかから、記録しておきたい一節一節を去年の8月末から定期的に書き記してまいりまして、今日やっと終わりました。

 リチャード氏は本書において、第一部の「悪、意志、自由」にて、カント、ヘーゲル、シェリングの哲学を引き合いに「悪」の定義を示したあと、第二部の「悪の道徳心

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文学と現実

 今日の礼拝後は『Cafe 青山文庫』にて、いつものサイフォン式コーヒーを喫みながら、2024年2作目となる短編小説『強欲弱者(仮)』の1回目の推敲作業の続きをしました。
 大なり小なり、誰だってそうだとは思いますし、こんな大変な時代にこんなことを言うのは罰当たりとも思いますが、なんだかやはり、特に30代になってからどうしようもなくむなしくなる時が多いです。そんななかでも「創作」に没頭している時だ

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地(つち)の塩 世の光

新作讃美歌である『地(つち)の塩 世の光』のデモトラックが完成いたしました。歌声はさておき、歌詞とメロディーはなかなかにいいものが出来たと思います。

Isn’t the Moon Beautiful?(Practice)

My new composition.

 同じ変ロ長調の『いつか王子様が』を練習していたら降ってきた曲です。
 まだまだ演奏に余裕がありませんし、ミスタッチもありますし、音割れも発生しておりますが、ご愛嬌、ということで。

コヘレトは熱血漢

コヘレトは熱血漢

 ここ1ヶ月読書といえば、もっぱら10月よりはじまった放送大学2年目2学期に履修している各科目の教材を読んでいましたが、そのさなかにどうしても読みたいと思って読んだ1冊。

 思えば私は、13歳の時分より、ことあるごとに「むなしい」と口にしてきており、あれから18年ほど経った、31歳となった現在でも、ことあるごとに「むなしさ」を感じています。
 そんな私は22歳から聖書を読み始め、23歳の時分にク

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第18回角川全国俳句大賞応募と俳句私論

 さくじつ、10月31日に締め切りをむかえる「第18回角川全国俳句大賞」へ自由題2句と題詠(あらかじめ決められた題によって創られた詩歌)1句とを応募いたしました。

 自由題の1句目は、

 揚花火欄干(らんかん)にハイボール缶

という句で、今年の8月5日、大崎市の「ひまわりの丘」へ訪れたあと、コロナ禍後4年ぶりの通常開催となった仙台七夕花火祭へ赴いた夜に詠んだ句です。
 この句は、俳句という5

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生涯学習とクヌルプ愛

 10月より放送大学2年目2学期の学業が始まりました。「2学期が終わるまでは勉強に集中したいから小説等の執筆はしない」とかほざいておりましたが、結局書き出してしまい、目下文字数4248文字の新作をちびちびと書き進めているところです。
 前回の『黄揚羽』は約1万8000文字の、短編のなかでも短い作品となりましたが、今回の作品は最低でも3万文字〜4万文字を目指したいと思います。

 ところで放送大学2

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Autumn Leaves(Practice)

 うちの教会では、イベントとして、いわゆる「オープンマイク」が不定期に開催されます。撮影して演奏すると、そういった「ご聴衆」の前で演奏する時の緊張感とまったく同じではありませんが、ある程度の緊張感のなかでミスなく最後まで弾こうとするので、オープンマイクぐらいの、ほんの余興程度へ向けた練習にはちょうどいいです。

 アメリカにおいてジャズのスタンダードナンバーとなった”Autumn Leaves”は
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表現者

 先日の日曜日の礼拝後、西公園にて教会員のみなさまと昼食と交わりの時を持っていたところ、牧師夫人が私の近況をお尋ねになりました。
 私は放送大学の学生であり、10月から2年目2学期がはじまったので、はじめは順当に放送大学のことを報告していましたが、その次には、先日制作いたしました映像作品『傾国』の制作中であった旨を報告いたしました。それを受けて、牧師夫人のご次男は次のように言いました。「和真くんは

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傾国

 『傾国』という自作掌編小説を朗読した映像作品を創りました。