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それ、幻想かもよ!

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本当の自分とか幸せとか、そういうのって全部幻想かもしれないよ。
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2020年1月の記事一覧

「イマドキの若者は…」とつい言ってしまうおじさんたちへ

「イマドキの若者は…」とつい言ってしまうおじさんたちへ

「新入社員が定時になると即帰る、アイツはだめだ」

相変わらず定期的に出ますね。この手の「イマドキの若者」論。

こちらの記事では、新入社員には会社に対する帰属意識が希薄だから、会社も自分たちの居場所であるように意識づけしてあげるべきだ、的なことが書かれています。

居場所ねえ。

何度も同じこと申し上げて恐縮ですが、会社が居場所であった時代は、会社は35年後も自分たちの安定した収入と立場を約束し

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受け身の人間は、選択することができない

受け身の人間は、選択することができない

結婚したいけど出会いがない…。

これは、婚活男女に共通する悩みのひとつです。

それもそのはずで、かつては、職場での出会いが圧倒的に多かったのですが、昨今のセクハラなどの締め付けで、たとえセクハラにならなかったとしても、社内で異性をデートに誘う行為は控えるという方向にいっています。

そもそも、男も女も7割が受け身なので、お見合いもなければ、職場での出会いもないと八方ふさがりです。詰みます。

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問題は「少子化ではなく少母化である」という認知の拡大を

問題は「少子化ではなく少母化である」という認知の拡大を

少子化問題については、過去何度も書いていますが、こちらで以前書いて大いにバズッた「少子化ではなく、問題は少母化である」という主旨の記事を、本日東洋経済オンラインの連載の方でも公開されました。

前回は「1985年と2015年の子どもの数の比率が変わらない」という話をしたのですが、それに対して「1985年はもう少子化がはじまっていたのだから比較しても意味ない」という否定的なコメントもいただきました。

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オタクのエモい行動力が経済を回す

オタクのエモい行動力が経済を回す

1月11日の1並びの土曜日朝9時から文化放送「村上信五くんと経済クン」という番組に出演しました。

その内容は、こちら番組の公式ページにて、放送後記という形でまとめられています。

こちらのラジコでも期間限定ですがお聴きになれます。

後半部分でソロエコノミーを支えている独身者のうち、アイドル市場やオタク市場、ゲーム市場を支えているのはオタクたちであるという話になったのですが、村上さんとこういう会

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川崎、京都、神戸、福岡の4都市が4年で死滅する未来がすぐそこに

川崎、京都、神戸、福岡の4都市が4年で死滅する未来がすぐそこに

あけましておめでとうこざいます! 2020年初投稿です。本年もよろしくお願いします。

正月、田舎に帰省したのですが、話題が葬式の段取りの話(誰を呼ぶの呼ばないの)とか墓の話とか坊さんをどうするかとか、そういえば誰々が昨年亡くなったとかいう話ばっかりで、迫りくる高齢化多死社会の足音がでかくなっていることを痛感しました。

「お正月に葬式の話なんて縁起でもない」と思いますか?実は、もうそんなことは言

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