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米津玄師のもう一つの時代の唄、”パプリカ”をMステで観た

昨年、米津玄師は2つの「時代の唄」を生み出した。

一つが、ポップ・ミュージックの歴史を更新してみせた、美麗なる鎮魂歌”Lemon”。


そしてもう一つが、「<NHK>2020応援ソング」として、彼が作詞・作曲・プロデュースを担当した”パプリカ”である。


本日、Foorinが「ミュージックステーション」に初登場。2020年、そしてその先の未来に向けて、溢れんばかりの笑顔を輝かせながら同曲を披露した。

僕は、改めてこの曲の凄まじさを思い知らされた。

そうだ、ポップ・ソングを極限まで洗練させた時、その唄は「童謡」になるのだ。

一度聴くだけで覚えられるほどのシンプルさと、あらゆる世代の人々に等しく仕えるような公共性。”パプリカ”には、僕たちの生活に容赦なく浸透してしまうほどの、至極の「普遍性」が宿っている。ふとした時、この曲を思わず口ずさみたくなる人も多いのではないだろうか。

もちろん、そんな奇跡のような楽曲を生み出すことができるアーティストは、決して多くはない。米津玄師は、間違いなくその内の一人だ。


《パプリカ 花が咲いたら/晴れた空に種を蒔こう/ハレルヤ 夢を描いたなら/心遊ばせあなたにとどけ》


2020年のその先、”パプリカ”が歌い継がれていく未来は、きっと明るいと信じたい。



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