孤独の意味も__女であることの味わいも

孤独の意味も、女であることの味わいも

書名:孤独の意味も、女であることの味わいも
著者:三浦瑠麗
出版社:新潮社
発行日:2019年5月17日
読了日:2019年7月15日
ページ数:144ページ

メディアで見る三浦さんはすごく知的で上品で
きっと育ちが良くて、何不自由なく
育ってこられたのかなって思ってました。

今日まで誤解してました><。

一人の女性として、母、娘、恋人として
苦しい経験・体験をたくさんされてきたのだなと
この本を通してすごく良くわかりました。

私は男性なので女性が大人になるまで
色々なところで受ける”女性”としての扱いについて
正直なところあまり理解していませんでした。

きっと女性にしかわからない大変さが
今でも多く残されているとは思う。

男性が”男性”として見られる事よりも
女性が”女性”として見られる事の方が
はるかに多い世の中ですからね。

三浦さんが自らのことをここまで
包み隠さず執筆された事に尊敬せざるを得ない。
多くの女性が勇気づけられる事は間違いないし
男性にとってもパートナーを支える際に
役に立つのではないかと思いました。

三浦さんは
「孤独を身に着けたことで得られるものは多かった」
と語っています。

孤独の意味

これは経験した人しかわからないだろうし
今、孤独を感じている多くの人の
背中を後押しする事は間違いない。

意味のない人生なんてない
改めてそう思いました。



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