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それ、幻想かもよ!

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本当の自分とか幸せとか、そういうのって全部幻想かもしれないよ。
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2023年11月の記事一覧

選挙と天下り先のことしか考えない政治家と官僚が制度を迷宮にする

選挙と天下り先のことしか考えない政治家と官僚が制度を迷宮にする

記事にある通りのことなので、いちいち詳細は省くが、所得制限を撤廃したり、支給対象年齢を拡大したり、第三子のカウントを修正したり、といろいろ細切れな追加修正を加えて、「古い旅館が無計画な増築や改装を重ねたがために客も従業員も使いにくい迷宮化する」パターンで、もう作ってる本人たもわけがわからなくなっているのではないか?

これに対して、「いい方向に少しずつ修正されるのは悪いことではない」などというのも

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「結婚は金」の問題であり、それも「額面給料ではなく手取りの問題」

「結婚は金」の問題であり、それも「額面給料ではなく手取りの問題」

私自身も少子化に関する専門家としていろいろなメディアから取材を受けるが、最近閉口しているのは、岸田内閣の異次元の少子化対策発表以降、「俺もいっちょかみしたい」という門外漢が増えて、政府の少子化対策と同等の的外れなことを言う内容を何の疑いもなく取り上げるメディアがあることだ。

中には、「政府の家族関係支出GDP比を増やせば少子化解決(ハンガリーを見習え)」とか「今子どものいる夫婦がもうひとり産めば

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「民主制・寡頭制・独裁制」どれがダメで、どれがいいの?

「民主制・寡頭制・独裁制」どれがダメで、どれがいいの?

人間なんてものは、時代が変わったからといって変わるものではない。もちろん、農業革命や産業革命、情報革命など時代において生きる環境は変わるが、その中でもがいて生きている人間自体、考えることも行動することもたいして違いはない。

たとえば、政治の統治体制について日本で「独裁制がいい」などという人はあまりいないだろう。北朝鮮やロシアや中国などを見れば「あんな統治者、ごめんだ」と思うからだ。

しかし、一

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武器も爆弾も使わないこれからの戦争のカタチ

武器も爆弾も使わないこれからの戦争のカタチ

少子化という出生増については、すでに国はあきらめているという話は前にも書いた。そして、その見解は間違っていない。今更政府が対策したところで出生数が絶対に増えない理由は「少母化」にあることは何度も書いている通りだ。産む母体のの女性の絶対人口が減っているのだから当たり前の話である。

しかし、政治家はそれを十分知ってるくせに絶対に公言しない。公言しないだけならまだマシだが、政局や選挙対策のためだけに効

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江戸に花開いたストリートエンタメ業

江戸に花開いたストリートエンタメ業

江戸時代の江戸が現代と酷似している話は過去に何度もとりあげている。大都市である江戸に人口集中することも然り、独身男性の男余り現象然り、外食産業が栄えたことも然り、女性の社会進出によって未婚化と離婚増加になったことも然り。現代の推し活のようなものすらあった。

こちらの「居酒屋の起源」の記事もものすごく読まれました。

さて、江戸において、というより、江戸の活気を生み出した最たるものは「棒手振り」稼

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