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『急に具合が悪くなる』
じぶんの命って、あと何十年か変わらずにあると思っているじゃない。でももし、「あなたは、急に具合が悪くなりますよ(≒急に体調を崩し、そのまま死にますよ)」と言われたらどうすればいいのか。
この本は、そういう状態を宣告された哲学者が、「具合が悪くなるまで」人類学者と交わした往復書簡をまとめた本。
この本が、それこそ急に身に迫ってきたのだ。身近にいるのだよ。自分の命が、あと3日なのか、あと30日なの
読みたい:絵巻とマンダラで解く生命誌
やややややこれはとんでもないぞ。何億年かの生命の歴史を、一枚の絵巻物にするならどうなるかという壮大なメディエーションの実験。
うめざわ
※あと、絵のテイストがいわさきちひろさんっぽい絵本タッチなのもいい。
読みたい:『時間は存在しない』
石井ゆかりさんの週報が大好きなのは、運勢じゃなくて、人間の行動の雛形みたいなものを見せてくれるからだと思う。
だって、たとえばこれ。
愛情や誠実さ、真剣さを行使するには、どうしても時間が必要です。
素早く愛するとか、迅速に誠実になるとかは、たぶん、難しいのです。
https://note.com/weekly_kntr/n/nec35d61eb2a1?magazine_key=m1224bbc
ヨシタケシンスケ『もしものせかい』
この絵本は、2070年の日本でも読まれていると思う。
もしも、自分に孫ができたならば、私が若いときこの絵本が出たんだよって語ってきかせたいくらい。
野暮なことはいわないから、本屋で10分立ち読みしたらいい。たぶん涙ぐんで立ち尽くす。あたらしく、でもじつはとても肌なじみのいい死生観だと思うのよ。
うめざわ
*この本を送りつけてまで読ませたい人がいたけれど、ちょっとなまなましすぎてやめた。よんでく
苦手になるのは、力があるから 『33の悩み、33の答え』
人前で話すのを”苦手になれる”のは才能です、ってすごくない?
しかもそれ、南海キャンディーズの山里さんが言うんだから、もうすごすぎない?
ほぼ日がやってたインタビュー企画、これ読んだときほんっとびっくりしたの。「人前で話すのが苦手なんです」というお悩みに対して、「それは才能です」って。そんな返しある?
なんで苦手かっていえば、相手の立場に立って考えたり、その場を俯瞰できる力があるからでしょう?