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自己紹介代わりの記事5つ。お気に入りのものです。
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あいつはギフテッド

あいつはギフテッド

空を眺めるのが好きだった。

ぼーっと流れる雲と時々飛んでくる飛行機。私の住んでいた街は空港があったから、飛行機がよく見えた。轟音が響いて高く飛ぶさまは、わたしにとって自由の象徴に見えた。

「それANAの○○便、ボーイング○○○だよ」

中学校へ行く途中、空を見上げながら歩いていたわたしは、急に声をかけられて、転びそうになった。

「え?なに?」

「だからあれはANAの〜…」

入学以降、彼と

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痛くて夏い

痛くて夏い

海が見えた懐かしい坂を、自転車の二人乗りで駆け抜けたあの夏。

夏の終わりが近づく季節、もうセプテンバー。9月のはじまりはいつも、なんだかソワソワして、少し寂しくなる。夏にサヨナラはなかなか言えなくて、きらっきらに眩しい太陽と思い出が、胸をざわめかせる。

秋の風が吹く今日は、夏の残り香を探してさまよっている。花火ができなかった今年、まだ「若者のすべて」を聴けないままでいる。最後に花火をしたのはい

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閉鎖病棟でパーティーをしよう

閉鎖病棟でパーティーをしよう

あの夏、わたしは閉鎖病棟にいた。

もう3年、まだ3年。傷だらけの腕とハート、タバコを一箱。それに、相棒のライオンのぬいぐるみを連れて、わたしはベッドの上にいた。わたしが入院した場所は、大して患者もいない田舎の病院。同室の半分は、重度の認知症のおばあちゃんだった。入院したきっかけは、もちろん自殺未遂。"もちろん"なんて使うところ間違ってるかもしれないけど。

閉鎖病棟は不思議なところだ。そこにはな

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世界一臆病者の勇者たちへ【自殺未遂した話】

世界一臆病者の勇者たちへ【自殺未遂した話】

あの日のことを、鮮明に覚えている。

たしか、前日まで友人"だった"ひとと話をした。俳優を志していた友人の出演作を観たのがきっかけで、いわゆるバッドに入った。とにかく、スーパースーパーバッドに。バッドに入ったきっかけのくせして、今はもう内容を覚えていない。

わたしはもともと、いじめと毒親に苦しんだことから、精神疾患を中学生の頃から患っている。自傷行為もやめられないまま二十歳をすぎ、大学に進学した

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初恋の待ち合わせはいつも踊り場で。【同和問題】

初恋の待ち合わせはいつも踊り場で。【同和問題】

私には、一度だけ告白をされた経験がある。
告白と言っても罪を告白する訳ではなく、いわゆる「ラブ」というやつだ。

小学生の頃引っ越してきた私は、転校生として小さな田舎町で過ごした。
娯楽といえば駄菓子屋でお菓子を買うくらいのレベル。

当然、みんなそれなりにグレた。
やることがないからだ。

同級生の一部は、普通に万引きしていたし、授業中はみんな机の下でゲームをしていた。
特にグレていたのが私のニ

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