Toyoshi Morioka
記事一覧
テクニカルディレクタのメニュー表
2月から無職というかフリーランスになってるわけですが、結構仕事の相談をいただいております。
折角4月まで、という限定的無職なので実験も兼ねて自分のメニュー表を作ったので公開してみます。
はじめに これはテクニカルディレクタとしてのメニューとなっております。他のスタンスでの依頼(例えば教育者とか研究者とかクリエイタとか)はまた別途ご相談ください。
テクニカルディレクションについては成果物
星座データをビジュアライズする
TouchDesignerのようなパソコンを使う開発ツールの用途のうちのひとつに「データビジュアライゼーション(データ可視化)」という分野があります。
コンピュータとTouchDesignerを使うことで科学的で正確なデータを元に、手では入力しきれない大量のデータを簡単に扱うことができます。
サンプルはこちら。
オープンデータを使う今回はAstro Commonsのデータを使って地球から見た星
インスタレーション・デザイン設計論考
SPEKTRAの一員としてここ数年インスタレーションを制作したり、制作を依頼されたりといったことが増えてきたのですが、その中でよく出る考え方、方法論のようなものをまとめて記します。「SPEKTRA」という人格として書いてますがSPEKTRAはチーム名なので私と違う意見や考えを持っている人も居ると思います。念のため断りを入れておきます。
イルミネーションやライトアップは作らない「夜、光らせて欲しい
メディアアートとパイオニアと名乗ることの難しさについて
この記事は2022年12月に執筆したものの、非公開にしていた記事を2023年12月の目線で修正し、公開するものである。一部情報が古くなっているところもある旨をご了承いただきたい。
著作権をめぐっての訴訟2022年の4月、チームラボはアメリカのMuseum of Dream Space(以下MODS)を訴えた。
チームラボはMODSが作品の盗用、そして自社の作品の写真をSNSでの拡散に利用された
ヴィンテージテクノロジーは表現の苗床になるのか
「新たな」レトロブームここ数年、1990年代後半から2000年代のデザインをリバイバルしたような「新しい」レトロなデザインが人気である。当時を経験した世代からのニーズだけかと思えばそうでもなく、それらを経験していない世代(つまり20代の若い世代)からも人気を博しているようだ。
K-POPの枠を超えて世界的な人気を博すグループ、NewJeansのウェブサイトも敢えて、今よりも一昔前のウェブサイト
ジェネレイティブアートとNFT
ジェネレイティブアートとの出会いジェネレイティブアートという言葉を知ったのは30歳前後の頃だった。当時メーカの研究開発部署でプログラミング業務をしていた私は研究データのビジュアライズ手法について悩んでいて、そのさ中にProcessingというツールを見つけた。
Processing関連の検索をするとさまざまなデータをプログラムを書いて美しくビジュアライズするサンプルや手法に満ちていて、「プログラ
Apple Vision Proまとめ
いつ発表されたの?発売時期は?2023年6月5日、Appleの自社イベントWWDC2023で発表された。アメリカでは来年初旬、他の地域では来年後半に発売予定。
平たく言うと何なの?独自OSを搭載した非透過型ヘッドマウントディスプレイ(以下HMD)。単体でも利用可能だが、Macと無線接続しても利用できる。
コンセプトは?空間コンピュータという呼び方をしている。
Mac→パーソナルコンピュータ、i
「賑わい」をいかにして作るか
メタバースへの逆風ChatGPTのリリースから来ているAIブームの一方、メタバースと呼ばれていた分野では再編が相次いで報じられている。
ここ数年、コロナ禍の中でメタバースという言葉がまるで次に来る未来の代名詞のように使われていたし、実際にメタバースというキーワードを散りばめたプレスリリースや起業、新規のプロジェクトや製品のリリースを数多く見た。
しかし、今はそれがそのままChatGPTに置き換え
LED Tubes Simulator Template
はじめにこれはLEDチューブを大量につかった空間演出を作成するためのツールです。
GUI上で見た目を確認しながら演出を開発するためのシミュレーター機能と実際にLEDチューブの制御信号と飛ばすArtnet制御の機能を持っています。
また、施工状況や配線の変更に対応するため、すべてのパーツをTable DATをベースに生成しなおせるように作ってあります。
実際のプロジェクトファイルはこちら。
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STEPシリーズのServoModeコントローラをTouchDesignerで作る
2022年08月16日:ファイルをアップデートしました
キネティックインスタレーションやステッピングモータを使ったプロトタイピングにとても便利なPonoor Experiments社のSTEP400およびSTEP800のServoModeコントローラを作りました。
ダウンロードはこちら。
以下は概要と説明です。
STEPシリーズとはSTEPシリーズはステッピングモータをOSCで簡単に制御できる
Tシャツを色々試した結果、GOATに決めた件
合計20種類ぐらいTシャツを実験した結果、暫くはGOATをメインに買うことを決めました。
すでに4枚追加購入して着まわしてます。
Tシャツを探してた理由ここ2年ぐらいで気づいたのですが、自分はコーディネイトをパンツから決める人間でして。
となると夏場は自動的に『パンツに合うTシャツ』を自分のクローゼットから探し出すことになるわけです。なので無地Tシャツはどんなパンツが来ても大体合わせられる、自分
クォリティを上げるおすすめのtox
作ったTouchDesignerのプロジェクトや絵に一味加えるためにサクッと試せるtoxを配布、DLできるところを集めてみました。
フォトリアルな絵作りのためのtoxYasuhiro Hosinoさんのポストエフェクトアセット。
ブルーム、モーションブラー、レンズボケ、簡易レンズシミュレーション、SSAO、スクリーンスペースリフレクションなどがtox化され、公開されています。無料。MITライセン
モードを切り替える・管理する
コンテンツを作っているといくつかのモードを切り替えたい場合というのがあります。
例えばゲームを作る場合、待機画面、プレイ画面、結果画面の3つのモードを持ち、それぞれを切り替えていきたくなるでしょう。
こう言った場合、切り替えに『ユーザの操作』もしくは『一定時間経ったら』という、時間制限をかけてのモード切り替えを行う場合が多いため、TouchDesignerではTimer CHOPを使うことが多いよ
理想の夏の白Tを探す
Tシャツの評価基準個人的なTシャツの評価基準、というかこだわりは『1枚で着たい』『気軽に洗って気軽に着れる』『光沢感のあるTシャツはUUで事足りるのでコットンらしいマットな質感なTシャツが欲しい』と言った感じ。具体的に言うとこんな感じだろうか。
透けない
身体の線を拾い過ぎない
ゆったり目のシルエット
化繊的な光沢感がない
ドライな質感
乾燥込みで運用できる
値段は勿論安い方が良い