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菅田将暉 × 米津玄師、魂の共震コラボ再び

昨年、僕は菅田将暉の「ロック」について、このような記事を書いた。

初めて彼の1stアルバムを聴いた時の感動は、今もなお全く色褪せていないし、むしろ、より自由に音楽活動に打ち込む姿を見て、その「確信」をより深めた。

そして、ドラマ『パーフェクトワールド』の主題歌である”まちがいさがし”が、本当に素晴らしい。

《君の目が貫いた 僕の胸を真っ直ぐ/その日から何もかも 変わり果てた気がした/風に飛ばされそうな 深い春の隅で/退屈なくらいに何気なく傍にいて》

盟友・米津玄師とのコラボレーションが実現したのは、”灰色と青”に続き、今回で二度目だ。米津が、これほどまでにストレートな感情の昂りを表現できるのは、菅田の「声」の力を、心から信じているからだろう。そして菅田は、その絶対的信頼に、今回も真正面から応え切った。

7月には、2ndアルバム『LOVE』をリリース。続けて、8月からは全国ツアーを開催することも決まっている。

彼の新しい歌に、言葉に、パフォーマンスに触れるたびに、純粋にワクワクするし、心を奮い立たされる。大げさな言い方かもしれないが、今の音楽シーンにおいて、そう思わせてくれる「ロックボーカリスト」は、決して多くはない。

嘘も、衒いもない。等身大で、赤裸々で、不器用なくらい真っ直ぐで、だからこそ、涙が溢れるくらい輝かしい。

僕は、菅田将暉の「ロック」を信じ続ける。


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