けいこま

京都府在住。今興味あること及び実際活動中「ボードゲーム」「読書とブックレビュー」「保護…

けいこま

京都府在住。今興味あること及び実際活動中「ボードゲーム」「読書とブックレビュー」「保護猫活動組織作り」「イベント運営」「本を肴に呑み会をする」

マガジン

  • book review

    心に残った本の紹介または感想コラム

  • こまねこまつり2020回顧録

    わたしが関わった「こまねこまつり2020」の企画それぞれの回顧録です。

記事一覧

偶然の出会いがまさか

この数カ月で馴染みの本屋が2軒も書籍販売をやめ、我が町に本屋が無くなった。どういうわけか、そのことがとても衝撃的で、自分でも驚くほどに打ちのめされている。 近年…

けいこま
3か月前
12

毒吐きデトックス(子育て支援センターには行かなくちゃいけないの?)

某氏が主催する毒吐き企画、他では吐けない毒をただ吐く、という素晴らしく後ろ向き(?)な企画ですがわたしは大好き。最近開催されないので(寂)、回顧録というか他ブロ…

けいこま
3年前
3

ボランティア活動に何を夢見る

「ボランティアという病」という本を読んだ。情報に疎いわたしからすると暴露本と言っていい内容でボランティアについてのみならず、人の生き方をも考えさせられる刺激を受…

けいこま
3年前
3

浜に生息するアンノウン

ビーチクリーン活動に幾度か参加しています。 子どもらを連れて行くと、クリーンなことはあまりしないけど、まあ、独自に考えた謎の遊びで他の子どもたちと遊べるし、何よ…

けいこま
3年前
8

若者でない自分と向き合うために

子どもら(小学生)が、得意げに聞いてくる。 「馬の耳に?」「念仏!」 「三重県の県庁所在地は?」「津市!」 めんどくさいけどいちいち答える。何が目的かわからんけど…

けいこま
3年前
6

再録・これ以上「最悪」なことは日常にあまりない

某ブログサイトに投稿してから久しい。若干改稿し転載。 というのも、昨日、自然界にはあまりない発色の揺れる白色を川原で見つけたから。。。 。。。。。。。。。。。。 …

けいこま
3年前
5

もふもふみぞこライブラリー蔵書(2月28日現在)

まちライブラリー@つねよし百貨店に本棚を設けました。 2月28日蔵書 大人もこどもも、ねこ特集!! 「猫又指南」くまくら珠美  可愛すぎずシュール過ぎずな猫漫画 …

けいこま
3年前
9

こまねこまつり回顧録2 OpenStreetMap にゃっピングパーティ

正式名称は「にゃっピングパーティー 京都!まちあるき!マッピングパーティ第19回:丹後金刀比羅神社」です。端的に言うと、誰でも使えるオープンデータとしてのオンライ…

けいこま
3年前
4

決してアニメに詳しいわけじゃない40代女のつぶやき

某所で某氏が、入院するにあたり 「異世界転生物じゃなくて、 何かと戦うことがなくて、 身体の一部のバランスが非常に悪い絵柄じゃない」最近のアニメを教えて欲しいと書…

けいこま
3年前

つっこみ力

<ボケとツッコミについての私的駄文1> 日常生活において、天然ボケ星人は数多に存在し、彼ら彼女らはそのままではただのイタイ人、適格なツッコミがあってこそ輝く存在…

けいこま
3年前
1

過疎の嵐の中を生きる

Book review 1 「亡び村の子らと生きて 丹後半島のへき地教育の記録」 池井 保 出版社:あゆみ出版 発行年:1977  雪に閉ざされる、を実感すると思いを馳せずにはいられ…

けいこま
3年前
5

お講さん

生まれてから19歳まで神奈川県で育った。 今やここ京都北部に住んだ年月の方が長くなってしまったから、関東とは違う地域行事・宗教行事、考え方も受け入れているし、子供…

けいこま
3年前
12

反抗期と不老不死

稀にご自身について、または親御さんが我が子について「反抗期が無かった」と仰るのを耳にしたことがある。なんて幸福な凪の人生だろう、わたしに関して言えば当該年齢時に…

けいこま
3年前
8

クリスマスをやりすごす

イケてないクリスマス経験を積み重ねた結果なのか、世間に従順になれない性格が災いしたか、クリスマスに対しての意欲が半端なく欠けていることを自分自身にごまかしきれな…

けいこま
3年前
6

うああああ

あああああ!と実際に声に出して悶絶している不惑の四十代。。 もう20数年注目している、定期的にチェックしている、数々の変遷があった、そのどんな時もちくしょーちくし…

けいこま
3年前
6

大人たちよ立ち上がれ!

奴は、アクロバティックに仕掛けてくるのだ、うんざりしてる大人に、限りなくしつこい、そして躊躇がない弾丸だ。 子どもだからとみんなが遠慮しているから、世の理もわか…

けいこま
3年前
6
偶然の出会いがまさか

偶然の出会いがまさか

この数カ月で馴染みの本屋が2軒も書籍販売をやめ、我が町に本屋が無くなった。どういうわけか、そのことがとても衝撃的で、自分でも驚くほどに打ちのめされている。

近年、書店の減少に歯止めがかからないとは言われてきた。そりゃそうだよね、とは思っていたが、いざ最寄りの本屋が閉店となると、
大袈裟に言うならば一つの文化資本(文化インフラ)が失われ、ますます文化度が低下していくような喪失感、知的文化から取り残

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毒吐きデトックス(子育て支援センターには行かなくちゃいけないの?)

毒吐きデトックス(子育て支援センターには行かなくちゃいけないの?)

某氏が主催する毒吐き企画、他では吐けない毒をただ吐く、という素晴らしく後ろ向き(?)な企画ですがわたしは大好き。最近開催されないので(寂)、回顧録というか他ブログサイトに投稿したものを修正して転載。

本当はリアル開催が望ましいけど、オンラインとなってしまった回。車社会の田舎ではどこへ行くにも自家用車につき、お酒は呑めないのですが、オンラインやばいっすね、ガンガン呑めるのでつい口も軽くなって吐く毒

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ボランティア活動に何を夢見る

ボランティア活動に何を夢見る

「ボランティアという病」という本を読んだ。情報に疎いわたしからすると暴露本と言っていい内容でボランティアについてのみならず、人の生き方をも考えさせられる刺激を受けた。

「地獄への道は善意で舗装されている」という海外のことわざをよく見聞きする。
わたしは偽善が嫌いだ。とにかく鋭敏に察知してしまう。そして振り返る。わたしはどうか?常に自分も見張っていなければならない。

無料で物をもらったり、サービ

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浜に生息するアンノウン

浜に生息するアンノウン

ビーチクリーン活動に幾度か参加しています。
子どもらを連れて行くと、クリーンなことはあまりしないけど、まあ、独自に考えた謎の遊びで他の子どもたちと遊べるし、何より海辺で遊ぶと心が解放されてとても楽しそうです。

母(わたし)「おーい、○○(子の名)〜、やべー!おかあさん、アンノウン拾ったぞ!!」
子「!!」「???おかあさん、アンノウンって何??」
それは、わたしがその場で勝手に名付けたおそらく誰

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若者でない自分と向き合うために

若者でない自分と向き合うために

子どもら(小学生)が、得意げに聞いてくる。
「馬の耳に?」「念仏!」
「三重県の県庁所在地は?」「津市!」
めんどくさいけどいちいち答える。何が目的かわからんけど次々と教科書的問題を出してくる、まあ、この程度間違えるわけないよね、すると、おかあさんなんで知ってるの?って(馬鹿にしとんのかw)、
「大人だからね!」と大声で言ったのが最近の大人の自覚であります。

Book review 3
「「若者

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再録・これ以上「最悪」なことは日常にあまりない

再録・これ以上「最悪」なことは日常にあまりない

某ブログサイトに投稿してから久しい。若干改稿し転載。
というのも、昨日、自然界にはあまりない発色の揺れる白色を川原で見つけたから。。。
。。。。。。。。。。。。
。。。。。

記 2020.06.06
田植えの季節ならではの惨事。
自分の想像力が豊かすぎてつらい。。。

おそらく多くの犬は、近所のなわばりパトロール(散歩)中、時に草むらなどに身体をこすりつけたりごろごろ転がったりする。
当方田舎な

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もふもふみぞこライブラリー蔵書(2月28日現在)

もふもふみぞこライブラリー蔵書(2月28日現在)

まちライブラリー@つねよし百貨店に本棚を設けました。

2月28日蔵書
大人もこどもも、ねこ特集!!

「猫又指南」くまくら珠美  可愛すぎずシュール過ぎずな猫漫画
「伊藤潤二の猫日記 よん&むー」伊藤潤二 ホラー漫画家の描く猫漫画。これを読んだらもうJ君の恐怖漫画は怖くなくなりましたw
「ヒグチユウコ作品集」ヒグチユウコ 猫、キノコ、蛸、少しダークな世界観。
「東京よりみち猫MAP」一志敦子 こ

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こまねこまつり回顧録2 OpenStreetMap にゃっピングパーティ

こまねこまつり回顧録2 OpenStreetMap にゃっピングパーティ

正式名称は「にゃっピングパーティー 京都!まちあるき!マッピングパーティ第19回:丹後金刀比羅神社」です。端的に言うと、誰でも使えるオープンデータとしてのオンライン地図OpenStreetMap(OSM)をみんなで作ろう!という企画です。

こまねこまつり2020に実行委員として参加しています。
いろいろな地域おこしの形はありますが、わたしはこのような派手ではないけど、一番基礎となる取り組みはとて

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決してアニメに詳しいわけじゃない40代女のつぶやき

決してアニメに詳しいわけじゃない40代女のつぶやき

某所で某氏が、入院するにあたり
「異世界転生物じゃなくて、
何かと戦うことがなくて、
身体の一部のバランスが非常に悪い絵柄じゃない」最近のアニメを教えて欲しいと書いていた。

それ以来ずっとそのことが頭から離れず。。。だって、異世界転生チート物が今全盛(もうおなかいっぱいです)だし、だいたいのアニメは戦いの中での出来事(プリキュアすらも)で、
さらには巨乳(身体の一部のバランスが異常ってそういうこ

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つっこみ力

<ボケとツッコミについての私的駄文1>
日常生活において、天然ボケ星人は数多に存在し、彼ら彼女らはそのままではただのイタイ人、適格なツッコミがあってこそ輝く存在なのである、つっこみに感謝以外無いはずだ!
と、若かりし頃は激しく主張していたことを思い出す。。
というのも、自分自身は完全ツッコミ側の人間だと思っていたので、のべつ幕無しにボケまくる自称「天然」の作られたぼんやりかわいいを武器にする女子に

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過疎の嵐の中を生きる

過疎の嵐の中を生きる

Book review 1
「亡び村の子らと生きて 丹後半島のへき地教育の記録」
池井 保
出版社:あゆみ出版 発行年:1977

 雪に閉ざされる、を実感すると思いを馳せずにはいられない。
こんな日に我が家とは比べ物にならない豪雪地、あの山の中の僻地に住む名も知らぬ人々の忍耐強さ、厳しさ、明るさ、優しさ、悔しさを。

この本は、70年代そんな僻地の小学校に赴任した一教師の、学校だけでない地域での

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お講さん

お講さん

生まれてから19歳まで神奈川県で育った。
今やここ京都北部に住んだ年月の方が長くなってしまったから、関東とは違う地域行事・宗教行事、考え方も受け入れているし、子供ができてからは我が家なりに実践して楽しんでもいるのだが、どこか気に入らないというか、反発も覚えるものもある。それは、今よりはるかに余所者を排斥する住民の態度を受けた経験、義母に対する反発が多大にあると自覚している。

その中で、年末から年

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反抗期と不老不死

反抗期と不老不死

稀にご自身について、または親御さんが我が子について「反抗期が無かった」と仰るのを耳にしたことがある。なんて幸福な凪の人生だろう、わたしに関して言えば当該年齢時には本日の日本海の如く荒れ狂っており、数十年経った今もまだ細々と反抗期継続中といった感じである。今ではそれは母がまだ若いからであり、元気な印なのだと恩ぎせがましく思っている。

という娘目線の思いもあるが、今やわたしも二児の母。近いうちに来る

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クリスマスをやりすごす

クリスマスをやりすごす

イケてないクリスマス経験を積み重ねた結果なのか、世間に従順になれない性格が災いしたか、クリスマスに対しての意欲が半端なく欠けていることを自分自身にごまかしきれなくなってきました。。

あー、ホームパーティー的ごちそう作るのちょーめんどくさい、
ブリ大根でも炊いてビール飲んでぐだぐだしたいよーーー。
はたと周りを見回すと、我が家はクリスマス的装飾物が一つも無いことに気づく。。。毎年どうでもいいと思っ

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うああああ

うああああ

あああああ!と実際に声に出して悶絶している不惑の四十代。。
もう20数年注目している、定期的にチェックしている、数々の変遷があった、そのどんな時もちくしょーちくしょーと自分の稼ぎの少なさを嘆き、いつか、いつかはと自らを鼓舞させてきた存在。。。そして今日またアクセスしてみる心理的サイクルだったのだろう、ぐおおおおお、ほ、欲しい、
あ、アイボ欲しい!!!

あんた、たくさん本物のねこたちも犬もいるじゃ

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大人たちよ立ち上がれ!

大人たちよ立ち上がれ!

奴は、アクロバティックに仕掛けてくるのだ、うんざりしてる大人に、限りなくしつこい、そして躊躇がない弾丸だ。

子どもだからとみんなが遠慮しているから、世の理もわからない子どもが本当に調子にのっているじゃないか、老婆にも、体調が優れない者にも容赦ない、見るもの全てがターゲットだ。

奴には誰かが一度ガツンと血を見るほどに懲らしめなければならない、どうせ反撃してこないとたかをくくっている、団結せよとは

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