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コーヒー豆知識

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コーヒーが好きで、よりコーヒーの知識が知りたい方のために、少しマニアックな話題をまとめました!
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デカフェの効果を検証してみました

デカフェの効果を検証してみました

去年の12月に「trescoffee」の各SNSにて、カフェインが苦手でコーヒーを飲めない、または制限している方にデカフェ(カフェインレス)の豆を送らせてもらい、モニターをお願いしていました!
投稿がとても遅くなってしまい、すみません💦

なぜモニターしようと思ったのか?コーヒーを飲んだら夜寝れなくなってしまう。
カフェインにアレルギーに近いものがあって、お茶を飲んでも軽くお腹を壊してしまう。

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同じ名前の豆でも味が違う?コーヒーの味が変わる理由

同じ名前の豆でも味が違う?コーヒーの味が変わる理由

同じ名前のコーヒー豆でも、お店が違うと
味が違うような?
そんな経験はありませんか?
コーヒーはいろんな要因で味が変わってしまうので、お店ごとに違いが、もっと言えば同じお店でも買う時期によって、微妙に味が変わってきたりします。
今回はコーヒーの味が変わる要因を、まとめてみました。

分かりやすい味が変わる要因1番影響が大きいのは焙煎度合いです。
同じ豆でも深煎りと浅煎りでは、全く別物のコーヒーにな

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コーヒーの味、エイジングと劣化の違いについて

コーヒーの味、エイジングと劣化の違いについて

コーヒー豆は焙煎されてから、日々味わいが変わっていきます。
焙煎された豆からは、炭酸ガスが大量に放出されていて、焙煎した直後は大量のガスが抽出の邪魔をしてしまいます。
2~3日経ってガスの放出が落ち着いて、しっかりと成分を抽出出来るようになり、美味しい変化をするのが、エイジング。

ガスと共に香り成分も抜けていき、酸素や空気中の水分と反応してしまい、美味しくなくなってきてしまうのが、劣化 になりま

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アナエロビック(嫌気性)発酵について

アナエロビック(嫌気性)発酵について

空気に触れさせず発酵させる(嫌気性発酵)、元々はワインの精製で使われていた手法だったらしいんですが、最近はコーヒーの新しい精製方法として見かけることも増えてきました。

味の特徴としては、独特のフルーティな発酵感や、シナモンフレーバーが出やすいとされています。

コーヒーの果実を覆っている、ミューシレージ(ぬるぬるした粘質物)を、コーヒー豆を精製するときに取ってしまうんですが、本来なら捨ててしまう

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ハニー精製とパルプドナチュラルについて

ハニー精製とパルプドナチュラルについて

前回のナチュラルとウォッシュト、精製のお話の続きになります。
ナチュラルとウォッシュトの違いについてはこちらに書いています。

パルプドナチュラル
コーヒーの精製、ナチュラルとウォッシュトには、メリット、デメリットがあるので、良いとこ取りを目指してブラジルで開発されたのが、パルプドナチュラルになります。

まずはパルパーと呼ばれる機械で果肉を取り除き、生豆を覆っている、ぬるぬる(ミューシレージ)を

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コーヒーの品種について

コーヒーの品種について

コーヒーの品種は大きく分けて3種類あります。
そこからさらに、普段飲むコーヒーの品種はたくさんの種類に分かれていくんですが、
今回はその3種類(コーヒーの3原種)とメインになる品種を書いてみたいと思います。

1. アラビカ種風味や香りが良く美味しいコーヒーとされていて、レギュラーコーヒーとして飲まれています。
皆さんが普段飲んでいるのは、実はほとんどがアラビカ種になります。
ただ病気に弱く気候変

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コーヒー豆の精製、ウォッシュトとナチュラルの違いについて

コーヒー豆の精製、ウォッシュトとナチュラルの違いについて

コーヒーの果実から生豆を取り出す工程のことを、精製と呼びます。
今回はその精製方法のメインになる2つ、
ウォッシュドとナチュラルについて、作業工程と特徴の違いを書いてみます。

ナチュラル(非水洗式)ナチュラル精製は収穫した果実を、乾燥させてからコーヒー生豆を取り出します。
乾燥途中で雨が降ってしまうと全てダメになってしまうので、乾期のあるブラジルやエチオピアなどの限られた地域で生産処理されていま

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コーヒー豆の焙煎度

コーヒー豆の焙煎度

コーヒーの味は焙煎度で大きく変わってきます。
自分の好みの豆を探しているときは、まずは好みの焙煎度を見つけてみると、好きなコーヒーに出会いやすくなるかと思います。
なので今回は焙煎度のそれぞれの特徴を書いていきます。

コーヒー生豆は焙煎することで、豆の色が茶色く濃くなっていき、次第に苦味とコクが増してきます。
そしてコーヒー豆は焙煎により豆内部の圧力が上昇して、パチパチ、ピチピチと2回ハゼます。

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焙煎する前のコーヒー生豆

焙煎する前のコーヒー生豆

お店で売られている茶色いコーヒー豆は、焙煎した(焼かれた)状態で、元々は収穫されたコーヒーチェリーと呼ばれる果実から、コーヒー豆を取り出してコーヒー生豆として輸入されてきています。

この生豆を焼いていくことで、カラメル化と呼ばれる化学反応が起こり、お店で並んでいるような茶色いコーヒー豆になります。

そしてコーヒー生豆は農作物なので、現地でもしっかり選別はしてくれていますが、どうしても悪い豆が混

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カフェインの効果は約15分後から

カフェインの効果は約15分後から

カフェインによる覚醒作用は、コーヒーを飲んでから約15分後から効果が出始めて、約2時間持続すると言われています。

実際に僕も仕事場に、朝3杯分ドリップしてカフアのコーヒーボトルに入れて休憩時間ごとに飲んでいるんですが、なんとなくスッキリ集中出来るのが2時間ぐらいな肌感覚があります。
ちなみにこのコーヒーボトル、1年以上毎日使ってもまだまだ使えそうです!
たまに液漏れするので、100均のペットボト

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